当サイトの管理人「全滅屋団衛門」は東北の山奥にヒキコモっているニート中年である。
ニで仕事が無く、時間だけはクソみたいにあるので、今まで買ったままで見ていないDVD、買ったままで遊んでいないエロゲー、買ったままで組み立てていないプラモデル、等々をひたすら鑑賞&組み立てるというまさにオタな生活を満喫することにした
そんなどうしようもない社会人を辞めたオタが綴るオタ日記サイト「AE〜攻撃側全滅」

当サイトは、閲覧者が以下のサイトを見ているものとして、書かれております
赤毛のアン
侍戦隊シンケンジャー
仮面ライダーディケイド


2009/5/31(日)


サボりました



2009/5/30(土)


しろっちさん、何言わせてんだか・・・・・・






一昨日の続きになるような感じになるのですが

私は基本的に
「表現の自由はそれがどんなに低俗なものであろうとも守られなければならない」
と個人の好き嫌いよりも表現の自由を優先する人なので
どんな規制にも反対です

ちょっと話がずれるのですが
雑誌の発行ってのは広告が載る事による広告収入がないと利益がでないシステムになっておりまして
出版社にとって広告をうってくれる企業は大事なお客様ということで
広告主を批判する、若しくは広告主の利益に不利になるような記事はよっぽどの事が無い限り、それが事実だろうがなんだろうが記事にできないようでして
「その会社はウチの系列会社だから」「取引先の会社だから」「株を持っているから」という理由で、予想だにしていないところからクレームが入ることも多々あるようで
大企業を対象とする記事はなかなか報道されない兆候があるようで

労働法上の違法行為を連発していたグッドウィルグループの醜聞は、かなり以前よりネット上ではかなりの頻度で話題にあがり周知の事実であったにも関らずに、一般マスコミは当時大々的に広告を打っていたグッドウィルに配慮するということで報道せず、結局は厚生労働省が処分に動いてからようやく後追い的に報道を始めるという有様。他にもニシキファイナンス、武富士、NOVA等々、同じような事例は数知れず
こんな状況でよくぞまあ「真実を追究するマスコミ」なんぞと言えるものだと思ったりしているのですが

まあ、そんな訳で
広告主の意向が報道の自由を阻害している要因のひとつではないかと言われておるわけですが
ある業種の広告主だけは記事に対して一切クレームをいれないということで「真実を報道する」という姿勢が強い雑誌は、その業種の広告の頻度が高く
雑誌の真実の追求度というものはその業種の掲載広告の頻度によりわかると言われておるのです
そんな訳で
エロ風俗関係の広告が多ければ多いほどその雑誌は真実を追求していく姿勢を持っている雑誌だと考えて間違いございません
世間はエロ広告が多い雑誌は胡散臭い雑誌だとか思うようですが実際は逆でしてねぇ
まあイメージは悪いのですがそういった雑誌の方が自由に記事をかけますし
広告どころか記事の内容までエロというエロ雑誌なんかでも大手が報道していない記事がコラムとか編集後記とかの形で載ってたりすることがあってナ
今では普通なのかも知れませんがまだアカの勢力が強く大手マスコミが軒並み左だった時代なんかでは、憲法改正とか市民団体の真実とか天皇制とか在日とか同和とか右寄りの文章なんかはエロ雑誌のコラムでしか読むことができなかったぐらいだからなあ

真実を知りたければまずエロ広告を探せって感じでひとつ


2009/5/29(金)


飲んだ寝る



2009/5/28(木)


「凌辱系」ゲーム、製造・販売禁止へ(TBSNEWSi)
女性を乱暴するといった「凌辱系」と呼ばれる日本製のゲームソフトがイギリス議会などで問題となったことを受け、パソコンソフト業界の自主審査機関が今後、こうしたソフトの製造・販売を禁止する方針を決めたことが明らかになりました


と、言うことなので
今のうちに陵辱系ゲームを買いだめしなければならないので本日の更新はありません

ま、ニュースソースが1980年代初頭からオタ的なものを排除したがる偏向報道を続けるTBSですからな、どこまで信じていいものか

その昔「戦争を遊ぶ子供達」って煽りでボードウォーゲーマーを無理矢理戦争大好き軍国主義者に仕立て上げて排斥しようとしたことはワタクシ一生忘れませんよ
ウォーボードゲームのコンベンション会場で参加者に「戦争がおこったらどうする?」って質問して「祖国を守るために戦う」という今となってはまっとうな回答をしたところそこの部分だけを大きく扱って「戦争キチガイがこんなに一杯いるよ!戦争を知らない子供達はこれだから、軍靴の音がッ!」と深刻ぶって報道してたのがナ

ま、おかげでマスコミ報道ってのがどんなに薄っぺらいものなのかということがよくわかりましたし、そんなマスコミの報道に踊らされる世論ってのにもバカらしくなりまして世間を見下すような目線で物事を見るようになってしまいましてねえ〜
自分の物の見方が歪んでいったのは間違いなくTBSのおかげですよ
本当にありがとうございました


ま、それはそれとして
欧米では「鹿狩り」「狐狩り」という狩猟がスポーツ・娯楽・文化として広く浸透していたりするのですが
「スポーツのために動物を殺すのはいかがなものか」ということで動物愛護団体がこの手の狩りに対して執拗ともいえる抗議行動をしておりまして
そのおかげかどうかは知りませんが、今ではアメリカ人の80%は狩猟に対して否定的な見解を持っているようで
著名人なんかが迂闊に「この間鹿狩りにいってきまして〜」とかメディアで発言しようものならものすごい数のクレームが殺到して大騒ぎになるってのが年に数回ほど、それこそ定例会のようにおこるのだそうですが

まあ、それはそれとして
これはよく誤解しているのですが、欧米のまっとうな動物愛護団体は鹿に対してもクジラに対しても同じスタンスで対応していたりするので、鹿狩りに対する反対運動もけっこうあったりするわけで
そういった活動のおかげで鹿への狩猟が禁止された区域ってのが設定された州が増えていき、それと同時に鹿の数が増加しだし
結果、鹿による農作物の被害が増加するは、都市部に鹿の群れがやってきて庭の草木を食い荒らす等の弊害もかなり深刻になっているようですが

ま、それも置いておいて、と
かように鹿狩りに対しての反対活動を続けている動物愛護団体のこと
当然ゲームでも鹿狩りするような内容のゲームには反対運動をするものと思っていたところ
これが全く逆でして、苦々しい表情を浮かべながらだけれども
実際に狩りに行かずにゲームで満足できるのであれば、それはまた実際に殺される鹿が減ると言うことで動物愛護の趣旨にも合うのでドンドンおやりなさい
と「鹿狩り系ゲーム」を推奨する動物愛護団体がほとんどでしてな、
(なんたってあの最も歪んだ動物愛護団体PETAですら「鹿狩り系ゲーム」に関してだけは抗議行動をしないからなあ、他のゲームには抗議するのに)
今回の陵辱系エロゲーの禁止云々もそういったスタンスで考えてもらえませんかねぇ・・・




ん、「鹿と人間を同じレベルで混同するんじゃないって?」
それこそキミィ現実とバーチャルの区別がつかなくなっているんじゃないのかい?
悪いことは言わん、キミがなにか悪いことをしでかす前にだな病院にいってカウンセリングを受けることをお薦めしておくよ


2009/5/27(水)


栗本薫さん死去…SF、評論など幅広く活躍(ZAKZAK)

いや、ガンで闘病しているって話は以前から聞いていたから覚悟はしてたんだけれど
やっぱり未完のまま終わらせちゃったってのはナア
「新・魔界水滸伝」の続きが読めないのは実に残念ですヨ

あ、痛い!石投げないでくださいッ!
だってグインサーガのことはみんな言うじゃないですか、ちょっと狙ってみただけじゃないですか
ま、「新・魔界水滸伝」は栗本先生が100歳まで生きていたとしても続きは出版されないと思うんだけどね
あ、石投げるなって言ったじゃないですか、痛い!痛いって!
勘弁して、ごめんなさい、もういちどやり直すから、ね

これで「象印クイズヒントでピント」の4分割一対一対決問題で小林亜星との熱いクイズバトルを繰り広げる雄姿が見れなくなるのかと思うと・・・・

だから投げるなって石ッ!痛いって本当にッ!




新・魔界水滸伝の4巻表紙、この4巻が1996年に発表されて以来現在まで続きが出ない。栗本薫の代表作グインサーガシリーズが100巻を越えた辺りから「これは未完になるのではないのか」とマニアさんは危惧していたが、新・魔界水滸伝シリーズの方は危惧どころか話題にもならなかった。ま、正直そんなに面白くなかったからなあ。


ま、ね、あれですよ、80年代を生きたオタクさんにとっては
西に「ペリー・ローダン」があれば東には「グインサーガ」あり
って言われるぐらい、グインサーガシリーズが長い事で知られる人なのですが
長すぎて途中で挫折する方も多々おりまして、知名度のわりには作品を読んでいない人が多いんだよな〜
私も20巻あたりで挫折した口だし


ところでこの人は文豪森鴎外の娘にして耽美小説家「森茉莉」の作品にはじまる「やおい」「少年愛」「腐」の文化を日本に根付かせるという大事業をなしとげたパイオニアのひとりという偉大な功績をお持ちの方なのですが、どうにも、そちらの方面についてはあまり取り上げられないようですね

腐女史雑誌の経典である雑誌「JUNE」の創刊号は、まだ世間では少年愛がタブー視されていた時期で執筆者が集まらないという事もあり、マンガと編集後記以外の記事部分のページはこの人が複数のペンネームを使って一人で書いて創刊させたっていう伝説があるぐらいなんですがねえ
世間からの腐女子への中傷に対しても、活字できっちり論理武装させて反論できる状態にもっていったのもこの人の功績が大きいし
挙句に腐女史の仲間を集めるために「小説道場」を連載し、腐女史のプロ作家を多数世に送りだすということまでしてますし
栗本薫が今の腐女子のためにいかに尽力したのかと

