岩手県盛岡市でさぶかるバーを経営しはじめた元オタクのヌルイ日記サイト～AE 最新

AE攻撃側全滅

当サイトの管理人「全滅屋団衛門」は東北の山奥にヒキコモっていたニート中年であったが
なにを勘違いしたのか田舎で「サブカルバー」を経営したいと思いたち
今まで買ったままで見ていないDVD、買ったままで遊んでいないエロゲー、買ったままで組み立てていないプラモデル、等々を内装代わりに店内においておけばなんとなくそれっぽく見えるんでないの？
なんぞと社会を舐めたような考えでサブカルバー経営をすることにしたオタが綴るオタ日記サイト「ＡＥ～攻撃側全滅」

「サブカルバーＡＥ」本当に飲み屋やってます
〒020-0022　岩手県盛岡市大通１－５－２４－３０４　コーリンプラザビル３Ｆ「ＡＥ」
ＴＥＬ　０１９－６８１－４０３３
地図はコチラ
営業時間
基本的に
火～金　　　１７：００～２４：００
土、日、祝　１２：００～２４：００
月　　　　　　定休日
ですが時々臨時休業が入ります

カレンダーの白い色の日にちは　１７：００～２４：００　営業
カレンダーの緑の色の日にちは　１２：００～２４：００　営業
カレンダーの赤い色の日にちはお休みです
7月中はツール・ド・フランス開催日に限って定休日返上で営業します。

時間制チャージで、最初の３０分５００円、以後３０分延長するたびに500円。ソフトドリンク無料、フード、アルコール類は別会計で各500円（一部例外あり）。まあ要するにマンガ喫茶と同じシステムです。

7月中は、ツール・ド・フランス２０１６開幕を記念して、チャージ料金を１２：００～１７：００　１０００円、１７：００～２４：００　２０００円の上限を設けさせていただきます。面倒なんでチャージの料金表を下に掲示しておきますので参考にしていただければと思います。

	～３０分	～６０分	～９０分	～１２０分	～１５０分	～１８０分	～２１０分	～２４０分	～２７０分	～３００分
通常	~~５００円~~	~~１０００円~~	~~１５００円~~	~~２０００円~~	~~２５００円~~	~~３０００円~~	~~３５００円~~	~~４０００円~~	~~４５００円~~	~~５０００円~~
記念フェア割引１７：００～２４：００	５００円	１０００円	１５００円	２０００円	２０００円	２０００円	２０００円	２０００円	２０００円	２０００円
記念フェア割引１２：００～１７：００	５００円	１０００円	１０００円	１０００円	１０００円	１０００円	１０００円	１０００円	１０００円	１０００円

面倒なら３０分/５００円　　昼１０００円　夜２０００円MAXだと憶えてもらえれば幸いです

2016/7/31

前回の更新が3日で、その次の更新が31日か
私のやる気のなさが実によく表れているなあ、困ったもんだよ、全く

さて、更新をサボっている間にいろんなことがあったので
それについていろいろ書いてみよう

今年のツール・ド・フランスは中盤から良くも悪くもクリス・フルームの一人舞台で他選手を圧倒。
あまりの強さに見ている方も呆れるぐらいで、とにかくクリス・フルームの印象しか残らない、そんなレースでした
特に、事故に巻き込まれ自転車が壊れて走行できなくなってしまったものの、あまりの観客の混雑ぶりにサポートカーが入ってこれず代車が来ないという状況下におかれたフルームが、峠の頂上にあるゴールに向かって自分の両足で走りだした姿には、もう眩暈がするほどまぶしかったですよ
昔、自転車漫画の金字塔曽田正人先生の「シャカリキ！」で主人公が同じようなことをしでかすのですが、まさかそれをこうして現実で見ることになろうとは

熱い男だよフルームさん、もう惚れちまいそうです

参議院議員選挙があったそうで
私が住む岩手県選挙区では民・共・社・生が推薦する所謂野党共闘候補が当選したわけで
全国的には自民公明党候補が圧勝したとかいうことで
これをもって「岩手県は左翼シンパによって○○○（自主規制）された県だ！」
なんぞと、したり顔で語っている方々がおったようですが
地元民からすれば、それ全然違う、正直言っちゃうと

自民党岩手県支部連合会（以降、「自民党岩手県連」と略）が義理人情に欠けたようなことばっかりやっているので
義理人情に篤い岩手の有権者は岩手県連のやりかたに反発して、ついていきたくないんです
（岩手選挙区での自民党推薦候補の得票率が低いのにも関わらず、比例区での自民党への得票率が高いのを見れば、私の言っていることがウソではないというのがよくわかると思う）

