当サイトの管理人「全滅屋団衛門」は東北の山奥にヒキコモっているニート中年である。
ニで仕事が無く、時間だけはクソみたいにあるので、今まで買ったままで見ていないDVD、買ったままで遊んでいないエロゲー、買ったままで組み立てていないプラモデル、等々をひたすら鑑賞&組み立てるというまさにオタな生活を満喫することにした
そんなどうしようもない社会人を辞めたオタが綴るオタ日記サイト「AE〜攻撃側全滅」

当サイトは、閲覧者が以下のサイトを見ているものとして、書かれております
赤毛のアン
侍戦隊シンケンジャー
仮面ライダーディケイド


2009/4/30(木)


なにやら最近「歴史が熱い」のだそうで
歴史好きの女性、略して歴女(れきじょ)というのが増えてきており
あろうことか歴女好きのアイドル歴ドル(れきどる)なるものまで存在するそうで
歴史オタが今トレンド(死語)らしいのです

ブランドの服やら野郎用の香水だの有無でモテる時代は終わり
今や歴史知識の有無がモテの基準なのです

コミュニケーションツールとして今や必須となったプロフ(笑)には
「好きな戦国武将」
という設問を書いているだけで
次から次へと異性からメールが来るのです

正直言おう
俺はモテたいんだッ!
異性からいっぱいメールをもらって
メールのやりとりをしているうちに恋がめばえるんだ
やがてそれが愛になって結婚に
ネットからはじまる恋
なんてステキなんだろうッ!

よし、決めたぜ
俺はモテるためにこんなオタ日記サイトの運営なんか止めるぜ
このサイトを閉鎖して代わりに俺のプロフサイトを運営するのさッ!
そしてプロフに好きな戦国武将を書いておけば歴女からメールがバンバン来てモテモテ
もう入れ食い状態ですよ
“貧弱な坊や”と馬鹿にされていた以前の自分とはサヨナラですよッ!






団衛門のごきげんプロフ

名前:全滅屋団衛門
誕生日:七夕の次の日7月8日
星座:ナイーブな性格のカニ座
血液型:明るく社交的な O型
好きな戦国武将:赤井直正






il||li_| ̄|○ il||li 
マイナー過ぎて歴女どころか誰もついてこないよ・・・終わった俺のモテ人生・・・


2009/4/29(水)


世はゴールデンウィークということで
上京している知人が帰郷、私とムダ話をしているので更新はありません



ちなみにどんなムダ話をしているのかというと
知人とその上司で、来日する取引先の米国の会社の偉い人を接待することになったそうで
なにかあったら一大事とばかりに
英語の堪能な者(知人とその上司)を案内役に
ホテルには米国人のスタッフがいる立派なところ、食事も米国人の口にあいそうな店をミシュランガイドを片手に予約したりと
いろいろと気を使いつつそのエライ人の来日を待っていたのだそうですが

来日当日、成田空港にその外国の偉い人を迎えにいったところ日本語で挨拶されてしまったそうで
なんでも
昔から日本には興味があり学生時代は日本の留学生を相手に日本語を勉強したのだけれど当時はお金が無くて来日はできず、今回の来日は仕事だけれど念願がかなった
とのことで
まあ、日本語はペラペラではないけれど日常会話する分には全然問題ないレベルだったし、なにより本人が「日本らしいところ」を希望したので
知人とその上司はそのエライ人をつれて
料亭、寿司屋、アキハバラ、銭湯、カプセルホテル
といった、いかにも外国人の方が喜びそうな場所を案内して大喜び
で、まあ、帰国の前日に「日本のサラリーマンが行くような店で飲みたい」とのリクエストでガード下の赤提灯に案内したのだそうですが
酒がはいっていて、しかも妙な日本語をしゃべる外国人だということで面白がられたのか、その店に来ていたお客さん全員と話が盛り上がってしまったのそうですが
その時に
「どうして日本に興味を持った?」
という質問に対して
「映画でニンジャを見て私もニンジャになりたくった日本を学んだ。けど、日本から来た留学生に『今の日本にはニンジャはいない』と言われてとても悲しかったです」
「日本にいる間一度もニンジャを見なかった、もしかしたらと思ってテレビも見ていたけどやっぱり見なかった」
と笑いながら答えたので店内で爆笑
知人の上司も
「いや〜さすがにニンジャはいないよねー」
とか言ってその話に笑っていたのだそうですが
知人はそのエライ人がどこか寂しげな表情で笑ってるように思えたのそうで
日本の文化ツレションを教えるという名目でその外国の偉い人をトイレに連れ出し、トイレで大袈裟に周りを見渡しながら小声で

「ミスター、日本人では人前でニンジャの話をするのはタブーになっています、気をつけてください」
「なんだって?」
「我々日本人は子供の頃からニンジャの存在を秘密にしておくように徹底して教育されるのです」
「それは、どういうことかね?」
「これ以上は・・・言えません、私も日本人なのです」
「!?」
「さあ戻りましょう、これ以上いれば怪しまれます、命に関りますので急ぎましょう」

と、言うような事をいってあげたところ
その外国のエライ人の表情が一瞬明るくなり、それから神妙な顔つきでで
「私もバカじゃないよ」
と言って酒宴に戻り、再び盛り上がったそうですが
その後ニンジャの話は一切しなくなったとか
で、次の日、帰国する外国のエライ人を空港まで送ったそうですが
別れ際に神妙な顔つきで小声で
「スパイを隠すのは当然です。誰にも言わない、大丈夫」
とか言われたそうで


ま、そんな話をね
「いや〜外国人に正しい日本像を伝えるのは難しいね」
なんぞと満足気に知人が語っておるのを拝聴しておりましてなあ

いやはや
ニンジャが実在するのは当たり前だろ、知人がなにをそんなに満足気に語っているのか、私にはどうにも理解できませんよ


2009/4/28(火)


さだまさしの番組見てるんで更新はないです



俳優の中丸忠雄氏がお亡くなりに
「キーハンター」が代表作だとか書いておりますが
私にとっては「太平洋奇跡の作戦 キスカ」の国友大佐の人なんだよな

日本の戦争映画ってのはとにかく見終わって暗い気持ちになる映画ばかりなのですが
この映画は「独立愚連隊西へ」と並び称されるほどの
見終わった後に爽快な気分になれる日本の戦争映画として稀有な存在でして