乙女ロードだかなんだかわからないけれど、そういうところで腐を満喫している皆様方、ちょっとでいいのでこの偉大なパイオニア(開拓者)にしてオルガナイザー(布教者)である栗本薫(中島梓)という人物について記憶の片隅にでも憶えていていただければと思います


ヤーンの導きの下に、合掌




「芸能界きっての敏腕マネージャー・滝俊介は、場末の音楽喫茶で痩せっぽちの少年と出会う。サロメのような妖しい美貌と甘い声をもつ、ジョニーこと今西良。この出会いが自分の運命を変えるとは知らず、スカウトする滝。金、コネ、ライバルを追い落とすための汚い手段、そして倒錯した性がうずまく非情な世界で、ふたりの魂の闘いがはじまる。(紹介文)」 まだ世間に「少年愛」というものがタブーとして扱われていた1968年に発表され、後に「今西良シリーズ」と呼ばれる事になるシリーズ第一作。実は私、腐女子ではありませんがこの作品だけは既読済み、しかもハードカバーのほうで(汗


2009/5/26(火)


「DREAM.9フェザー級グランプリ2009 2nd ROUND」 を見ているので更新はありません

いやあ〜
元メジャーリーガーで40本塁打40盗塁という大記録を達成した「ホセ・カンセコ」が「チェ・ホンマン」と戦った試合は
長州力(プロレス)とトム・マギー(ウェイトリフティング)の異種格闘技戦を見ているような懐かしい気持ちにさせてくれました
ほんとうにありがとうございます

ま、あれだ
唯一面白かったのは試合前に流れたホセ・カンセコの紹介VTRで
「あまりの強さにファミスタの対戦で使用を禁止されるほどだった」
ってので爆笑したぐらいで特に特に見所のない試合なのに
なんとか中継を盛り上げようとアナウンサーと解説の方ががんばってたのが却って寒かったですなあ
むしろ突き放すぐらいじゃないと

前出した長州力Xトム・マギー戦なんか、なんとかして盛り上げようとするアナウンサーに対して解説の馬場さんが
「レスラーとウェイトリフターがリングの上でレスリングすりゃ、それは毎日レスリングしているレスラーが強いに決まってますよ。」
と戦う前から結論が見えていたという趣旨のキラー馬場の片鱗を存分に発揮した解説をするぐらいじゃないとナ






ま、そんなことよりも
長い事絶版状態だった箱庭ゲー「トロピコ完全日本語版」の再販が決定したということのほうが大事でして
このゲームは非常に評価が高いPCゲームで、発売されてから8年も経つのに、そのゲーム性の自由度と手軽さで未だに人気があるゲームなのですが
日本語版は絶版状態で希少価値が高く、ヤフオクなんかでは中古で2万円以上の値で取引されておりまして
同じく日本語版が手に入らないという「ストラングルホールド」と並び、幻のレアゲーと一部のゲームオタクからは呼ばれているゲームなのですが
今回の再販で価値が暴落するのは必至、ヤフオクゴロの皆さま涙目と言った感じで極々一部のPCゲームオタクさんの間では大盛り上がりしている状況ですよ
ビバ・プレジデンテ!

ま、どんなゲームかって言われると
カリブ海の島を舞台にしたシムシティみたいなゲームシステムに、大統領選挙で当選し続けなければゲームオーバーになってしまうという条件が付加されたゲームと言えば一番わかりやすいのかな

ん、ゲームオーバーになる条件が増えただけで、難易度が単に上がっただけではないのか、そんなのが面白いのか?

うむ、たしかに選挙に落選即ゲームオーバーだと確かに難易度は高いような気もする
だが、御安心ください、そんな人のためにこのゲームでは
選挙が近づいたら国民に贈賄して票を増やしたり、投票日には投票数を操作したり対立候補を投獄したり暗殺したり、挙句の果てには選挙自体を中止にまでできるという非常に悪辣な手段がバシバシ使えましてナア
もっともそれらをするには金もかかるのですが、その金は当然他国からの支援金をせっせと自分のポケットに掠め取って貯めた金を利用すれば全然問題なし

とはいえ、そんな傍若無人なマネを続けていれば国民は暴動を起すのですが、そんな自体になってもこれまた御安心下さい
このゲームでは暴動を起した連中を軍隊を使って鎮圧・粛清できるのです

金をさえつかませておけばマスコミだって思うのまま
一日中いかに首領様が偉大であるかについてを報道させ続けたり

学校だって「(ありもしない)他国からの武力侵攻に打ち勝ち続ける偉大なるリーダー」について正しい知識を学ばせる(洗脳)のも可能

ビバ独裁者!

ということで、独裁者が実に楽しいものであるのかが非常に良くわかるという素晴らしいゲームでして
普通の街・経済運営ゲームではないんですなあ

ここのところやたらとお忙しい某国の話題で盛り上がっている今こそ、やっておくべきゲームではないかと
(ま、さすがに核爆弾は作れないようですが)

大統領官邸の周囲に娯楽施設と軍事施設を山ほど作り、さらにその周囲はバラックだらけの貧民窟が続くと言う素晴らしい町を作って金総書記の気持ちを味わうのも一考かと

ということで再販発売日は6月26日、値段もお安くなっておりますので
独裁者希望の方は是非に


2009/5/25(月)


一日遅れましたが
今週のシンケンジャー
外見をそっくりに化ける怪人さんの策略で、シンケングリーンさんがメンバーから孤立するというニセモノ登場話

まあ、技術的な事は以前も言っているんで割愛しますが(2007/11/18参照
見事なカット割で、CGもブルーバック合成も一切使用しないまま本物とニセモノの絡むシーンを撮っていた職人技に感嘆いたしました

ニセモノ登場話の本作品中唯一同一画面上で本物とニセモノのシンケングリーンの顔が映るシーン。もちろん遠くにいるのは良く似た体格の別人。

このニセモノ登場話というものは、一般のドラマではリアリティが無いということでまず見ることがないわけでして
それがなぜ特撮ヒーロー作品には残っているかというと
リアリティよりも面白さを優先するということもありますが
特撮ヒーローの場合、予備のスーツを利用すれば誰でもそっくりなニセモノキャラクターが用意でき新たに怪獣・怪人の造型を用意しなくても撮影ができるという、お金のかからないリーズナブルなストーリーということで使われておったのですが

とはいえ、円谷プロ製作の「ウルトラマン」でニセウルトラマンを登場させる際には制作サイドは
「いくらニセモノとはいえ正義の味方であるウルトラマンが悪事を行うのは視聴者の子供達も混乱するだろうし、教育上良くないから見せるべきではない」
という子供達への配慮から、一目でニセモノだとわかるような改造を加えてから撮影に使用したのだそうですが

ウルトラマン第18話「遊星から来た兄弟」に登場するニセウルトラマン。吊り上った見るからに凶悪そうな目つきでニセモノだというのは容易に判断つく、他にも顎、耳、爪先が尖った造型をしており、さらに赤い模様に黒い縁取りがされていたりもするが夜のシーンにしか登場しないので縁取りについては気付いていない人が多いようだ。ちなみにこのスーツは初期に使用されたAタイプのスーツを改造したもの。

「仮面ライダー」でニセライダーを出す際には
元々制作していた東映は「儲けるためにはなんでもやる」という社風で、道徳とかモラルとかいったものから最も遠いところに存在する会社なので
「改造する予算がないから、手袋とブーツの色だけ変えるってことで勘弁ナ」
とばかりに子供達への配慮を一切せずそのまんま使ったところ
仮面ライダーがいっぱいでてきて戦い合う
ということで当時の子供達にはこのショッカーライダーの登場はかなりの衝撃となり、かなりの、ええ、それはもう放送日の次の日には学校中の話題がこのショッカーライダーの話しになってしまうぐらいの大反響を呼んでしまいまして
以後、特撮ヒーロー作品にニセモノ登場話を定着させてしまうことになる訳ですが

ま、あれですよ
予算が無いためにやった窮余の策だったものが、以後の特撮ヒーロー作品にずっと長い間影響を及ぼす事になるんですから
何が幸いするのかわからんものですなあ


仮面ライダー第92話「凶悪! にせ仮面ライダー!!」に登場するニセ仮面ライダーことショッカーライダーNo.1。No1と名乗るだけあって続く第94話「8人の仮面ライダー」ではこの他にNo.2からNo.6まで合計6人の偽ライダーが登場する。
あまりのソックリぶりに、本物のライダーの相棒である滝でさえ初対面の時に「色を変えたのか?」と質問したのを除けばニセ者であることに気付かなかった、まあ、実際に撮影に使った同じスーツだしな。とはいえさすがにまんまだと視聴者が混乱すると思ったのか、目の周りに黒い縁取りをしていたりするが、視聴者には全然わからない申し訳程度のレベルの改造だった


2009/5/24(日)


なんか体調を崩しちゃったんで短めに


今週のディケイド



今週から響鬼篇。仮面ライダー響鬼という作品は

主人公の少年「明日夢」の成長を通して仮面ライダー達の日常を淡々と描くことにより、それまでのどこか現実離れしている「仮面ライダー」という存在に、生活感のある実際に生活しているという現実感を与え
「鬼」と呼ばれるライダー達が日本全国で119人存在しているという設定により
日本中の視聴者のすぐ近くにもライダー達が実際に生活しているのではないかと思わせることで親近感をもたせるという
それまでのライダーシリーズとは少々違った視聴者へのアプローチ方法がとられた作品だったりするのですが