具体的に何があったかは書きませんが
数年前に、自民党県連があまりにも不義理なことばかりして支持者を減らしていくという有様に、とうとう自民党の本部が御怒りになられ、県連の方針を党本部が全否定するという出来事がありましてなあ
身内である党本部が怒るぐらいだから、それが一般有権者だったら、なおさらなあ
（ま、とはいえ、自民党県連は自民党の幹部連中に強力なコネがあるので、党本部が怒ったところで、わりと軽微な処分で済んでしまうので。それがまた事態を悪化させているような気もしないでもありませんが）

で、まあ、なにが言いたいのかというと
しっかりしてよ自民党岩手県連！
もうちょっと一般有権者のことを見てやってくれよ

東京都知事選があったそうで
なんだろうな、この結果
あんな三文芝居で圧倒的ともいえるこの大差、東京都民チョロすぎ

いや、いや、誰が当選しようが私は文句を言う気はないんだよ
ただ、あまりにも大差の勝利ってのが気に入らないんだよなあ
ちゃんと考えて投票したのかねぇ
まあ、自分は岩手県民だから東京都のことは関係ないけどな

え、当選した小池おばさんの対立候補が元岩手県知事で、それほど関係なくもないって？
ま、そういわれれば、そうかもな

彼が岩手県知事時代に岩手県の借金を3倍にしたとか、しなかったとか言われているようですが
それは貧乏な岩手県だからであって
お金が潤沢にある東京都さんなら、彼のやり方はあっているのかもしれませんよ
ま、とはいえ、彼が岩手に残していった事業が今どうなっているのかを具体的に見ることができる岩手県民としては、あんまり、なあ
あと人柄とかは、自分からは問題になりそうな発言をせず、その意図を汲んだ部下に言わせて、自分は責任を被らないという
典型的な官僚な方なので
問題はないけれど面白味もなんにもない人っていうイメージがなあ
あんまり人間として好きじゃなかったですよワタクシは

あと、鳥越さんはヒドかったね
マスコミ人であるはずなのに、自分を不利にする記事を書いたという理由で出版社を告訴するとか
ジャーナリストが最も大事にしなければならない「報道の自由」という言葉を彼は知っているのだろうか
彼の肩書からジャーナリストという文字を外して欲しいのですが
敗戦の弁として
「一都民として、報道の現場の人間として行方を見守り、チェックするところはしていきたい」
とのたまうぐらいだから、まったくそんな気はないらしいので
私が個人的に
元ジャーナリストの鳥越さん
と呼ぶことにしておきます

それにしても小池百合子が東京都知事にねぇ
この人、何をするにしても、自分で火をつけておいて大騒ぎしたあと逃げ出して、放っておくと危ないと思った他人に消させておきながら、「自分で消した」と吹聴しその手柄を自分の物にするマッチポンプが得意な人ですからなあ
防衛大臣に就任した直後に、部下であるはずの防衛事務次官を事実上の更迭をして、話題づくりをするような人ですからなあ
（というか就任してから約2か月で防衛大臣を辞めてしまうのだから、大臣としての使命感もクソもあったもんじゃない）
今回の出馬の時も、根回ししておけば何の問題もないのに、自民党都連とわざわざ揉めるような出馬の仕方をしてみたりと
やってることはまったく変わってないですなあ
東京都議会もこんな感じになるんだろうなあ
まあ、年中いろんなことが起きて、飽きない都政になると思いますよ

ゴジラの新作が封切られたそうで

普段のワタクシなら喜び勇んで見に行くのですが
今回はちょっとナア
ほら、監督がさ庵野秀明じゃん
いや、自分も同年代を生きてきた一特撮オタクだし、氏の一連の作品からはビッシビッシと特撮愛が伝わっているから
酷い作品になることはないだろうし
むしろ、「お前らこういうのが見たかったんだろ？」的なオッサン大喜びな「宇宙戦艦ヤマト２１９９」のような傑作に仕上がっている可能性は大いに予想されるのですが
ただなあ、世間では庵野秀明はエヴァンゲリオンの監督と知られているのがよお
実際、映画の宣伝なんか、そのへんが前面にでているのがあるし