また、特撮部分を円谷プロが担当、濃霧の中を艦隊が進むシーンは日本ミニチュア特撮史上屈指の出来といわれておりまして

また劇中全体に漂う緊迫感溢れる演出

そして、そんな演出で観客を疲れさせないように時々笑いをとりにいくコメディリリーフとしてハヤタ隊員とソガ隊員
さらには
イデ隊員はいる、アラシ隊員はいる、ソガ隊員はいる、おまけに芹沢博士もいて
ウルトラ役者がゾロゾロ出演していたりして
特撮オタ的にも非常に見所のある作品になっておりましてなあ

さらにこの映画女優が全く出てこないという非常に男気溢れたストイックな作品になっておりましてナ
まあ、未見でしたら是非とも見ていただきたい作品ですよ
中丸さんも珍しく良い将校さん役で大活躍しますし
(他の東宝作品だとギャングとか悪い将校さん訳ばかりだもんなあ)
追悼するには一番相応しい作品なのではないのかと




2009/4/27(月)


幕末関連の資料を黙々と読んでるので更新はないです
大佛次郎の「鞍馬天狗」って改めて読んだら面白いなあ、ちょっと前にはやった「るろうになんたら」がやってることを全部やってんだもん
て、それ資料じゃないか



2009/4/26(日)


名古屋市民の勇気ある選択に敬礼!





今更ですが先程ようやく全裸釈明会見ってのを見たのですが
酒を飲むのに理由なんているかッ!
とか思ったのでした
芸能レポーターってのはアホばかりやのう




芸能ネタといえば前田愛が結婚とか
前田愛は当サイトを立ち上げる前からだから10年近く前から私が幼女アイドルとして一押ししておりまして
まあ、世間的にブレイクするほどの人気は獲得できなかったみたいだけど、演技力に定評のある女優になりましたから
成長を見守り続けていたファンとしては
幸せなゴールを迎えてよかったなと一安心しておりますよ

所謂ジュニアアイドルの末路って、途中で引退・消息不明になるパターンが多くって
そういう意味で、こういった形で芸能界のラストまで見守ることができたのは稀有なことでして・・・ん、結婚しても引退しない?う〜ん、まあ、それはそれで、いいかな






そうそうジュニアアイドルといえばちょっと遅くなりましたが
以前(2005年6月)私が真実一郎氏よりグラビアアイドルバトンを渡された際に、その返答として全てジュニアアイドルで返答したことがありまして
その時「早く写真集をだしやがれ!」といっていた小池彩夢がようやく写真集をだしておりまして

(写真集の宣伝文)数々のドラマ・映画での瑞々しい演技、光る存在感。けがれしらずの正統派U-15女優・小池彩夢、14歳のバースデーを記念しての初写真集!可憐すぎるはじめての水着姿もふんだんに収録した、これぞまさに少女写真集の金字塔!!それは、彩夢が奏でる、アヤメなりの旋律。
私が熱望してから4年、正直遅すぎるという気もしないわけでもありませんが、予約して発売日には購入しましたよ

まあ、それはそれとして、あのバトンを書いた直後から、ジュニアアイドル業界は劇変
それまでの「かわいさ」を売りにする路線から、「エロさ」を売りにする路線が主流になり
牛乳とかクリームを顔にかける、ビキニ姿でローションを自分の体に塗りたぐる、電気マッサージ機を股間に押し当てるという「ちょっとそれは子供にさせたらいかんだろ!」みたいな過激な演出作品が続出しだしまして
私なんかの昔からのファンはこの過激路線にはついていけず、ちょっと距離を置くようになったところに
例の過激な写真集をだしたことで出版社心交社の社長が逮捕されるという事件がおこりまして
業界自体が自粛というか方向転換というか、まあ以前の状況に戻りつつあるこの段階まで写真集を出さなかったということは
「小池彩夢は安易に過激路線に走る他のジュニアアイドルと違う」
ということをアピールするための作戦なのかもしれませんな

なんにせよ小池彩夢にはこれからも注目していきたいと思います






今週のシンケンジャー

シンケンジャーが戦う悪い妖怪の組織「外道衆」の長「血祭ドウコク」は
かつて、先代シンケンジャーを全滅させるも、最後の力を振り絞った先代シンケンレッドにより封印させられたが、その封印が未完成だったために長い時間をかけ復活する事ができたという設定があるのですが

どうにもその「血祭ドウコク」は
自分を封印できる能力を持つのは先代シンケンレッドだけで
今のシンケンレッドは外見はおなじだけれど封印する能力は無いので敵では無い
と思っていたようで
あまりシンケンレッド個人に対して復讐するとかいった執着するそぶりを今まで見せなかったのですが
封印する力はシンケンレッドである司馬家当主に代々伝わる能力であり、今のシンケンレッドもその能力を使えるようになる
ということを知って
本気になって攻撃をしかけてくるという因縁話


アヤカシどもからも「物騒なヤツ」と恐れられている「ウシロブシ」の、アヤカシ探知機を呼び鈴代わりとしてわざと探知させシンケンジャーを呼び出す自信満々の態度


「シンケンレッドは俺が倒す!誰にも手出しさせん」
と乱入してハカイダーしてくれる
はぐれ外道衆「腑破十臓」


そしてシンケンレッド、ウシロブシ、腑破十臓の三人による
避ける、弾くをメインにした流れるような三つ巴の殺陣アクション


シンケンジャーのストーリー上のメインテーマ「宿命・因縁」と、アクション演出上のテーマ「チャンバラ殺陣」の両方が満喫できる回でしたよ
いやー、本当にシンケンジャーは見所満載で面白いですよ






今週のディケイド
先週でメインライターの會川昇先生が降板してしまい、今週は一体だれが脚本を担当するのかと思っていたら
小林靖子さまですよ!