その現実感を持たせるための演出に手間暇をかけたため、金と時間が浪費される事になり、制作スケジュールが大幅に遅延
放送予定日に番組制作が間に合わない一歩手前という非常事態に陥った事により脚本家と制作担当者を更迭
(通常、現制作担当者が変更された場合慣例上スタッフクレジットに名前を残し表立って公表するようなことはしないのだが、この時はクレジットから制作担当者の名前が完全に消えてしまっておることから事の異常性がわかる。そういえば今週は某石森プロの資料担当者の名前が消えてたな)
制作スピードを上げるため、それまでの制作方針をことごとく変更したことにより
番組の前半と後半では、キャラクターこそ同じものの、まるで別物の作品のような様相を呈した作品でして
そのあまりの作風の違いからマニアさんの間では「不遇な作品」という事でやたらと話題になっておるのですが

まあ、そんなわけで特撮オタの間では、そうでなくても話題にあがる頻度の高い響鬼の世界が登場し
そしてその世界の登場順番が平成ライダーのトリを務める10番目という意味深な順番
さらには、今までオリジナルと同じキャスティングはしないというキャスティングだったはずなのに
この響鬼篇だけではオリジナルと同じ役者を4人もキャスティング
これはもう絶対何かあるに違いない
ってなことで
特オタの間では今回の放送、非常に注目をされていたわけで

ん〜まあ、なんだ
ライダー達がヒビキ流、ザンキ流、イブキ流の三つの流派の道場に分かれて流派同士で戦い合う様をコミカルに描いておりまして
見た感想は面白かったですし、ネットでもおおよそ好評のようなのですが
ただその面白さはどっちかというと路線変更後のテイストに近いような面白さでして
あれだけ路線変更後の作風を嫌っていたネットの皆さまが好評していたというのは些か違和感がなあ〜
もっと叩かれているものだとばかり思っていましたのでそのへんはちょっと意外でしたね
まあ、とはいえ2話で話をまとめるのなら、路線変更後のテイストでまとめるのが正しい選択だと思いますが

ま、それはそれとして
デビット伊藤の響鬼さん、そんなに悪くなかったですよ
5分ぐらいで違和感なくなりましたよ私は



ま、そんなことより私は久々にザンキさんが見れて大喜びでしたので、後のことはどうでもいいんですが


やはりザンキさんはカッコイイよ


2009/5/23(土)



法事のため母方の実家へ行ってきたので更新はありません

母方の実家には亡くなった祖父の蔵書がけっこうあるのですが、八切止夫なる著者のハードカバー本が50冊ほどありまして
本の奥付には神田にある某古書店の名前があることから、おそらく祖父が八切止夫の作品を買い集めていたのだと思うのですが
私はすることが無くなるとそれ等を読むことにしている訳で

いや〜この人の作品は基本的に歴史小説が多いのだけれども
読み進めて行くと、いつのまにか小説という形が崩れていって
最後の方では八切止夫先生が発見したという新事実をひたすら
「信長を殺したのは光秀じゃないんですよォオオオオオオオ!」
と、元週刊プロレス編集長ターザン山本ばりに勝手に炎上して語りだすのがたまらなくってなあ
しかも着眼点が素晴らしく

例えば、天下統一を目の前にした織田信長が部下の明智光秀の裏切りにより倒されてしまうという「本能寺の変」
この日本史最大の謎とされる事件について、歴史オタなんかは
「これは天下を狙う秀吉が裏で暗躍していたに違いない」
みたいな感じで有力者による権力の簒奪という所だけに注目が集まるのですが
八切止夫先生の場合はまわりの状況「信長が金本位制を導入しようとしていた」というあまり人が注目しないようなところから外堀を埋めていくような形で核心に迫っていくという点はなかなか説得力がありまして、まあ、真偽はともかくその手法は読んでいて非常に引き込まれてしまうわけでして、なかなか楽しいのです

で、昔からこの八切止夫先生の作品を読んでいたので、今までなんとも思っていなかったのですが
サイトのネタになるかなと思いネットで八切止夫先生のことを調べたらこの人所謂トンデモな人だったんですな
しかも清水一夫先生がすでにいろいろと取り上げているようですし、今更ネタとしてとりあげるのもなあ〜

それにしても、八切止夫先生は自分の作品の著作権を死後全て放棄したそうで、経費がかからないということで出版社のほうでも新書版で復刊してるみたいだし
密かに八切止夫ブームが来てるのかッ!

ん、「天の日本古代史研究」ってさっきまで読んでた本だけど29800円ってなにそれ!?
俺読んだ感想だと、ただの妄想話なんだけどなあ〜つ〜か、八切止夫先生のほとんどの作品は妄想話なんだけどな

ま、ひとつだけ八切止夫先生の作品で揺ぎ無い事実だったのは「上杉謙信は女だった」ぐらいでしょうか
ええ、これはもう私にとっては事実ですからッ!











TBSが連日のように宣伝していたので
木村拓哉主演ドラマ「MR.BRAIN」をまったく期待しないまま見たわけですが

まさかあの天下の木村拓哉が人類抹殺を企むスーパーコンピューターの役を演じるとは思ってもみませんでしたよ

木村拓哉演じるミスターブレイン。まさかあのキムタクにこんな配役を持ってくるとはTBSは本気だッ!

特にハスラー教授に向って自分の名前を呼ぶときに「ミスター」を付けるように命令する、ドラマのタイトルに繋がるシーンは
ハスラー教授演じる個性派役者大月ウルフの熱演もあり、お互いが相手の演技を喰ってやろうとする一触即発的な雰囲気が画面からヒシヒシと伝わってくる非常に見応えのあるシーンに仕上がっておりまして
この作品にかけるTBSの本気度が・・・・・・・

って、ここまで読めばわかるだろ
見てねえよッ!



2009/5/22(金)



数年前突然行方不明になって久しい知人よりメール
何事かと思いつつ読む

「大変だッ!次の劇場版仮面ライダーディケイドに倉田てつをが仮面ライダーブラック南光太郎役で出演するッ!」

うん、まあ、確かに大変な事なんだろうけれど
他にも何か俺に言うべきことがあるんじゃないの?

そういえば今月関東に行ってきたのだけれど、ついでに倉田てつを氏の経営するステーキハウスについでに寄ってきたんだったな
ま、営業時間外で店の前で記念撮影しただけだったけどな
通りかかったタクシーの運ちゃんが「うん?」みたいな感じで記念撮影に興じる我々を見てたのは秘密ってことでヨロシク

に、しても本当に出るのか「てつを」、だとしたらこいつは特オタとして見逃せねえなあマジで


2009/5/21(木)


頭痛が悪化したのでサボります
ボルタレン飲んで寝る



2009/5/20(水)


昨日は更新をサボッて寝ていたのですが
寝ている間に切り絵作家の滝平二郎(たきだいら・じろう)氏がお亡くなりになっていたそうで

マスコミにはこの人は版画家という紹介をしていますが、どちらかというと切り絵作家のほうがメインでして
ま、切り絵ってジャンル自体が日本的であるし、また滝平先生の作品のモチーフも昔の農民の生活といったこれまた日本らしいものが多くって日本よりも海外での人気の高い方だったようで
海外での反応が気になるところです







特に理由は無いんですが矢沢永吉に関する資料を読み漁っています
トランクひとつで広島から上京して紆余曲折しながら「キャロル」を結成、音楽で成功して成りあがっていくというサクセスストーリーは
糸井重里氏の矢沢永吉への大傑作インタビュー本「成りあがり」で、それはもう十二分に有名なのですが

音楽で大成功を収めた当時28歳の矢沢永吉がインタビューに答えるという形で自分の思想、過去、未来、生き様を赤裸々に語る一冊。赤裸々すぎて普通はしないであろう金銭絡みで人間関係が崩壊していく汚い人間社会について例のあの口調でガンガン語っているんで堪らない。インタビュー対象のキャラを立て、そして自分の事をあそこまで話させ、挙句に矢沢永吉に全然興味が無いどころか敵意を持つ人間が読んでも面白いという糸井重里氏の編集技術には最敬礼せねばならないと思う。全てのマスコミ関係者に『インタビュー本ってのはこう書くんだ』と読むことを義務化させるべきだと思う一冊。ただのタレント本に非ず、読むべし。

とはいえだ、私はロック史というものには全然興味が無いので
音楽的に矢沢永吉(まあ、この場合は彼がBIGになった時に組んでいたバンド「キャロル」のことでもあるのですが)の何がスゴイかったのかという点について改めて調べておりまして
革ジャンとリーゼントというスタイル、日本語と英語の混ざった作詞を確立した
とか
それ等を考えたのは全部メンバーのジョニー大倉だった
とか
「成り上がる」という信念の下バンドのリーダーとして取りまとめ、ビジネスとして昇華させていったのは矢沢
とか
キャロルを関東軍に置き換えれば
勝手気ままな発想をする石原莞爾がジョニー大倉で
そんな思いつきを実現しようとして実務を取り仕切って交渉にあたっていた板垣征四郎が矢沢永吉
そんな感じであろうか
なるほどそう考えれば、満州事変で責任者として戦犯指定されたのは実務を取り仕切った板垣征四郎だから
キャロルの版権ほぼ全てをを矢沢永吉氏が持つのは当然のような気もしてくるなあ

みたいな事を思いながら矢沢永吉&キャロル関連の資料・本をダラダラと読んでいたのですが
そこにアメコミを日本に根付かせようとしては失敗しつづける男「小野耕世」の名前が出てきたからサア大変

日本ロック界の大御所「矢沢永吉」と、日本におけるアメコミ研究の第一人者「小野耕世」が絡んでいるとは、一体何がッ!?