なんつ～の、エヴァ的ななにかを求めてシン・ゴジラを見に行く一般ピープルと一緒にされてしまうような気がしてさあ、なんか、悔しいんだよなあ

たとえば、映画館で当日券を買うわけじゃない「シン・ゴジラ、大人一枚」ってさ
で、その時の窓口係の人の目がさ
「なにこのオッサン、いい歳こいてゴジラなんかみるんだ、ハハ～ン、さてはパチスロだかなんだかのＣＲエヴァンゲリオンから入ってきたニワカで、エヴァの監督作品だからという理由でエヴァ的な何かを求めて見に来た人だな、このパチンカスが！」
と言っているように思えて見に行けないんですよ

「ちがうんだっ！俺はニワカじゃないし！パチンカスでもないよ！ましてやエヴァ的なものなんて求めて無いから！いや、ほんと、純粋な特撮オタですよ、ほらゴジラの元ネタの『原子怪獣現わる』も見てるし、怪獣に食べられる牛の造形がなんだかかわいい『原始怪獣ドラゴドン』も見てるし、良作なのに『ダサイナサウルス』という酷い邦題をつけられた『最後の海底巨獣』だって見てるし、前半退屈すぎる『海の巨獣ビヒモス』だって、どうみても本物のイグアナを赤く塗っただけで恐竜と言い張る『地底探検』だって見てるんだよ、『妖怪巨大女』はまあともかくとして、とにかく私は純粋な特撮オタクなんだよ、信じてくれ！」

ああ、見える、私には見える
映画館の窓口で一般人には意味が分からない謎の言葉を口から泡を飛ばしながら大声で発し続け、しまいには警備員に連れ出される私の姿が見える
誰か助けてっ！！

そうだ、Ｔシャツ！
ゴジラがプリントされたＴシャツを着ていけば「私は特撮オタです」とアピールできるはず、それだ

いやいやいや！ゴジラＴシャツはあからさますぎるし、一般的過ぎるんじゃないのか
それにチェ・ゲバラがプリントされたＴシャツを着ている奴がチェ・ゲバラの事を知っているわけでもないのと同じように
同じようにゴジラがプリントされたＴシャツを着ている奴がゴジラの事を知っているわけでもないわけで
そうなるとメジャーなゴジラは着てはいかんような気がする

ガメラか？いや、ちがう！
ウルトラマンか？いや、これもあからさまだ！
いっそのこと仮面ライダー？いや、ゴジラ東映関係ないし
どうしたら！どうしたらいいんだ！

で、まあ、いろいろ悩んだ結果
着ていったのは梶原兄弟がプリントされたＴシャツでした
もう、ひねりすぎて、なにがなんだかわかんないです
こんなの着て、誰が特撮オタだと思うのだろうか

そういえば、東映アニメーションが
タイガーマスクの新作「タイガーマスクＷ」を制作するらしいのですが
梶原兄弟が両名ともお亡くなりになられ、文句を言うやつがいなくなって作りやすくなったからなのかな
なんぞと不謹慎なことをいろいろ考えさせられる今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか
私は、利益がさっぱりあがらない飲食店の経営でいっぱいいっぱいです

第５８代横綱千代の富士の九重親方がお亡くなりになられたそうで
稽古に科学的なウェイトトレーニングを取り入れ、筋肉の鎧を身にまとった現役時代の千代の富士は
当時の私の目から見て本当にカッコよかったなあ

さて千代の富士は現役時代、そのあまりの強さに八百長相撲疑惑が持たれたが
その疑惑の元となったある元力士の証言によると
「礼金を出すので次の取り組みで負けてくれないかなあ？え？断ったらどうするって？次の取り組み本気で戦うけど、それでいいかな？」
という内容の話をもちかけられ
それに応じれば礼金をもらってそこそこいい見せ場をもらい善戦した形で負ける、応じなければ速攻でいいところなく負ける
それがもう数場所続いてしまうと
どうせ負けるのだから礼金もらったうえに善戦させてもらえるんだから応じよう
となっていくとかで

千代の富士があまりにも強すぎて、そのままだと興業として成り立たないので
観客を盛り上げるために敢えて負けそうな形の取り組みをするための八百長という
通常とは全く逆の理由で行われていたとかいう話がナア
しかもこの八百長、乗っても負けるし、断っても負ける、どっちを選択しても最終的には同じ「負ける」しかないってのがなあ
果たしてこれを八百長を持ちかけるというのであろうか？