直前に放送していたシンケンジャーも小林靖子が脚本担当してましたから、一時間で2本ぶっ続けで小林靖子脚本作品が見れるというファンにとっては実に幸せな時間帯になりましたよ
スーパーヒーロータイムというよりは小林靖子タイムですなあ

さて、ディケイドの方は今週から電王篇
仮面ライダー電王は元々小林靖子がメインライターを担当していたので、彼女が引き続き担当するのは不思議ではありませんが
すでにシンケンジャーのメインライターも務めている上に
5月1日公開予定の劇場映画仮面ライダー超電王&ディケイドの脚本も担当していたりで
オーバーワークにならなければいいかとちょっと心配しております

て、言うか、なんだその「超・電王シリーズ」って表記は
電王まだシリーズで続ける気なのか!
ま、「一度当たった金鉱は掘って掘って掘りまくり掘りつくしてもさらに掘る」とか言われている東映ですから、全然不思議ではありませんが
そうか、主人公以外はみんなオリジナルキャストなのか
こうなるとますます佐藤健が出演していないのが寂しいナ
カメオでいいから出てもらえないのかのう〜
まあ、ルーキーズの劇場版抱えているから契約がらみで出れないんだろうけどなあ

まあ、それはそれとしてディケイドの話をば
番組冒頭から主人公の士(ディケイド)にモモタロスが憑依して電王に変身する飛ばしまくる展開に加え、その後ウラタロス、キンタロス、リュウタロスにも同じように憑かれてしまうわ
ユウスケ(クウガ)にも夏海にも憑依して大騒ぎっていう
いかにも電王らしい展開でしたよ

ま、劇場版の宣伝も兼ねてますからね
電王の世界観を思い出してくれってことなんでしょうけれど

ま、それはそれとして
こんなカッコ悪いシーンでつづくってのをやるところなんかも電王らしいなと思いました




2009/4/25(土)


私の住む岩手県というところは基本的に濃い味を好む地域でして

目玉焼きだろうが納豆だろうが豆腐だろうが刺身だろうが焼き魚だろうが揚げ物だろうが酢の物だろうがおひたしだろうが漬物だろうがお餅だろうが団子だろうが煎餅だろうがカレーライスだろうがアイスクリームだろうが
とにかくどんなに濃い味付けの食べ物にもまずは醤油をかけて食さなければ気がすまないという人が多いわけでして

県民一人当たりの醤油の消費量はかなり上位に位置するんじゃないかと思っていたりするのですが
それを裏付けるように
岩手県では「脳血管疾患」が死因となる確立が多かったりするのですが

まあ、それはともかく
岩手県民は食べ物は醤油風味じゃないと納得がいかないようで
例えば、岩手県の名産とかいわれている「南部せんべい」
これなんかは本来小麦とゴマで味付けをしている実にシンプルな味のせんべいなはずなのですが
これに醤油をまぶした「しょうゆ味」というものが存在し
岩手県民には幅広く食べられていたりしますし

醤油で味付けしただけの甘味が全く無い「しょうゆ団子」というものが存在し、県庁所在地である盛岡市では団子といえばコレを指すほどポピュラーな存在だったり

少数ですが関西人がカレーにソースを入れるように醤油を入れる人がいたり

当然、ところてんは酢醤油

たこ焼きだってソースの代わりに醤油のところもあるぐらいだし

お好み焼きだってソースの代わりに醤油を使う「薄焼き」という形と名前のかわったものがあるぐらいだし
(「薄焼き」・・・薄く延ばしたお好み焼きを串棒状に巻きつけたもの。薄く延ばす関係で具は青海苔としょうが程度でほとんどなく非常にショボい。20年ぐらい前の岩手ではお祭りの屋台で「お好み焼き」といえばこの「薄焼き」のことを指しており、「お好み焼き」=「ショボい食べ物」という間違った印象をもった人が多かった)


まあ、あれだ、その食べ物が岩手県民によって醤油で食べられるようになるということが、受け入れられ根付いたということになるわけでして
逆に醤油で食べられないということは、まだまだ岩手県民にとってはあまり食されない他所のところの食べ物であるということなのではないかととか
そんなどうでもいいことを一日中考えてました


2009/4/24(金)


本日盛岡では一部のオタクさんの間で話題になっていた
暴れん坊将軍\ 第19話(通算755話)「江戸壊滅の危機!彗星の恐怖」
が放送されておったので見させていただきました









まあ、画像を見ればわかるとは思いますが
その慧眼から彗星が落下するのではないかと思った八代将軍徳川吉宗が、長崎から天文学者を呼び寄せて調べさせたところ、江戸に彗星が落下し関東平野が全滅するという予測が。この地球最大の危機に吉宗は巨大宇宙船を秘密裏に建造、彗星接近にともなう天変地異で人類の大半が死に絶えるなかを脱出するというストーリーでして



って、それはフィリップ・ワイリーとエドウィン・バーマーの書いた終末モノSFの古典「地球最後の日」だっ!

地球最後の日・・・地球に接近する放浪惑星ブロンソン・アルファとブロンソン・ベータ。この惑星のひとつブロンソン・アルファの軌道上に地球があり2年後に地球はブロンソン・アルファと衝突し消滅するのが判明。生き残るためには他惑星への移住しかないがそれを行うために必要な宇宙船は建造する時間が全く足りず絶対数が不足、脱出できるのは極々一部の者だけで大半の者にとっては最後の日が迫ってくる。という内容の1933年にフィリップ・ワイリーとエドウィン・バーマーによって書かれたパニックSF小説。
1951年にペパトーンアニメ(パーツを差し替えながら撮影するコマ撮り人形アニメ)の創設者にしてSF映画の名プロデューサー「ジョージ・パル」の手によって映像化され、そのミニチュア造型を使った撮影が高評価され特殊効果を担当したゴードン・ジェニングスがアカデミー特殊効果賞を受賞