どうやら小野耕世氏がNHK職員だったころにキャロルを題材にしたドキュメント番組の制作に関ったところ、NHKの上層部から「不良を主人公にするドキュメントなんて放送してはならん!」とか言われて、その番組は上層部によって音楽の部分だけを抜き出して音楽番組に改竄
制作スタッフは当然それに反発、テレビがダメなら映画にしてやる、とドキュメンタリー映画「キャロル」を制作したところNHKから懲戒免職された当事者だったそうで
ロックとオタは昔は普通に共存できていたのだなあ〜とか思いました
ま、当時はどちらも世間からは偏見視されてましたからなあ

ちなみに映画「キャロル」は小野耕世氏が脚本を担当して1974年に公開されたそうですが、現在キャロルの全権利を持っている矢沢永吉氏との関係が最悪なジョニー大倉氏が主役なので恐らくメディア化は無いと思われる。なんたって34億円の借金を抱えてても出さなかったぐらいだから、それでこそ矢沢!


2009/5/19(火)


なんか熱がでたんでサボります
時期的に医者にいくと大騒ぎになりそうだから家で静かに寝ますわな



2009/5/18(月)

横浜・大矢監督が休養…田代2軍監督が代行
プロ野球横浜の佐々木邦昭球団社長は18日、横浜市内の球団事務所で記者会見を開き、大矢明彦監督(61)が成績不振を理由にシーズン途中で休養し、19日に始まるセ・パ交流試合から、田代富雄2軍監督(54)が監督代行を務めると発表した。ある球団幹部は大矢監督が戻る可能性について「それはない」と明言していることなどから、実質的な辞任とみられる。
大矢矢監督は2007年に就任し、その年セ・リーグ4位。昨年は48勝94敗2分けと記録的な大敗で最下位に終わった。契約最終年の今季は、チームの若返りを断行したものの、開幕から6連敗する最悪のスタート。以後は一進一退の成績だったが、交流戦を控えたここにきて打線がふるわず4連敗。37試合を終えて13勝24敗と負け越しは「11」に膨らんだ。
田代監督代行は横浜の前身の大洋時代に通算278本塁打をマークするなど、長距離打者として活躍。1997年からは横浜のコーチなどを務め、打者の育成に定評がある


大矢明彦監督
「交流戦でもう一度やり直したい、という気持ちだったが…。プロの世界なので、こういう判断をされれば、従うしかない。戦力が整っているのに負けが込んでいるのが、大きな原因」


田代富雄監督代行
「重い仕事で、やりがいも不安もある。選手が力を出すには、気持ちが大事。闘争心を持って、迷いなく攻めることを求める。ベテランと若手をうまく使って、チーム力を上げたい」


佐々木邦昭球団社長
「決断は17日の夜にした。37試合を終え、昨年同様ふがいない成績で、指揮官を交代せざるを得なかった。早過ぎではないことは、大矢監督も分かっていた。(休養期間の)定めはない。名目上は監督のまま」


「弱い弱い」と当サイトでもネタにしていた横浜ベイスターズが遂に監督辞任という事態に


7回表3点差で勝っている試合で、それまで好リードをしていたキャッチャーに対して代打を送ってみたり

その代打が結局打てず三振、次の打者が先発していた投手で疲労しているのが予想できる状態だったので
野球オタなら誰もが「前の打者に代打を送ると言う事はなにがなんでも点をとりたいということだし、ピッチャーも疲れていて交代してもおかしくはない状況だ、当然この場面に代打を送るのだろう」と思ったところ
代打を送らずそのまま先発した投手に打たせてみたり

その直後のイニングで、それまで好リードを続けていたキャッチャーに代打を送った関係で別のキャッチャーがリードすることになり、投球のリズムが変ってしまい打ち込まれてみたりとか

とにかく、このままの調子・流れでいけば勝てるという状況なのに
終始一貫しない理由でわざわざなにかを仕掛けて自ら流れを変えてしまい自爆するという謎采配を連発するのが大矢監督らしいところであるのですが

ま、貧乏症で黙って見てられないタイプの人なんだとは思うのですが
システムエンジアの心得「不都合がないかぎりシステムはいじらない」ってのを大矢さんにも憶えて欲しかったですねえ

って、ベイスターズはずっと不都合続きだったか、そんじゃいじらないとな
大矢監督の謎采配の理由が今理解できましたよ



ま、けど、本当に責任とらなきゃいけないのは

どう考えても活躍できなさそうな一部のロートル選手に対して不釣合いな高額の年俸契約をしてみたり

そういう無駄使いをしているので他の選手に払う金が無くなり、経費削減のため生え抜きの中堅選手を意味不明に突然首にしたり

補強のためFA制度で有能な選手を一人獲得するための金を工面するため、それまで球団に所属していた有能な選手を二人放出するという
全く補強になっていない補強人事をしてみたり

チームのために貢献しても切られる選手を毎年のように見せられた若手は当然球団に対して愛着などもてるはずもなく、機会さえあれば他球団に出たがるようになったり

そもそもスカウトが無能なので、ここ数年ドラフトで獲得した新人選手のほとんどが活躍しなかったり

唯一有能だった海外交渉担当役が2年前にいなくなって、以来スカ外人選手ばかりつかまされるようになってみたり

とにかく有能な人材を集める事ができず、むしろ放出ばかりしてしまうため
補強がまったくできていない球団フロントこそ責任がると思うけどな
まずは球団社長が辞任するべきじゃないの?




2009/5/17(日)


カゴメの乳酸飲料ラブレのCMを見るたびに
旅立とうしじまの中へ〜♪
と「青春の旅立ち」のサビの部分を口ずさんでしまうという怪現象に陥っています
誰か助けて!
森田公一さんが作曲してんのかなあ





今週のシンケンジャー

突然やってきた外国人がシンケンジャーに強引に弟子入りして
いろいろ騒動を起こしたので「もう教えない」と破門したところ、なぜか「教える事は無い=免許皆伝」と勝手に解釈して、シンケンブラウンとなってしまうという所謂「青い目をしたサムライ」ネタ
まあ、結局のところいろいろゴタゴタはあったけれど最後にはサムライの心を弟子であるこの外人さんに逆に教えられるという、なかなかイイ話にまとまっておりましたよ

ま、私には米国でパワーレンジャーの制作が打ち切られた件を思いだしてしまい
「米国ではまだ人気があるんだ、どこか買わない?」
と米国のテレビ局への東映のアピールじゃないかとうがった見方をしてしまうのですがどうなんでしょうか


さて、ドラマというものは回数を重ねる毎にキャラクターが固まってくるモノなのですが
(というか、キャラクターが固まらない場合、ドラマとしてはそれはもう失敗しているということですが)
キャラが固まってくるとどうしてもマンネリ感が出てきてしまうので、それを打破するために新しいキャラクターを投入させるというのは
一回毎にゲストキャラクターを投入したり、戦隊モノでは6番目の戦士を投入させたりすることからもわかるとうり非常に有用な手法だったりするのは御存知のとうりなので特に書かなくてもいいよね

まあ、そんなことよりも、弟子入りを志願してきた理由というのが
「シンケンジャーが変身して活躍するのを見て感動した」
というものでして

昔のヒーローは「正体は絶対他人に明かさない」というのが不文律としてありまして、正体が明かされたらどこか遠いところに旅たたねばならなかったりしたわけで
スーパーマン、バットマン、月光仮面、ウルトラマン、等々数々のヒーローがそんな不文律を守っており
スペクトルマンにいたってのは人前だからということで変身できず、目の前で人間が怪獣に踏み潰されるのを見殺しに
タイガーセブンは仲間から「お前はいつも肝心な時にいないッ!」と殴られたりと
それはそれは数々のヒーローが正体を隠すためにいろいろな苦労をしているわけですが
シンケンジャーはそういう苦労が一切無いようでして、開けっぴろげにシンケンジャーだってのを認めちゃうのがなあ
なんといいますか、そういう世相なんでしょうけれどちょっとぐらい隠す努力をしたほうがいいのではないのかと



アレこの人、オタクイタリア人ジョン・カミナリ氏じゃないかッ!
この人の名前は某大手ゲームレビューサイトでお見かけした事がありまして
「外国人さんなのにこんなキレイな日本語で文章がかけるなんて、しかもゲームの」
ということでその名前のインパクトもすごいので記憶していたところ
私が個人的に見ていた「大好き!五つ子」って昼ドラの第9シーズン(FINALって触れ込みだったけど、まだ続くのかな)に準レギュラーみたいな感じで出演しているのを見つけてしまい
一体この人は何者なんだ?
と思って以来ブログの方を時々見させていただいてますが
いやー濃いこと濃いこと
そうでなくても外国のオタクさんということで目立つのに、それ以上にあまりのオタ知識の薀蓄ぶりに感嘆してしまいましてなあ
つ〜か経歴が

ローマ大学生物学部中退
日本文化館日本語講座修了
ローマ漫画学校修了

ローマにもそんな学校があるのかッ!つ〜かBD(バンドデシネ)じゃなくMANGAなのか
イタリアのマンガもしくはBD事情ってどうなってんだい!
とか思った次第

けど、あれだけの文章力と薀蓄があるのに本業は役者だってのが不思議っていやあ不思議ですが
今回見た限りでは演技力はかなりあるようですし、役者としてのジョン・カミナリ氏の動向には注目したい





今週のディケイド

ん〜、クロックアップの世界から帰ってこれなくなったカブトとか、どいつもこいつもワームの擬態だらけとか、全てを承知の上のおばあちゃんとか、世論すらコントロールできるZECTとか
俺こういうの重い話大好きだな

前回もいったけど
流石は特撮専門誌宇宙船ライター上がりの脚本家「古怒田健志」
オリジナルのカブトの一番重いネタを残らず拾い上げようとするマニアックな仕事ぶりに最敬礼ですよ

ってなわけで来週からはいよいよ最後に残った響鬼篇か、一部だけれどオリジナルと同じキャスティングするらしいんで、ちょっと期待したいですね
いや、もう予告でこんなことするんだから期待せざるえないでしょう


ザンキさんにトドロキさんイブキさんも本編と同じキャスティングで登場するのか
う〜ん、まあ響鬼自体は本編自体が路線変更という不遇な作品になっちゃったから、このへんで本編のフォローしてもらえれば嬉しいですなあ

って、あんたも確かに「鬼」なんだけど違うだろ


2009/5/16(土)


どうにも法事と相続関係の手続きで忙しかった関係ですっかり忘れておったところ
BBSで話を振られてしまいましたので、かなり遅くなりましたがやっておこう

私の後輩であり80年代を引きずりつづけるエロマンガ家「あべもりおか」先生の二冊目の単行本めがもりみるき〜ぱい絶賛発売中

読んでみた感想ですが、正直言うと今までの作品はオードブル(前菜)級の作品ばかりで実用にはそれほどでもって感じでしたが
今回の収録作品にはメインディシュ級の作品がぼちぼち混ざってまして
数をこなしていけば、実用オンリーの読者も満足できるいい感じの作品が出せるんじゃないかといろいろ期待できる作品に仕上がってましたよ
ま、とは言え、当サイト的には、エロよりも特撮系の小ネタを探すのがこの本の正しい読み方ではないのかと思いますが
いや、今時レッドバロンネタって一般の人はどれだけわかるってんですかい!