まあ、事の真相は今となってはわからないけれど
そんな噂がでるぐらい、現役時代の千代の富士は強かったってことですよ

偉大な横綱に合掌

2016/7/3

このサイトはリアル店舗「サブカルバーAE」の営業が終わってから更新しているのです
まあ、そんな訳で本日も深夜営業していたりするのですが
まあ、なにが言いたいのかというと
ツール・ド・フランス２０１６　第２日目を見たいので
更新はない

昨日、記憶だけでなく山岳王という記録まで残すことを達成したポーラ・アルゴンですが
２日目もこの山岳王の称号を保持したいと欲をだしたのか
またしてもスタートダッシュ作戦を慣行

レース中盤までその作戦がうまく行きそうな感じだったのが
まあ、案の定というか
有力チームのひとつトレック・セガフレード（ゲーム会社のSEGAとは関係ないが、SEGA信者としては注目しないわけにはいかない）からの刺客ジャスパー・ストゥイヴェンにより、ポーラ・アルゴンの野望（山岳王の２日目保持）があっさり潰えてしまいました
有力チームがちょっと本気出したらこんなもんですよ
いい夢みたなあ

山岳王二度目の獲得という「ポーラ・アルゴン１８」の「ポール・ヴォス」の儚い夢をぶち壊したトレック・セガフレードのジャスパー・ストゥイヴェン
なんか、水玉ジャージ模様のチョコレートを作ってもらったりとか大はしゃぎしているのが、とてもかわいいのでした

例のバングラデッシュの邦人が巻き込まれたテロ事件についていろいろ思うところ

自分は飲食店の経営をしているのだが、そんな店にも「ピースボートのポスターを貼らせてくれ」という人が年に一度ぐらいくるのですが
そういった場合、だいたい私は
「貼らせてやるから、帰国したら一回店に顔を出して、自分が旅で学んだことを教えてくれ」
と、言って貼らせてあげるのですが

まあ、帰国後に直接顔を出さなくても、手紙一つでももらえれば
「ほう、ピースボートはこういった人間関係の教育もするのか、たいしたものだ」
となってより協力的になるものなのだが
いまだかつて、だれひとりとして帰国の報告をしに来店した人はいません
まあ、向こうからすれば
ポスター一枚貼らせたぐらいで見返りを求めるなよ
ぐらいのことを思っているのでしょうが
そういうことではないのですよ

私は一時期小さいボランティア組織の手伝いをしたことがあるのですが
その小さいボランティア組織は、募金をしてくれた人たちに対して住所と名前がわかる人達に対して年に一度必ず手紙を出して
「あなたの募金はこう使いました」と自分たちの活動報告を、募金をした方々の目に見える形で報告し
そして最後に、次の募金のお願いをしておくと
これがかなりの確率で再び募金をしてくれるというのを身を体験をしております

たしかに、手紙の送料代もバカにならない額です
だったら手紙なんか送らずに、その分を困っている方々にまわしたらいいじゃないかと思う方もいられます
ただ、それだと、募金をした人とは、その時だけの関係になってしまい。次に続かないのです
ボランティア活動というのは、その時だけでなく、細々でもいいので長く続けることが大事だと、そのボランティア団体は思っていましたし
私もそれに多いに賛同していたので、だからこそ手伝っていたわけですが
結果的にそのボランティア団体はその規模の割には、かなりの募金額を毎年集めるということで業界ではそれなりに話題になったようですが

まあ、それはそれとして
ようするに
物事を一方的に頼む立場の人間は、その後どのような形であれ目に見える形で事後報告をすると、頼んだ人からの評価がぐっと上がるのですな

そういえば、昔きたピースボートの人は
「ピースボートで学んだことを生かして、将来的に起業したい」
とかなんとか言ってましたけれど、
未だに私になんの知らせもないわけですから、ピースボートではなんにも学んでいないということですな
まあ、そもそもピースボートは、ｱｶい思想は教えても、人間の信頼を得る方法とかそんな実用的なことは教えませんが
（そんなことを教えて、将来的に新しいセクトに分派されるのが怖いのでしょうかもしれませんが）

まあ、それはいいや
要するに、ピースボートは頼まれたから協力してやっても、礼も何もしてない大変失礼な団体であると・・・・・・

いや、私に事後報告が無いのは

「ピースボートに乗るぐらいなら、海外青年協力隊の採用試験受けろ、その方がずっと日本国と派遣された国のためになる」

と勧めるのがウザイからだという理由もあるのですが

まあ、普段そんな事を言ってる私なので
今回のJAICAの職員が襲撃されたのには結構衝撃を受けましたよ
まあ、これに関しては他にもいろいろ思うところはあるのですが・・・・・・