以後「メテオ」「妖星ゴラス」「ディープインパクト」「アルマゲドン」といった有名なものから無名なものまでこの作品の影響を受けた映像作品は数知れない。

関係ないのが混ざっているような気もしますが気にしないように

と、まあ、SFオタ的にはなっておりますが
じつはコレ、さらに元ネタがあって
縦横無尽のカメラワーク(面白いカットを撮影するためにクレーンどころか気球にカメラをくくりつけたり、カメラをキャッチボールの如く投げつつ撮影したとか言われている)で知られるフランス映画の巨匠アベルガンス監督により、1931年に「LA FIN DU MONDE」というタイトルで地球と彗星が衝突する終末モノの映画が撮影されておりましてな
尤もこの作品は、終末がくるということで自暴自棄になった世界中の民衆が、宗教的指導者により争いをやめ世界統一国家が誕生し、最終的に神の奇跡によって救われるというSFでもなんでもない宗教的側面強い作品でありまして
またこの作品の評価ってのが
「やっちまったな!」
「アベルガンス監督作品中最低の作品」
と、実に芳しくないことこのうえないのですが、アベルガンス監督作品だということで世界中で、なんと戦前の日本ですらも公開されていたそうなので、米国ではいわずもがなだと思うのですが
この「LA FIN DU MONDE」が公開された直後に「地球最後の日」が書かれていることから、かなり影響を受けているのではないかと
ま、それが事実としても、それをSFにしてしまったことで充分オリジナル性があると思いますが
だいたい、いちいちパクりパクり言ってたら全ての映画やマンガはシェークスピアのパクリとか言われて、演劇マニアにでかい顔されちまうんだぜ



あー一応言っておきますが
「江戸壊滅の危機!彗星の恐怖」ってそんなストーリーじゃないから
ネタとして敢てやってるんで
本当の内容を知りたい方は他所のちゃんとしたサイトでしらべるようにナ

だいたい私はこの作品を見た時に思ったことは
真っ先に吉宗に斬りかかり、そして返り討ちにあってしまう5万回斬られた男「福本清三」先生の雄姿だったんだよなあ






2009/4/23(木)


いやーやっぱり「全裸」ってインパクトは凄まじいものがあるよな

まあ、それにしても全裸ごとき逮捕されてしまうとは実に不思議だな
いや、全裸で電信柱に登っても御説教だけですんだ私が言うんだから間違いないですよ
一体なんで逮捕されちゃったんだろうなあ・・・

ハッ!もしや、これは地デジの普及率が一向に上がらないのを草薙剛メンバーのせいにして責任逃れをしようとする総務省の陰謀ではッ!
そうでなければ総務大臣が「最低の人間としか思えない」「絶対に許さない」とか、あそこまで言うとは思えませんよ
これは総務省の仕組んだ国策捜査にちがいありませんよ


おや、誰か来たようだ、こんな時間に訪問者とは珍しいな・・・


本当はこの陰謀にジャニーズ事務所の宿敵バー○ン○プロがなにかするってネタも考えたんですが,
ヘタすると、サイト閉鎖の上無期限謹慎しなきゃならなくなるかもしれないので自粛しております
桑原桑原






昼食を繁華街の中華食堂にて摂ったのですが
「ラーメンとギョウザ、それと生ビールを」
と注文したところ
生ビール>ラーメン>ギョウザの順番で料理が運ばれてきたのに大いに不満
ラーメンをつまみにビールを飲めるのかお店の人にはちょっと考えて欲しいな
調理に時間がかかるのはわかるがビールを頼んでいるのだから
ラーメンよりもギョーザを優先して出してくれるぐらいの甲斐性は欲しいところ

ファミレスのように「お飲み物は何時お持ちしましょうか?」と一言聞くなり
ビールの注文がはいったら、少量でいいのでつまみとして漬物をつけるとかの、ちょっとした工夫があればなあ〜

ま昼からビールを飲む私もあまり誉めれたものではありませんが






自民党が、「世襲制限」を次期衆院選のマニフェストに加えようという動きが持ち上がっているそうで
それに関して一部というかかなりの自民党員が
「立候補は被選挙権を得た人ならどなたでも、ということになっている。制限はなかなか難しい」
「世襲だから良い悪いではなく、仕事の内容を見てもらいたい」
「法律を作れば必ず違憲判決が出る」
と、否定的な態度をとっているとのことですが
この世襲制限はやるべきだと思うなあ
自民党が開かれた政党であることを、これほどまでにアピールできることはないですもの
ただ法律にしてしまうのは憲法違反になるので、自民党内の方針として「世襲候補は選挙の際公認・推薦しない」ってやればいいんでない?
それに、世襲候補でもやる気のあるヤツは公認されなくても出馬するもんだし、その程度の気概も覚悟もないヤツは議員になってもちゃんと仕事できないだろうしな
それに、どうせ選挙の時はお前等「完全無所属」で出るんだろ?党の推薦なんかいらないよな?

もちろん自民党は開かれた政党ですので
選挙が終われば例えそれが公認・推薦しなかった候補者だったとしても入党したい者は皆受け入れるという度量の広い所も示すべきだと思いますが






今日のフランスF2(アンテンドゥウ)ニュースで
携帯電話の中継アンテナのせいで体調が悪くなったと訴える住民を取り上げておりまして
フランスは電磁波による健康被害について結構真剣に考えているのだなあ〜日本じゃどうなんだろう、怪しい宗教団体がどうこう言ってるぐらいかな
とか思って
電磁波 健康 でググッてみたところかなりのヒット数が
日本でも深刻に考えられているようですなあ

一応グーグルの三枚目まで見てみましたがどのサイトでも

「国連の機関である世界保健機構(WHO)は、高圧線の電磁波で小児白血病リスクが上昇することを認めながらも、これを説明する科学的根拠はみられない〜」

といった記述がなされており
一昔前のアカの得意技
事実と事なる情報をでっちあげ、それを裏付ける都合のよい事実のみを指摘し、都合の悪い事実は隠匿する
といった手法を使っていないのにはちょっと感心しました
とはいえ
「〜科学的根拠はみられないが悪いんです!
といったヘンテコな文章になっているのは御愛嬌といおうことでしょうか

さて、そんなこんなで電磁波と健康に関するサイトを見ておったところ


フランスでは携帯電話基地局近隣の住民が事業者を相手取って提訴した裁判で、事業者に基地局撤去や損害賠償の支払いを命じる判決が言い渡された!
欧州では電磁波は健康に悪影響を与えると認定されたのだ!