そんなわけでエロマンガですが貧乏なマンガ家を救うと思って、買える人はひとつ買ってやってはくれませんかのう

画像が小さいのは、当サイトを見に来る未成年への配慮です。見づらいほうがエロ度は増すんだぜ少年





地元ネタで申し訳ないが
岩手県のローカル放送局テレビ岩手(TVI)ってのが開局40周年だかなんだかでいろいろイベントをやるのだそうですが
そのイベントのひとつにフジコ・ヘミングを呼んでピアノコンサートをするってのがあるようでして
まあ、主催がテレビ岩手なので毎日のようにフジコ・ヘミングを「奇跡のピアニスト」だかなんだかで紹介している30秒CMがテレビ岩手で放送されている訳で、私なんかは連日のようにCMが放送されるので飽きちゃっているのですが

こんなに連日CMを放送するということはチケットがそんなに売れていないって事なのかと思ったりもしたのですが心配無用です
「あの大月ウルフの実姉フジコ・ヘミング」と紹介すれば特撮オタによりチケットは即完売するのは間違いなしですよ

「オー!ノー!」と叫びながら大袈裟な演技をすることで知られるインチキ外国人を演じさせれば日本一の役者「大月ウルフ」氏。演技画像は愛の戦士レインボーマンに電気人間エルバンダー役で出演した時のもの。尚、フジコ・ヘミングの生涯を描いたフジテレビのドラマで大月ウルフを演じたのがウェンツ瑛士だったのはキャスティングの妙というかなんというか、ま、出番自体はほとんど無く空気のような感じでしたが・・・あ、家族から空気のように無視されたのが原因でグレてしまって、こんなキチ○イ外国人専門役者になってしまったのか!






なんだか政府主導でエコポイントがどうこういう制度が始まったそうですが
私は未だにこの制度がどういうものなのかが判らないで周りの人に聴いてみたのですがやっぱり誰もわからないとのことで
具体的な制度のシステムが決まっていないの理解できていないのに「エコです!」「ポイントです!」とか言われてはしゃいでいるってのはどんなもんなでしょうねぇ?

なんつーか
キャラクターの数値をああでもないこうでもないとか議論して作り上げたところ
「ところで君たちが設定したこの数値、戦闘時にはどうやって使うんだ?」
と社長さんに言われるまで、誰も戦闘システムを作っていなかったという
信じられないようなマネをしくさっていた某ゲームデザイナーを思い出してしまうのですが

なんつーかさ、ボードゲームを経験しないゲームデザイナーって、どうなのよ?
ゲームの根本はシステムとルールまずこれがしっかり出来た上で、それからキャラクターを作っていくんですよ
ファミコン時代にクソみたいなキャラクターゲームが山のように作られたのって、結局のところキャラクターありきで作っていったってことだろ
エコポイントもそうならないことを祈るばかりです


2009/5/15(金)


すっかり遅くなったけど
今週のシンケンジャー
番組冒頭から伊吹吾郎さんが深刻な表情で「殿、一大事でございます」と訴えかけるので
今週は深刻な話なのかと思ったら
「真子(ピンク)が料理を作っている」
ということだけで大騒ぎしているので
ああ今週はギャグ回なのだな〜と思っていたら

ピンクとイエローの百合がメインでオタクさん大喜びの回だったですよ
女性キャラがスカートをはかないということでパンチラ度が格段に低下して野郎のファンからは不評なシンケンジャーですが、今回で野郎の妄想魂に一気に火が
これで夏のコミケはピンクXイエローの百合同人が大量に並ぶ事でしょう
腐女史だけでなく以前からのファンをも取り込もうとする東映の全方位攻勢には本当に頭が下がります
東映は本気だッ!



今週のディケイド
今週からカブト篇。
仮面ライダーカブトの世界観というものは
人間に形も記憶も擬態できる宇宙生命体ワームとそれに対抗する人間の防衛組織ZECTの戦いを背景に
そういった組織に所属しない一匹狼的な主人公カブトが、硬直した組織のため柔軟な対応ができないZECTを手玉にとって好き勝手に活躍するといった作品でして
当時テレビを見ていた会社という組織人になっていたお父さん方は結構カブトの立場に羨望のまなざしを向けていたようですが
まあ、それはともかく
仮面ライダー555の10秒間だけ高速移動できるアクセルフォームが登場して、カブトの高速移動するクロックアップという技に対抗するというマニアさんでもすっかり忘れられていたネタを使うところは、流石は宇宙船ライター上がりの脚本家「古怒田健志」らしいマニアックな仕事だと思いました



それにしても電王のカードの扱い、決め台詞言う以外何の役にも立たないって・・・酷すぎだ(笑)

まあ、電王らしいっていやあ電王らしいのですが


「佐々木すみ江」がおばあちゃんだったとは、赤城春江と並び2大姑役女優と呼ばれる彼女なら、なんだか納得だなあ

仮面ライダーカブト本編で主人公天道総司は「おばあちゃんは言っていた〜(天道語録)〜とな」というのが口癖で、(天道語録についてはコチラを参照のこと)語録の内容に結構トンデモなものがあったりで、一体どんな「おばあちゃん」なのかがマニアの間で話題になり大物女優の名前が挙がったが、結局本編での出番は無かった。


それにしても弟切ソウってキャラの名前はどうかと、長坂?長坂なのか?

弟切草・・・サウンドノベルというジャンルを確立したことで有名な1992年にチェンソフトより発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトの名前。シナリオを人造人間キカイダー、怪傑ズバット、特捜最前線等々で知られる男泣き脚本家『長坂秀佳』を起用した事で、ゲームマニア以外のメディア系ドラママニアからも注目を浴び大ヒットした。尚この作品をプレイステーションに移植する際に内容を一部改変したことでチェンソフトと長坂氏との関係が悪化して以来チェンソフトと絶縁状態。予定されていた続編の企画は他のメーカーから出されることになり、この続編が大ヒットすると思っていた長坂は版権料は10万本目まではゼロで、以後急激に版権料が上がっていくという出来高契約をしたところ、他メーカーから雨後の筍のごとくサウンドノベル作品が大量に発売され既に市場が飽和状態、そしてシナリオ以外の演出、システムの酷さで営業的には大失敗、版権料が全然入ってこなかったというのはネタとしてはわりと有名な話。原作の小説は良く出来ていただけにゲームってのはひとりの才能だけで作れない集団作業であるのがよくわかる。


2009/5/14(木)


この後、NHKBSで放送される「MASH」を見るので更新はありません

「アメリカンニューシネマの金字塔」だとかなんだか今では権威付けされているようだから「映画通ならわからないと」みたいな脅迫観念があるみたいだけど

公開当時はこの映画、朝鮮戦争を舞台にしたブラックコメディということで、当時のまじめな映画通からは
「戦争をギャグにしやがって不謹慎だ」「戦争で苦しむ朝鮮の人達に対する白人のアジア蔑視だ」
みたいな、いかにもなアカい評価をしていた人が多かったんだよな

まあ、見ればわかるんだけどこの映画
朝鮮戦争を舞台にする必然性はまったくない
ベトナムであろうがカンボジアであろうがイラクだろうがアフガンだろうがボスニアだろうが戦争がある地域ならどこででも成り立つ作りになっている訳で
別にアジア人蔑視〜云々は意図はない作りになってるんだよなあ

軍隊という権威を徹底的にバカバカしく描くことによる反権力映画になってるんだけど
この作品のユーモアは毒が強すぎて観る人をかなり選ぶんだよなあ

けどこの映画、実際に戦線に立っていた事のある従軍経験者が最も熱心に支持していたってんだから
兵士の共感を呼ぶ映画であることには間違いないんだよなあ



画像は僕の好きな最後の晩餐をパロッたシーン。構図とか妙に凝っているところが素晴らしい。ダビンチコードで「最後の晩餐」が映るたびにこのシーンを思い出して吹いたのは秘密です。



2009/5/13(水)


なにやらロシア連合国家閣僚評議会議長(ようするに首相)ウラジミール・プーチン氏が来日していたそうですが
私はプーチン氏のCV(キャラクターボイス)は青野武でないと納得できませんヨ!