で、まあ、、この手の事件が起こるたびに思うことなのだけれども

安心・安全・友好・平等の為に、日本は非武装するべきだ、そうすれば海外で邦人が襲われることはなくなる。

と主張するのは、完全なる間違いだよね
日本が非武装だろうが武装していようが、海外で邦人が襲われなくなることはないんだよ
海外の現地人から見れば、日本人だろうが中国人だろうがアメリカ人だろうが、それはもう全部まとめて「俺たちから搾取する金持ちの外国人」という括りでしかないわけで
日本人だから、という理由で襲われないなんて、ありえないよ

もし、日本人が襲われない方法があるとすれば
それはもう武装していようがしていまいが関係なく
海外の現地人全てに高等教育を受けさせて、外国人という括りやレッテルで人を見ないということを教えてあげれればいいのだろうが
けど、それを実現するのは非常に難しいよ
今の日本ですら、それができていないんだからさあ

まあ、だからといってアメリカみたいに、「アメリカ人が一人殺されたから、現地人を５人殺す」みたいな感じで武力で国ごと恫喝するのもどうかと思うけれど

難しい、難しいねぇ

2016/7/2

このサイトはリアル店舗「サブカルバーAE」の営業が終わってから更新しているのです
まあ、そんな訳で本日も深夜営業していたりするのですが
まあ、なにが言いたいのかというと
ツール・ド・フランス２０１６　第一日目を見たいので
更新はない
明日もお昼からの営業なのだが、それどころではないのですツールを見なければ

それにしても初日は面白いね
戦力不足で総合優勝が無理だと思っているチームが、初日にとにかく目立っておけとばかりに
無理を承知で先頭を走らせてテレビ画面に映るようにしたりするのが通例なのですが

そして、その目論見「テレビに映る」はそれなりに達成されるのですが、レース中盤以降は後続する総合優勝を本気で考えている有力チームに追いつかれ
そのまま埋もれ、以後残りの三週間ひたすら存在感なくレースを続けることになるわけで

今年もそんな感じで
「ポーラ・アルゴン１８」というあまり強くなさそうなチームがスタートダッシュ作戦に出たわけですが
驚くべきことに、今年のツール初日はスタート地点の近くに山岳ポイントが設けられていたため
初日の山岳王は「ポーラ・アルゴン１８」の「ポール・ヴォス」が獲得
テレビ観戦者の記憶だけでなく、記録として残ってしまうという大快挙をなしてしまいました
（まあ、ゴール地点では完全に姿を消していましたが）

なんか、ポーラ・アルゴン面白そうなんで明日以降も注目してみようかな

ちなみに、山岳王とは
各峠の頂上に設定された山岳ポイントの合計で争われる。そしてこの山岳賞リーダーに授与されるのがマイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ＝白地に赤玉ジャージ。
各山岳ポイントはその険しさにより、超級、１級、２級、３級、４級と５段階評価で分けられ、それぞれの等級によって獲得する山岳ポイントが違う
ちなみに初日は４級の山岳ポイントが２か所設定されており
４級は１位通過で１点が与えられる、初日の山岳王となったポール・ヴォスは、この４級２か所の山岳ポイントをどちらも一位通過したため、通算山岳ポイントが２となっての獲得となるが
この後登場する３級山岳だと、１位通過で２ポイント
２級山岳だと、１位通過で５ポイント
１級山岳だと、１位通過で１０ポイント
超級山岳だと、１位通過で２５ポイント
と、４級山岳で２０回一位通過をしても、超級山岳を一回一位通過するだけでポイントであっさりぬかれてしまうというありさまで
本気で山岳王を狙っている連中は、平坦なコースが続くステージ序盤のこの段階では本気で走りません

山岳王を獲得し赤い水玉のジャージマイヨ・ボアに袖を通す「ポール・ヴォス」の雄姿
ツール・ド・フランスでは、何の賞ももらえないまま終わるチームが山ほどあるのだけれど、ポーラ・アルゴン１８もそんなチームのひとつ
そんなチームが、チームとして初めてツールの表彰台に選手を送り込めたとかで、涙なしでは語れないぐらいの興奮状態らしいそうな

で、まあ、こうなってしまえば２日目以降も彼等の動向が気になるところですが
まあ、たぶん今日だけだろうなあ
けど、がんばって、ポール・ヴォス