と、鬼の首をとったかのような騒ぎっぷりのサイトがございまして
気になって調べたところ
どうにもこの裁判、訴えた方は
「携帯電話基地局が設置されたことにより健康が悪化した」
と主張したのではなく
「携帯電話基地局が設置されたことにより『健康が悪化するのではないか』という風評で精神的にダメージを受けてしまった」
という内容の風評被害を主張して、それが認められたということらしく、電磁波と健康の影響について司法的に認定されたものではないということです
ちなみにこの裁判は日本でいうところの二審(高等裁判所)にあたるもので、電話局側は控訴し三審(最高裁判所)が決定しております

まあ、それはそれとしてテレビでは

電磁波と健康の関連についてはまだ答えがでていない、引き続き研究・議論が必要な事例ではありますが
いくら中継アンテナから常時電磁波がでているとしてもその量は携帯電話の100分の1以下、そんなものよりももっと気にしなきゃならないものはいっぱいありますよ

といった感じでパソコン、電子レンジ、送電線、といったモノを取り上げて電磁波を測定しまくるのですが
最後の最後に
国際がん研究機関の発癌性評価資料と言うものを引き合いに出し
「送電線などから発生する電磁波はヒトに対して発がん性がある可能性がある」
と、その危険性を指摘した後に
「でもその危険性はカフェイン、お茶、コレステロールと同じ程度のモノだそうです」
というオチを持ってくるあたりはなかなかかと


2009/4/22(水)


エコのために納豆のパックの中にタレとカラシを入れるのをやめていただきたく思います
自分は普通の醤油で食べるので、タレもカラシも使わないんです
使い道にいつも悩んでしまいます
いや、もう本当に



2009/4/21(火)


NHKでドラマ化されるということで司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいます

「坂の上の雲」という作品は、幕末動乱期に産まれた愛媛松山出身の若者
近現代文学における短詩型文学のあり方を決定付ける事になる改革者にして文豪「正岡子規」(与謝野鉄幹との対立話は非常に面白いのですがいずれまた)
僅かな兵で数倍の兵力で攻めてて来るロシア軍主力と真正面からぶつかり凌ぎきってしまう屈指の戦術能力を持ち、後の奉天大会戦で活躍することになる日本帝国陸軍軍人「秋山好古」
その弟で日本海大海戦に東郷平八郎の副官作戦参謀として参加し、所謂「Tの字戦法」「東郷ターン」を考案、また文学的ですらある信号文「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」「〜本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」や「〜古人曰く勝つて兜の緒を締めよと(聯合艦隊解散之辞)」を書いたことで知られることになる日本帝国海軍軍人「秋山真之」

この3人の目を通して幕末から明治にかけての日本を描き出そうとする青春群像劇
を司馬遼太郎先生が書こうとしたら
どうゆわけだか後半部分は日露戦争の戦記小説になってしまったという不思議な作品なのですが

とはいえ、その文章は読みやすく、説得力もあり、読み終わった後は感動できる内容になっておりまして
非常に人気のある作品でもありまして
現代日本人の「日露戦争」のイメージというものを決定付けしまった作品であり
また、史学を志す人間にとっては一般人から「司馬先生の作品と違うからあなたの説(研究)は間違っている」とか言われてしまったりで、まさに「釈迦に説法」的な人間を大量に生んでしまったりする非常にやっかいな作品でもあったりするわけですが
(医者に向って「みのさんはそんな事言ってなかった」と言い続ける年寄り的、ともいえますが)


で、まあ、そんなアレな作品ですが、私もこの作品は好きでして
特に後半の日露戦争が勃発するあたりのロシアという列強国に対して日本人がひとつの目標向かって総力を結集していくくだりは何度も読み直したりしておりますよ

とはいえ、この作品には大いに不満がありまして
時代背景が明治初期の事なので、薩長閥政治真っ最中ということもあり登場人物のほとんどが薩長土肥の人々ばかりで、戊辰戦争で賊軍認定された地の出身者がほとんどでてこないということです
まあ、歴史上そうなのですからしかたないのですが、私のような旧賊軍の南部藩在住の者にとっては読んでいていささか寂しいものがあったりします
そんなわけで同じ賊軍認定された仙台藩出身の高橋是清が出てくるとちょっとだけ嬉しかったりしますが

まあ、そんなわけで
日本人がその総力を結集した日露戦争に岩手県出身者は何の貢献もしていないと思われてしまうのもシャクなので
岩手県出身の今や誰も忘れている日露戦争の影の英雄「横川 省三」の話しでも
(ま、実際のところ「坂の上の雲」にもちょっとだけでてるけどね)

横川 省三(よこかわ しょうぞう、元治2年4月4日(1865年4月28日) - 明治37年(1904年)4月21日)は明治期の新聞記者。南部盛岡藩の出身。初名は勇治。勇次のペンネームで活動することもあった。旧姓は三田村、山田。
若い頃は自由民権運動に携わり、加波山事件により投獄された。また、1887年には保安条例施行に伴い、伊東圭介と共に皇居周囲三里以内から追放された。
その後朝日新聞の新聞記者として、郡司成忠の千島列島探検隊の特派員や日清戦争の従軍記者などの活動をする。その後記者を辞め、アメリカでの農園経営やハワイ移民の斡旋などに携わった。日露戦争開戦に際しては内田康哉に招かれて特別任務班第六班班長となり、沖禎介とともに特殊工作に従事する。ロシア軍の輸送鉄道爆破のため、ラマ僧に変装して満州に潜伏するが、捕獲されハルピンで処刑された。




以上がwikiにおける横川省三の記述であるが、恐らくこれを読んだだけでは何がどうスゴイのか良くわからないと思うので、これを補足していく

横川省三は盛岡藩士三田村勝衛の次男「三田村勇治」として盛岡市下小路(現:盛岡市愛宕町)に生まれる。
同じく盛岡藩士の子として生まれ、後に政党政治を実現した第19代内閣総理大臣「原敬(はらたかし)」の9歳年下
後に「武士道」を書くことになる旧5000円札の人新渡戸稲造の3歳年下

明治初期の盛岡出身の人物像を辿っていくと、あるひとつの事件に辿り着く割合が非常に多いのですが
それが、当時の盛岡藩が賊軍として明治政府に降伏し、その敗戦処理として藩主に代わり盛岡藩を指導していた立場にあった家老「楢山佐渡」が報恩寺で刎首されることになる盛岡藩の事実上の終戦日である明治2年6月23日
この日は当時の盛岡住民にとって屈辱的な物として映ったようで、当時14歳だった原敬はこの出来事を生涯忘れることはなかったとか言われており、多かれ少なかれ当時の盛岡出身者はこの事件の影響を受けておりまして
横川省三は当時三歳、記憶には恐らく無いでしょうが、周りの人間から恐らく何度もこの件について聞かされて育ったものでありましょう