いや、どこぞの大型掲示板で「アニメ化したとしたらこのキャラのCVは誰がいい?」とかいう、声優について門外漢の私ではよく理解できないスレッドが盛り上がっているのを見つけてしまいましてな、ちょっと対抗してしまいましたよ
ちなみにアメリカ合衆国第44代大統領バラク・オバマ氏は井上和彦氏を
第9代中国共産党中央委員会総書記胡錦濤氏は大塚周夫氏を
第8代ドイツ連邦共和国首相アンゲラ・ドロテア・メルケルには桑島法子をそれぞれ希望しますが

そんな訳で「プーチン閣下の声は福山潤じゃなきゃ嫌ッ!」とかいう御意見がございましたらBBSまで御一報ください
いや、別に一報されても全然興味はないのですが


2009/5/12(火)


メビウス(ジャン・ジロー)を見に関東まで見に行ってきたのですが
旅の疲れからか体調を崩してしまいまして
まさか新型インフルッ!やべーマスコミ連中から『なんでマスクしなかったんだッ!』とメッチャ怒鳴られて吊るし上げ喰うから黙っていよう
とビクビクしながら寝込んでおります
いやー毎度の事ですが,
コイツラは事実を報道する事よりも罵声を浴びせる事が仕事だと勘違いしてんじゃないんですかね
報道ってなんなのかをもう一度考えて欲しいですよ
どうせ金儲けの道具としか思っていないんだろうけどな





まあ、それはそれとして、メビウスを見て来た話でもしようかと思ったのですが
まあ土曜日の話を今更なあ〜って気がナ

ん、まあ、結局のところ開場3時間ぐらい前から並んでたおかげでかなり前の方(前列4列目真正面の位置)に座れまして
最悪の事態どころか良位置を確保できたわけで、まあ、かなり大喜びだったわけですが
入場無料のイベントなのに、おそらくフランス大使館のみなさんの好意だと思うのですがユーロマンガ定価1500円也を先着順に無償で配布するという太っ腹なことをやっておりまして

なんだか、手ぶらで行っておみやげをもらえるなんて却って恐縮してしまいましたよ
尤も同行した知人は「これ買ったのに・・・」とかなり悔しがっておりましたが、布教用にということで気を取り直しておりましたよ
私は私で「売れなくって返本されたのを配ってるんだろうな」と後ろ向きな事を考えておりました



日本のマンガ市場ってのは非常に特異な性質を持っておりまして
小説やら映画やら音楽やらファッションやら、とにかく欧米産をあれだけありがたがる日本が、マンガだけは国産の作品だけが独占しているという状況でして
過去に小野耕世が何度かアメコミを日本に本格的に導入しようという野望を抱き、邦訳したアメコミを連載する雑誌を出版しては売れずに潰してしまうという負のアメコミスパイラル現象を繰り返し、
近年でもX−MENで小学館あたりがアメコミを翻訳したものを出版したもののやはり売れなかったらしく今ではほとんど出版されていないという散々たる有様でして

コアなマニアは
「WTOに提訴してミニマムアクセスでアメコミを国が輸入して翻訳販売するべき!」
と本格的に運動しようかと画策しているようですが
まあ、それはともかく
やはりアメコミが日本で売れないのは

ひとつのコマにやたらめったら情報を詰め込むので読んでいて疲れる
それに伴いコマの流れに違和感を憶える
全カラーページの大型判なので価格が高く購入しづらい
扱っているネタが日本人にはわかりづらい
同じ出版社から出る作品同士が密接にストーリーに絡みあっていて、ひとつの作品だけ読んでいても他作品も読んでいないとわかりづらい
コミックス倫理規定委員会のコミックコードというものがあり表現上かなりの制限が存在し、過激な表現に慣れきっている日本人には全然刺激にならない

等々の理由がありまして日本ではあまりアメコミが売れないのかなと





ところでこのコミックコード。かつてアメリカでのコミック販路はニューススタンド(日本で言うところのキオスクみたいなものか)での販売がほとんどでして、このコードに抵触してしまうとニューススタンドで取り扱えないということで出版社にとっては守らざるえないわけでして
で、そんなコミックコードのひとつに「戦慄を催させたり、不快であったり、不気味なイラストの様な過激な暴力は禁止」という項目がありまして、これによりアメコミでは長い間、吸血鬼、狼男、ゾンビの類のキャラクターを描いてはいけないし、その文字すら表記することができず、恐ろしい事に原作者の本名なのに狼男を連想させるから表記させないという「マーブ・ウルフマン事件」というのがおこるぐらいでして

まあ、この事件の内容というのが
コミック本編の導入部に「この物語は〜放浪のウルフマンにより物語られた」というナレーション表記があり
この部分にコミックス倫理規定委員会がクレームを入れたのですが、前述したとうりこの「放浪のウルフマン」というのは原作者のマーブ・ウルフマンのことを指し「マーブ・ウルフマンに捧ぐ」という意味あいでしかないということを説明したところ、さすがのコミックス倫理規定委員会もやりすぎたと思ったのかこれを認可することになるのですが「読者が勘違いすると困るから、表紙に原作者の名前を表記するように」という事になり、この事件のおかげでそれまで表記されることのなかった原作者の名前が表紙に記載されるようになり原作者の地位向上に一役買うという意外な効用があったりするのですが
2000年代に入り「通信販売」「コミックス専門店」の拡充により新たな販売経路を確保した出版社がこの倫理規定委員会から続々離脱。その反動で2000年初期はアメコミヒーローが片っ端からゾンビ化するという作品が描かれることになるのですが、これは余談





あれ、なんか脱線してるな
まあ、あれだ講演の方は、メビウスと浦沢直樹と夏目房之介の三人がなにやらいろいろ話すという事だったのですが
実際のところ過去に日本で出版された数少ないメビウスを特集したスターログを持参して
「俺はこんなにメビウス作品が好きなんだ!
と浦沢直樹が叫ぶだけの内容になっておりまして、それなりに楽しく聞かせていただきましたよ
尤も同行した知人は
「私もあのスターログは全部持っていますが」
とサラッと言ってのけていましたが





で、まあ
講演の最後に演壇にこそ上がらなかったけれど会場に来ている著名人から一言ということで

永井豪先生が紹介された時に、それまでおとなしかった招待客、入場時に例のユーロマンガを配布していたからおそらくフランス大使館の関係者だと思われる集団が異様にはしゃぎだしたのを見て
公務を忘れてはしゃぐとはフランスのゴルドラック(UFOロボグレンダイザー)人気って本当にスゲーんだなあ
ゴルドラックをマジンガーZと説明する日本とは興味の度合いが全然違うよな(会場で永井豪を紹介する時に本当にそう説明していた)とか思ったり

荒木飛呂彦先生が紹介された時の会場中のどよめきも凄かった
実は荒木飛呂彦は講演の途中から参加するというかなり目立った登場の仕方をしたのですが会場の連中はその容貌から
「なんかやたらカッコイイ男が入ってきたが、どこぞのモデルかな」
とか思っていたので、それが荒木飛呂彦だとわかった時の驚きは凄かったですねえ。
まあ、本人は「○○先生、始めまして荒木飛呂彦です」と他の先生方にひたすら挨拶するだけという腰の低いイイ人ぶりを発揮しておりましたが

そういえば谷口ジロー先生も来てたんですが、会場の反応は今ひとつでしたなあ。ヨーロッパではすごく評価の高い人なんだけど日本ではそれほどでもないからなあ、私は好きなんだけどなあ「事件屋家業」とか「孤独のグルメ」とか「遥かな町へ」とか「神々の山嶺」とか「餓狼伝」だって今じゃ板垣恵介が描いてるけど前は谷口ジローで私にとっては未だに谷口ジローのイメージなんだぜ





ってな話を盛岡に帰ってから妹にしたところ
「なんだ荒木飛呂彦先生が来てるのならエンキ・ビラル先生を呼べよ、作品もすごいけど、本人のキャラも立ってるし。荒木先生もいろいろとキャラパクってるらしくってネタにもなるよ」
とのことであまり興味がなさそうでしたが、私は久々に海外コミックに興味が沸いたので
とりあえずO嬢の物語でも読もうかと思いました。

イタリアンエロコミックの巨匠「グィド・クレパクス」のSMマンガ、ちゃんと邦訳付きで安心だよ!




2009/5/8(金)〜2009/5/11(月)

旅にでてました


2009/5/7(木)


あのメビウス(ジャン・ジロー)が来日中でなにやら講演するとか
これはもう見ておかないと一生後悔するにちがいないと思ったのでちょっと強行軍ですがメビウスを見に関東にでますので2〜3日更新はありません

それにしてもこの講演
入場無料で先着順定員1050名までということだったので
変に人が集まって定員に達してしまい、私が見れなくなるかも知れないということで
かなり以前からこのイベントはできるだけ秘密裏にしておこうと思い、サイトでは全く触れていなかったのですが

著名人の皆様方がブログで煽るような文章を書きまくっておりましてなあ
これで人が集まりすぎて私が定員から漏れるようなことになったら目も当てられないですよ
そうでなくても当初1200名の定員が1050名に減っているんですよ、おそらく著名人用に来賓席を増やしたんだろうけれど
わざわざバランの古里岩手からメビウス見たさに遠路はるばる命がけの強行軍で出かける一般人の私がそこに座れるわけも無く
これでメビウス見れなかったらショックのあまりどうなることか


さて、講演会では著名人の「私のメビウス体験」なるものが論ぜられるようですが
私もちょっとメビウス体験について語ってみようかと



あれは私がまだ子供だった頃
近所の本屋のショーウィンドーにメビウスの本「謎の生命体アンカル」が飾られていて
当時の僕はそれがとても欲しかったのだけれど、家が貧乏でプレミアがついて一冊7500円もする本を買うことができず
毎日毎日ショーウィンドーの中のメビウスの本を見つめていたんだ
そんなある日、一人の紳士が赤の他人の私にメビウスの本を買ってくれてね
それから毎日のようにメビウスの本を何度も繰り返して読んだ僕は、今では世界的なコミックアーティストに・・・・・・