さて、横川省三の父三田村勝衛は藩内ではそれなりに重用されていたらしく開国直後に幕命により北方警備のため副司令官となって函館に赴任したところ、当時函館ロシア領事館附属礼拝堂司祭として函館にいたニコライ・カサートキン(後にニコライ堂で有名になるニコライ神父)と出会いそれに心酔しロシア正教に改宗、常に聖書を手放さない熱心なキリスト教徒になったそうで
当然、横川省三も父にならい熱心なロシア正教の教徒として育ち、これが妙な正義感と言うか
ある意味まっすぐな性格の人間に育ってしまいまして

即ち、日本国の指導者が薩長出身の者ばかりになっていることに対する反発
キリスト教でいうところの平等の精神
横川省三が藩閥政治を否定する自由民権運動に携わるのは当然の帰結でありましょう

かくして横川省三は自由民権運動に参加するようになり
今で言うところの爆弾テロである加波山事件に参加し犯人隠匿罪で1年半の間投獄されてしまうのですが、投獄中に思うところがあったようで

荘子は『日に三度己を省みる』と言っていたが、自分などは日に三度反省するだけでは とても足りないほどのバカ者である

ということで自分の名前を”省三”と変え
すでに同じ盛岡藩士出身で自由民権運動に参加していた「東京朝日新聞」の編集長に登りつめていった佐藤北江を頼り、東京朝日新聞の記者として
千島列島にロシアの手が伸びてきたのに対抗するために、日本人を住ませて千島を開拓するという幸田露伴の兄郡司成忠の開拓事業に記者として参加
この事業には後に南極探検で有名になる白瀬矗も参加、事業自体は29名の死者を出し散々な結果で終るのですが、その死にッぷりが民衆には面白かったらしく省三の記事は大人気に
また、千島開拓事業が失敗した同年日清戦争が勃発、既に極限状態を経験しており、その手記が大人気だった省三は「東京朝日新聞」のエース記者として帝国海軍に従軍記者として参加「豊島沖海戦」「黄海海戦」の記事は大人気となり
横川省三は危険を売り物にする名物従軍記者として世に名前を知られる事になるのですが

ま、普通なら、成功者としてこの話はここで終わるのですが
そこは横川省三ただ者ではございません
世間の名声なんかクソ喰らえとばかりに
東京朝日新聞社の上層部が政治的意見の対立から派閥争いをしているのに嫌気がさした省三はコレに幻滅して辞職
せっかく築いた名声を全部捨ててアメリカに渡り、日系移民のための邦字新聞「北米日報」を立ち上げたり
ハワイで不当に搾取されている日本人移民のために米国人資本家と待遇改善を求めた交渉する世話人というか運動家として働くようになります

さて、省三がこのようにアメリカに行っている間、国際情勢は劇変、遼東半島の所有権を巡り日本はロシアと対立もはや戦争は不可避であるという状況になっていきます

時の外務大臣小村寿太郎は次官の内田康哉(後に外務大臣を度々務め、内閣総理大臣になった原敬が暗殺された際には臨時代理に就任。満州国設立、日本の国際連盟脱退を推進することになる)を清国公使に任命して北京に派遣、戦場になるであろう遼東半島の周囲の情報を入手するように命じることになるのですが
そこで内田康哉は中国国内で情報収集を行えるであろう人材を探さなければならなくなったところに
当時自由民権運動で省三と一緒に運動していて者が省三を推薦、その経歴から内田康哉は省三を気に入り工作員としてアメリカから召還
時の藩閥政治には反発する省三ではありますが、現在のどこぞの政党のように国家全体に対して反発するということではなく、あくまでも彼が反発しているのは藩閥政治であり
「皇室を敬戴すべし」「本国を愛重すべし」「人民の権利を固守すべし」という信条の元、日本国存亡の危機に対して身を粉にして働くことを快諾
日清戦争で従軍記事を書いた際の経験を元に、ロシアの勢力圏内にある中国の奥地からロシア国境付近まで商人や馬賊に変装して潜入し開戦直前まで数々の貴重な情報を入手することに成功し、日露戦争の基本戦略を形作ることに貢献する事になります

さて、そんなこんなで省三が諜報活動を続けている間にも、事態はどんどん深刻化
1904年2月6日、日本はロシアに対して国交断絶を宣言
同年2月10日、ロシアは日本に対して戦闘行為を容認し開戦することになります

省三の情報から、、ロシア軍はシベリア鉄道の単線一本をたよりにして兵隊や弾薬を大量に輸送しているのが判明
当時の日本軍は、ロシア軍の主力が揃う前に短期決戦をしたいというのが戦略であり、このままシベリア鉄道を放置していればロシア軍の増援が簡単に到着してしまう
一日でもロシア軍の増援を遅らせたい日本軍としては何とかしてそれを妨害したいというので
シベリア鉄道を爆破するために特別任務班という、北京に在住する者を軍人民間人を問わずに混合編成して挺身隊を結成するということになるのですが
当時39歳となった横川省三はこの話を聞くや上司である内田康哉の「君はもう充分働いたのだし、なによりその歳では前線で戦うのは無理だ」と止めるのを聞かずに、直ちにその作戦への参加を表明
かくして日露戦争勃発10日目の2月20日、日露両軍が軍隊をのんびりとノロノロと動員しはじめた頃
日露戦争初の軍事行動が最年長の横川省三を筆頭にした軍人11名、民間人35名計46名によって編成された挺身隊によりひっそりと行われることになります
まあ、結局のところこの作戦、横川省三は任務中に同じく挺身隊に参加した親友でもあり同志でもあり部下でもある沖禎介と供にロシア軍に捕まってしまい、ロシアの軍法会議にかけられてしまうことになるのですが
普通ならもう未来に絶望して投げてしまうところですが、ここからが横川省三のスゴイところです