歳の瀬も押し迫った大晦日の夜、僕は寒空のしたでメビウスの「アルザック」を売っていた。アルザックが売れなければ父親に叱られるので、すべて売り切るまでは家には帰れない。しかし、人々は年の瀬の慌ただしさから、誰も目もくれずに通り過ぎていった。
「アルザックは、アルザックはいかがですが?」
「なんだいアルザックって」
「フランスのマンガ家メビウスが書いた傑作マンガです、ひとついかがですか」
「なんだ外国のアメコミか、俺はどうにも長いセリフを読むのが苦手でね」
「大丈夫ですアルザックはアメコミではなくバンド・デジネなんです。それにこの作品はセリフ無いんです、アメコミ嫌いの人でも違和感なく読めるんです・・・あ、行ってしまった・・・」
夜も更け、僕は少しでも自分を暖めようとアルザックを読み始めた。ページをめくるたびに僕は竜に乗ったルザックの活躍に夢中になり、これは将来サターンで3Dシューディングゲームにすれば大傑作面白ゲームになるに違いなく、このヒットでSEGAはゲーム業界で覇を唱えるに違いないと確信したのだった
新しい年の朝、町の人々が見つけたのは、アルザックとサターンを抱えて幸せそうに微笑む小さな屍であった



あれは私がまだ子供だった頃、一緒に住んでいたおじいさんが亡くなって、僕にはお金が無くなってしまいクリスマスに貸家から立ち退かねばならなくなって、行き場も無く彷徨っていた時
あまりの寒さに飼っていた犬に連れられて大聖堂に暖を求めてはいったところ、そこに飾れていた2枚のメビウスの絵があまりにも素晴らしく
「パトラッシュ。ぼくは見たんだよ。一番見たかったメビウスの二枚の絵。だからぼくは今すごく幸せなんだよ。パトラッシュ疲れたろ。ぼくも疲れたんだ。なんだかとっても眠いんだ。」
と言い残して聖天したという思い出が・・・



ん〜子供の頃の思い出なのに2回も死んでるんだな俺は
ま、それはそれとして
どうだろう明治大学の人、これほどまでのメビウス体験をしている私に来賓席を用意してもらえんかのう
ひとつ宜しく頼みますわ、いやマジで



2009/5/6(水)


話は3日前に戻る。
その日私は地元である岩手県でゴールデンウィークに開催されるイベントをチェックしていたのですが
某ショッピングモールのサイトを見て慄然としてしまいました



「ウルトラマンネクサスと遊ぼう!」

5年も前に終わったネクサス
暗い展開に視聴者が離れ視聴率1%を割ったネクサス
オモチャの売り上げが前作の半分にまで落ち込んだネクサス
ウルトラシリーズ唯一打ち切られたネクサス
他にもメビウスでもマックスでもコスモスもいるだろうに、なぜに今ネクサスなのか
これはもう行かなきゃならんだろうッ!
ってなわけでヒマでヒマで仕方のない連中を引き連れこのヒーローイベントに行ってきました

まあ、そんな訳で行きの車中で
ウルトラつながりでダイドーのウルトラサイダーを飲んで景気付けを行ったところ


なぜか裏面にメトロン星人が描かれておりまして

「コレ飲んだら発狂して人を殺したくなるかもなあ・・・」
「工事の音が欲しいところですな」
と妙にテンションが上がったのか下がったのかわからないネタを絡ませながらどうでもいいムダ話をしておった訳ですが
やはり話題はネクサスに

「どうして今ネクサスなのかねえ・・・」
「5年前の作品で低視聴率で打ち切られた作品ですからね、子供は誰も憶えていないんじゃないんですか」
「ウルトラマンってことだけでよくわからないままのチビッ子が集結しているのかも知れませんね」
「なんか、店内では『同じウルトラマンだろ』みたいな投げ遣りな感じで、ネクサスでなく初代のBGMとか流れるんでしょうなあ〜」
「ま、ゴールデンウィークで稼ぎ時ですから、他の兄弟が忙しかったからじゃないんですかね」
「セブンさんあたりが『俺ら兄弟は忙しいから、ネクサス行ってこいよ、映画でもハブられてたしどうせヒマなんだろ』とか言ったんじゃないんですかね」
「セブンさん、上から目線でキツイこと言うなイヤなヤツだなあ〜。ま、ネクサスさんは正式なウルトラ兄弟じゃない外様だからなあ。番組打ち切られた負い目もあるんで断れなかったんだろうな。」
「おそらく心の中で『自分も二子玉川園遊園地に出たいんですよセブンにいさん』と叫んでいたに違いないね」
「二子玉川園無いから、今!」
「『ん?セブンにいさん?ワシはキミに兄さんと呼ばれる理由が無いんだがね、キミはアカの他人だろ』とか言ったんでしょうなあ」
「いや、まってください、レオさんを鍛え上げたセブンさんのこと、こんなキツイ言葉も全てはネクサスさんを鍛え上げようとする愛の鞭なのでは」
「それに仕事が無くって困っているネクサスさんに稼がせようとして、敢てそういうキツイ言い方をしたのではないかと」
「なんだよセブンさん本当はいいやつだったんだなあ。散々悪いこと言っちゃったよ、ゴメン許してくれ」
「そういえばネクサスさんにでてくる怪獣って、基本的にヌトヌトギトギトしてるんですよね子供見たら泣くんじゃないんですかね」
「子供達が泣き叫ぶ地獄絵図になるやもしれんのう、大丈夫かのう」

ってな話をしながらショッピングモールに到着
会場入り口にある掲示板でどこにネクサスが来るのかを確認しながら

「これ、ネクサスさんじゃなかったらもっと大きい看板とか垂幕とか大々的に宣伝してたんだろうなあ・・・・」
と、しんみんりしつつ会場入り


で、会場に到着すると、我々の予想を見事に裏切りちゃんとネクサスの後期オープニング曲「青い果実」エンディング曲「いつも心に太陽を」「飛び立てない私にあなたが翼をくれた」「赤く熱い鼓動」が流されており、大いに安心しながら始まるのを待っておったところ
「会場のみんなーもう少しでみんなの大好きなネクサスがやって来るから、もうちょっとだけ待っててねー」
というアナウンスがありまして
「いや、一般の子供達はあんまり好きじゃないだろネクサス」
と心の中でツッコミをいれておったところ
ネクサスの前期オープニング曲「英雄」が流れ、「いよいよ始まるな」といった感じで会場が盛り上がって来たところで
なかなかかわいいげな制服を来たオネーサンが登場
会場のチビッ子に注意点を説明した後
「それじゃあみんなでネクサスを呼ぼうね、いくよ、ネクサース!」
ってな感じで定番である呼び出しでネクサス(アンファンス形態)が登場、バク宙を決めて会場は大盛り上がりしたところで
どういうわけだがオネーサンが用意したクイズを子供達が答えると言うオネーサン曰く「みんななら簡単に答えられる」クイズコーナーがはじまります


「それでは問題です、ネクサスの放つ光線技はなんという名前でしょう?わかった人は手を挙げてね」
5年前の番組、しかも視聴率1%を割ったネクサスの設定を憶えている人が一体どれだけいるのでしょうか
というか、そこまでして不良在庫を捌かなければいけないということなのか
不良在庫を少しでも解消しようとオモチャを抱えながら地方をドサ廻りするネクサス
そんな苦労するネクサスの姿を考えただけで思わず涙が
がんばれネクサス!
けど答えは全然わからないぞッ!

ってな感じで
ネクサスの境遇に同情しつつも質問に全く答えることができず手を挙げる事すらできないお客さん
そして一方で、「なんだオネーサン、こんな問題なら当然皆答えれるだろ。あんまり客をなめたような問題をだすなよな(笑」という感じで余裕のたたずまいを見せるネクサス

「あんな自信満々なネクサスをこれ以上傷付けたくない、なんとか答えないと、けど答えがわからない、どうすれば!」
そんなお客さんのあせる気持ちが会場を気まづい空気に包みこもうとしたその瞬間

「@アイスクリーム Aクロスレイシュトローム さあ、みんな答えはどっちかな?わかったら手を挙げてね」

と、オネーサンが問題を2択に切り替えるという機転を利かせ
会場は手を挙げる子供達でいっぱいに
かくして気まずい雰囲気は解消、無事クイズコーナーは終了したのでした

さすがはオネーサン、かわいいだけでなくこの機転の効き具合、惚れてしまいそうですよ、マジで

で、この後は握手&撮影会だそうで、どうやらヒーローショーは無いとのこと
「やっぱりネクサスの怪獣じゃ子供が泣くからなあ」
とか思っていると
例のオネーサンが
「握手会の前に宣伝させてもらいますね。今日はこの会場の右手の方でお面を800円で販売させてりただいております、ご利用のほうよろしくおねがいいたします」
とか言うので右手の方を見ると

メビウスのお面がッ!ネクサスのショーなのにメビウス・・・
やはりウルトラ兄弟ではない外様のネクサスでは営業スタッフからの風当たりも強いのか、自分のショーなのに他人の商品を売らなきゃならないなんて
なんだか悲しいなあ


(この画像のコメントは自主規制させていただきます)

ってなわけでいろいろあってネクサスがパトロールに行く時間になったとかでイベント終了
我々は帰路の車中で反省会をすることに


「あのオネーサンの制服良かったなあ、なかなかかわいいし」
「しゃがんだ時パンチラするんじゃないかと期待しちゃいました」
「それにしてもオネーサン、ネクサスさんのことを『ネクサス』ってやたらと呼び捨てにしてましたよねえ」
「うむたしかに、『ネクサスこっち』『ネクサス、子供に渡すプレゼントとって』『ネクサス、光線技のポーズとって』『ネクサス握手して』とやたらとなれなれしかったな、生意気な女だな」
「いや、待て、あれは馴れ馴れしいんじゃなくって、親密なだけなのでは、もしかしてあのふたりつきあってるんじゃないのか」
「ドサ廻りをしている売れないネクサスさんを励ますために一緒に廻ってるのか『今はつらくてもがんばろうネクサス、がんばれば認められていつかはウルトラ兄弟の仲間に入れてもらえるわ、だから諦めないで』とか言って巡業先についてきてるのか」
「いい話しだな〜、番組打ち切られて酒に逃げて荒んだ生活を送るネクサスさんを立ち直らせるんだな」
「いや、どうかな。私には『ウルトラマンだからって言うから付き合ってみれば、視聴率が悪くって打ち切られるは、ウルトラ兄弟じゃないは、どこで間違ったのかなあ〜』とかネクサスさんの前でグチってそうな感じもしますけど」
「あのメビウスのお面はないですよねー」
「ネクサスさん、ここまで蔑ろにされていたとはなあ」
「ネクサスさんメビウスの事を嫉妬してるんだろうな、『なんでメビウスばかり持て囃されるのか、ウルトラ兄弟でなければウルトラマンに非ずってことなのか、俺にも仕事をよこしやがれ、これだから親族経営の会社はよー』とか買収される前の円谷プロの経営にあてつけるような事を言うんでしょうなあ」
「メビウスさんはたぶん『わかりましたネクサス先輩、次の仕事は譲るようにしますね』とかさわやかに返事しそうで、それでネクサスさんは余計悔しがりそうな気もしますね」
「考えてみれば、あの白い猿でさえウルトラ兄弟の一員なんだよな。白いサルよりも弱い立場のネクサスさんってスゲーかわいそうだよな」
「いや、白いサルはウルトラ兄弟とは別なのでは・・・けどウルトラ兄弟と一緒に戦ってるし、ウルトラの母によって誕生したからやっぱり兄弟なのか、難しいところだな」
「仕事をもらうために、他の兄弟にペコペコするのはわかるけど、白いサルにだけは頭下げたくないよなあ」



2009/5/5(火)



「雪の降る街を」シャンソン歌手・高英男さん死去
僕等にはやっぱりゴケミドロの人だよなあ

まあ、この作品は
低予算をカバーするために墜落した航空機周囲という密室劇に近い舞台で話が展開しているのに、最後には世界規模の大厄際に発展し救いの無いラストを迎えてしまうという
見終わった後いやーな気分になれる作品なのですが

若い衆からは
「なにかが起るのが予想ができる大袈裟な演出」
とか評されるているようで

日本にまだホラーというジャンルが存在しない時に、たったひとりで黙々とショック演出の研究を続けてその技術を確立していった日本におけるホラー映画監督の先駆者「佐藤肇」が監督してる作品ですからねえ
基本を作り上げている段階で予想できる演出って言われてもナ








NHK教育50周年記念ということで
なぜか「たんけんぼくのまち」が復活




チョーさんが20年ぶりに再び諏訪を訪れて縁の地を巡ると言う内容の番組で
約束の地「上諏訪」に帰ってきたチョーさんが感極まって上諏訪の大地に平伏するという実に素晴らしい番組冒頭部分でもう大喜びですよ


まあ、昔チョーさんがお世話になっていたお店が無くなっていたのはショックでしたよ

そういえばチョーさんは後日談として
独立して設立したお店が大成功をおさめ大企業の社長になっているということになっていたのを思い出し
「わかりました私がお店を救いましょう、幾ら必要なのですか?その代わり海外の版権を私に譲ってください」
と、いつ円谷チャイヨープロの社長的な事を言い出すのかと思いドキドキしていましたが、そんなことはありませんでした


配達自転車チョーさん号が復活してその雄姿も見れましたし



チョーさん得意の地図も見れて大満足ですよ


ま、これで犬に追いかけられて水に落ちれば完璧だったんですけど
画竜点睛を欠くといった感はいなめないかと






NHK総合 ザ・ライバル「少年サンデー・少年マガジン物語」見る
梶原一騎がまんまヤクザなビジュアルなのには感心したというか、忠実過ぎるぐらい忠実というか
正直笑ってしまいました

ま、番組の内容については、ちょっとキレイにまとまり過ぎというか
この二誌にはもっとドロドロした確執がなあ〜
けど、面白かったです


2009/5/4(月)


一日遅れましたが
今週のシンケンジャー
「外道衆」の長「血祭ドウコク」を封印できる能力を持つ唯ひとりの存在であり、言い方を変えれば最終決戦兵器であるシンケンレッド
だがそれは同時に、シンケンレッドが倒されてしまえば「血祭ドウコク」を封印できなくなってしまうということでもあるので
家臣である他のメンバーは自分の身を犠牲にしてまでレッドを守ろうとするわけですが
「この世を守るためには家臣を捨てても自分は生き残らなければならない」
と悩むレッドが自分探しの旅にでて
他のメンバーはレッドの背負わされた重い運命について考えると言う話し

旅と行ったらやっぱり海だよな

メインライターである小林靖子が得意とする「重い運命を背負わされ悩み苦しむ主人公が主題として描かれている」
というだけでも十分に見応えがあるのですが
注目して欲しいのは保育園の先生との会話で
「お父さん亡くなったんです、怪物に襲われて」
というのがありまして
(ドラマを盛り上げるために主人公の近親者が死ぬのは構わないが)
事件に巻き込まれた一般市民が死ぬような話は書かない。死んだ場合は話の最後で辻褄を合わて生還させる。

といった指針のある近年の戦隊シリーズで
セリフだけですが「一般人の死者がでている」という表現を入れてきたのは脚本もそうなんだろうけれどディレクターもかなり冒険したな〜とか思いました
まあ、レッドが戦うモチベーションを上げるに必要な描写だと判断したからなのでしょうが


保育園の保母さんを演じるのはゴーゴーファイブでゴーピンクを演じていた柴田かよこ(旧芸名坂口望二香)。あの濃いゴーゴーファイブのメンバーの中で誰よりも光っていた演技をするんで、当時はこの人目当てで見ていたといっても過言ではない。


で、まあ、いろいろあってレッド以外の家臣の皆さんが、思い悩むレッドの重責と真意に気付き、レッドの下に再結集するのですが

「殿、うるさく思うでしょうが、私はこのように育ちましたしこのようにしか戦えません、この先もずっとッ!」
「正直、戦うなら仲間でいいって思ったけれど、殿だから背負える事もあるんだよね、きっと。だから決める丈瑠に命預けるよ」
「お前が殿様しょっていくっていうのなら家臣になってやってもいい、但し、俺がお前を超えるまでな」
「殿様、死んだらあかん、ウチいやです、それだけです」
「〜お前達の命改めて預かった」
「もとよりッ!」

この一連の流れがもう、とてもね
涙がでそうになるぐらいグッとね、来きましたよ





やっぱり小林靖子先生はこういう熱い話はうまいわなあ

ってな訳で、今までどこかよそよそしかったシンケンジャーのメンバーもようやく結束
来週からはまた違った新たな展開になるのではと






今週のディケイド




「続きは劇場で見てね」ってな感じで中途半端なまま終わってしまった感じの回でしたが、まあ、それは東映さんの企業戦略なので何も言わないぞ



まあ、そんな訳で久々に変身したと思ったら間違ってモモタロスを攻撃して謝るクウガ
今回の内容はこれが全てですナ



2009/5/3(日)


忌野清志郎を追悼しておりますので
更新を自粛させていただきます


にしても、右とか左とかそんな偏狭な視点で清志郎を語ろうなんて、恥ずかしいにも程がありますよ、まったく



2009/5/2(土)


忌野清志郎先生がお亡くなりに・・・
何もする気がおきないです






忌野清志郎先生の伝説は山ほどあるけれどやっぱり最大の伝説は
生放送の歌番組で番組スタッフとの打ち合わせを無視して急遽演奏曲を、某ラジオ局をひたすら罵倒する歌詞を連呼する「FM東京」という歌に勝手に変更したあげく「オ○コ野郎」という言葉を公共の電波に乗せたことだよな

「デイドリーム・ビリーバー」とか「パパの歌」とかのほのぼの感動系CMソングを歌いだして
まあ、その歌はかなりヒットして、CMスポンサーとレコード会社と一般大衆はいい曲だと大喜びしていたけれど
昔からのファンは「清志郎は日和った」「堕落しやがった」と失望していた時期に、いきなりコレをやってくれて
「やっぱり清志郎はこうじゃないとなッ!」
「狙ってたな、まったく油断も隙もあったもんじゃねえよ」
とか溜飲を下げさせていただいたことは一生忘れませんよ

宗教、左翼、右翼、マスコミ、企業、政治家、芸能人
ありとあらゆる既存の勢力と権威に巻かれたフリをしながらケンカを売り続ける生き方はマネしたくてもできないよなあ
私は音楽は全然ですが、そういう生き方に少しでも近づければと思います
偉大なロックンローラーに、合掌


2009/5/1(金)


フジテレビで放送した江口洋介主演の「木枯し紋次郎」を見た訳ですが
いやあ〜なかなかどうして面白かったですよ
登場人物がみな悪いヤツばかりのところとか
まあ、信じられないぐらいの大量の血液が飛び散るとか腕や首が飛んだりする血生臭さは今のテレビコードの関係で無かったのですが
それなりに泥臭い殺陣と悲惨なオチは、今のテレビ業界でできる範囲内でがんばって「木枯し紋次郎」していたのではないかと思います

まあ、それはそれとして
中村敦夫さんが手練の老ヤクザというチョイ役で出演しているのを見て
新旧紋次郎揃い踏みシーンを期待しただけに、この二人の絡みが全然無いのにはちょっとガッカリでしたが
正直、このクオリティなら続きをもっと見たいですね







40年前のゾディアック事件で「真犯人は父」と娘が公表
んーこれなあー
ゾディアック事件ってのはあんまりにも有名な事件なんで
「真犯人を知ってます」とかいう人が毎年のように名乗り出るんだよなー
正直、私なんかは
またか
という気持ちなんですよねえ
去年もこんな話があったばかりだしなー、そういえば続報を待っているんですがどうなったんでしょう?





以上、なんか疲れたんで寝る
あ〜メーデーなのにアカいネタやらなかったなあ






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