軍法会議には、公正明大であることをアピールするために外国からの従軍記者、観戦武官を立ち合わせた上で始まった


「名前は?」
「私は横川省三、そちらにいるのが沖禎介、両名とも日本人である」


「階級および位階勲等は?」
「われら両人は軍人ではない無位無冠の一日本臣民である。」


「軍人でない民間人が鉄道爆破のような行為をするとは思われぬが?」
 「否、日本人たる者は一人として国を思わない者はない。軍籍にあると否とを問わず、われら畏れ多くも天皇陛下のご命令とあらば、いかなる任務であろうとも生命を投げ出して忠を尽くすのが日本臣民である。」


「汝らはいかなる目的を持ってこの地に入ったのか?」
「目的はロシア軍隊の大輸送を妨害せんがため、シベリア鉄道の鉄橋および線路を爆破するにあった」


「この作戦の指揮官の姓名は?」
「命にかけて言えぬ」


「それを告白するなら刑を半減するが、もう一度問う、この作戦の指揮官の姓名は?」
「われらは日本人である。ここに武運つたなく捕えられたからには、もとより死は覚悟の上である。日本人にとって死生は論ずるところではない。天皇陛下の御為、お国のためなら女子供にいたるまで生命を惜しむ者など唯の一人もいない。我らはいかなる極刑をも喜んで受ける。しかしながら日本軍の機密に関することは断じて言わぬ。」


「あなたは軍人ではないと言う、であれば我々はあなた方を捕虜として待遇できない。このままではあなた方をスパイとして絞首刑にすることになるがそれでもよいか?」
「異議アリ」
「告白する気になったか?」
「犯罪者として絞首刑にされるのは納得いかない、軍人に対する礼をもって、われらを銃殺にしていただきたい」


裁判長は休廷を宣し別室で判事とともに協議をした結果、以下の判決が下される


「横川、沖両名は銃殺刑に処す。尚本議は横川、沖の勇敢なる行為と戦時国際法の精神を酌みロシア軍総司令官アレクセイ・ニコラエビッチ・クロパトキン陸軍大将に死一等の減刑を請願し捕虜として拘置せられんことを決議す」


信じられないことだが、横川の銃殺要求は通った
しかも、クロパトキン陸軍大将の許可があれば捕虜として扱いたいという内容である
傍聴人は省三が異議を申し立てた時に誰もが命乞いをするものだと思っていただけに、この要求には傍聴人だけでなく裁判官もその場に居合わせた全ての人が驚き
そして、その死を恐れない凛とした態度に心を打たれたと同時に畏怖の念を抱き
フランスから来た観戦武官は
「日本軍にこのような人物が多数あるとすれば、いかにロシア軍が優勢であっても苦戦するのは必至であろう」
と感想を述べる等、彼等の立ち振る舞いは話題に事欠いているロシア軍内部で話題に
そして話題になったことで、ロシア軍の士気を鼓舞するためにクロパトキン陸軍大将は減刑の請願を許可せず銃殺刑の決定下すことに


4月21日死刑執行の日の朝
横川の独房を訪れたロシア軍の将校に「なにか言い残すことはないか」と尋ねられた横川は、愛娘横川律子(当時17歳)、横川勇子(当時10歳)宛ての遺書を託す事にし、書き始めた



 拝啓。父は 天皇陛下の命により露国に来り、四月十一日露兵の為に捕へられ、今彼等の手により銃殺せらる。これ天なり命なり。汝等幸いに身を壮健にし尚国の為に盡(つく)す所あれ。我死に臨んで別に言ふ所無し。母上は勿論宜しく汝等より伝ふべし、富彌にも宜しく伝ふる所あれ。
 明治卅七年四月廿日 満州哈爾賓(ハルピン) 横川省三
  横 川 律 子 殿
  横 川 勇 子 殿

此の手紙と共に支那北京の支那銀行手形にて五百両(テール)を送る。井上敬次郎、山口熊野等の諸君と相談の上、金に換ふるの工夫を為すべし。




っと此処まで書いて省三は筆を止め、隣の房にいる沖に言った
「沖君、考えてみれば、われらの所持金はいわば公金だ。これをロシアの赤十字社に寄付しては どうだろうか。君の意見はどうか」
「日頃尊敬する貴下の意見です、いちもにもありません賛成です」
沖の返事を聞くや省三は傍線で文章を抹消し、以下のような文章を書き上げた

 拝啓。父は 天皇陛下の命により露国に来り、四月十一日露兵の為に捕へられ、今彼等の手により銃殺せらる。これ天なり命なり。汝等幸いに身を壮健にし尚国の為に盡(つく)す所あれ。我死に臨んで別に言ふ所無し。母上は勿論宜しく汝等より伝ふべし、富彌にも宜しく伝ふる所あれ。
 明治卅七年四月廿日 満州哈爾賓(ハルピン) 横川省三
  横 川 律 子 殿
  横 川 勇 子 殿

「此の手紙と共に支那北京の支那銀行手形にて五百両(テール)を送る。井上敬次郎、山口熊野等の諸君と相談の上、金に換ふるの工夫を為すべし。」
此の手紙と共に五百両(テール)を送らんと欲したれども、総て露国の赤十字社に寄附したり。




省三の書き上げた遺書を預かったロシア将校はどういった内容が書かれているのかその内容を聞き驚いた

「お前たちの家族が困るだろう。法によって遺族に送ってやるから考え直せ」
「あなたの御厚意はまことにありがたい、しかし日本国天皇陛下は決して遺族を見殺しにはなさらないし、かつまた国民は遺族を王侯の待遇をもって遇するから、少しも心配はいらない」
「それでは何故にロシアの赤十字に寄付をするのか」
「この戦争において不幸にして日本軍の砲弾によって傷つき病める貴国軍人に対し、少しでも罪滅ぼしをしようという気持であるから、どうか納めてほしい」


横川と沖が、その所持金すべてをロシアの赤十字社に寄付したことは、たちまち多くの人が知るところとなる
処刑される二人の日本人が、あろうことか大枚の所持金を、故国に待ついとおしい家族に遺すのではなく、戦争相手たる敵国ロシアの赤十字社にすべて寄付したことに驚嘆し、その姿を一目見ようと処刑場はロシア軍将校、観戦武官、従軍記者の黒山の人だかりに埋まり
その衆人が見守る中、横川と沖ははるか彼方に祖国を、そして皇居を望む東南の空に向かい遥拝した後、両名は柱に縛り付けられ
「天皇陛下万歳!大日本帝国万歳!日本軍の大勝利万歳!」
と叫びながら銃殺されることになるのであった

銃殺される横川と沖とされる写真、右側から横川、沖



二人の日本人捕虜の最期の様子はロシア軍将兵の間に伝わり
 あの横川のような死をも恐れぬ男達が多数潜入して破壊活動をしている、さらにこれからは何千何万もの日本兵と戦わねばならないのだ、そんな連中を相手にして我々は勝てるのか?
と、ロシア軍内部には日本人に対する畏怖の念を植え付けることになり
またその直後、横川以外の挺身隊がシベリア鉄道への攻撃を成功させたことからロシア軍は恐慌状態に陥り
シベリア鉄道への過度の警戒を行うようになり、最前線からかなりの兵力を削ぐ事になる





また
この話は美談としてロシア軍に帯同していた諸外国の従軍記者によりヨーロッパを中心に配信され
日本には彼等の死刑執行後しばらくたってからヨーロッパ、アメリカ経由でその情報が入ることとなる
彼らの堂々たる最期は、新聞により大々的に喧伝されその話を聞いたすべての日本人を奮い立たせずにはおかなかった

当時、明治天皇は戦死者の報道があるたびに逐一御自ら記帳され、冥福を祈っておられたが、この横川省三、沖禎介の名をご記帳になられた際にこの二人に肩書きがないことをいぶかしく思われ、側近の者に理由を問い事情を知ると涙に咽ばれしばらくお顔をお上げにならなかった
やがて、お顔を上げ筆をお執りになるや、二人の名の上に「忠君愛国之士」と記されたのであった。


かくして横川省三の名は「忠君愛国之士」として当時の日本国民の間で知られるようになり
銃殺された場所ハルピンには「志士の碑」という記念碑が立てられ、伊藤博文が暗殺された地とセットとなった観光施設として太平洋戦争終戦直前まで日本からの観光客が訪れていたりとか
何度と無く喧伝され日露戦争の英霊として当時の人間に知られる事になるのですが
皮肉なことに省三が憎んでいた藩閥政治はこの日露戦争の勝利でさらに続く事となったりするわけですが

横川省三の名が喧伝されたおかげで当時の盛岡市民は日露戦争というものにより注目するようになり
日露戦争で勝利した時は、勝利した記念として吉野桜1000本の苗木を植樹するという当時の盛岡としては大規模なイベントが行われ、これが今盛岡の桜の名所高松池となっていたり
その高松の池を見下ろすように巨大な横川省三の銅像が立てられたりと(後に太平洋戦争時の金属供出により銅像はなくなる、ちなみに銅像設置の発起人のひとりに戦前右翼の大物「頭山満」の名前がある、横川を内田康哉に紹介したのはこの人らしい)
まあ、これだけ当時の盛岡市民に愛された横川ですが
さんざん日本政府のプロパガンダとして利用されたため太平洋戦争後はアカによる軍人=悪人の論理によりバッシングされ、今となっては盛岡市民ですらその存在を知らないという有様
今回NHKで放送される坂の上の雲でちょっとでもいいから紹介されて知名度が上がる事を私は期待しております


在りし日の横川省三の像、大陸風の衣装をまとっているのに注目していただきたい。銅像は太平洋戦争中に行われた金属供出によって失われたが、同じ原型から作られた石膏像が楢山佐渡が首を刎ねられたことで当時の若者に衝撃を与えた報恩寺に収められているのは因縁ではないか


かつて横川省三の像があった場所、現在は台座のみが残っている



横川省三の像があった場所のすぐ横にある弔霊塔、馬賊らしく漢文でいかに横川省三達が勇敢であったかが書かれている。台座部分に大きな獅子頭の彫刻が施されており、非常に手間暇がかかっていることからもして、当時の人間からいかに氏が尊敬されていたのかが理解できる


ちなみに東京都港区には横山省三の遺族が寄贈した
「横川省三記念公園」
というものがあるそうですが
もはやその由来すらよくわかっていないようでちょっと悲しいですね
とはいえ、カエルの水飲み場はちょっと気になりますが



2009/4/20(月)


飲んだ寝る



2009/4/19(日)


盛岡は今桜が満開
例年であれば本日あたり当サイトの花見OFF会が開催されるのですが
残念なことに私は本日法事でございまして
どうしても法事を優先せなゃならないわけでしてナ

とはいえ法事会場は例年花見をやっているすぐ隣でありまして
やってることは花を見ながら酒を飲むという例年どうりだったりしますが
まあ、そんなわけで飲んだんでテキトーにな





今週のシンケンジャー
戦隊の中で一番未熟なシンケングリーンが修業するような感じの予告を見たので
今週はシンケングリーンが主役の回だとばかり思っていたら

主役は伊吹吾郎さんでした
見事に私の期待を裏切ってくれましたよ
やるなあ(笑

やるなあ と言えば

グリーンのレバーを持つ手が逆シングルしてて
妙にゲームマニアぽいのはどうしたものかと





今週のディケイド

「(人間は)愚かだから転んでケガをしてみないとわからない、時には道に迷い間違えたとしても、それでも旅をしている、お前に道案内してもらう必要は無い」


「なかなか男らしい面構えになったなあ」
「そうかな、俺も大人になったか、うん」
「キミじゃないよ(以下略)」


今週で脚本を担当していた會川先生が降板するディケイドですが
上のセリフがいろんな意味で會川昇本人のことを指しているように思えるのはちっと考えすぎでしょうか





2009/4/18(土)


どうにも、文章を書きたいという気持ちが無くなってしまいまして
これは気分転換になるような、なにか刺激になるような事でもしないとダメになるな
と直感的に思ったので
久々にキャバクラにいってきました

以上、飲んだ寝る



2009/4/17(金)

マイクロソフトの陰謀で長文が吹き飛んでしまい、やる気を無くしました


2009/4/16(木)


んーなんかやる気がないんで
テキトーにニュースサイトの真似事で御茶を濁します





森田知事を市民告発 「自民所属なのに無所属名乗った」
う〜ん、たしかになあ公職選挙法のおかげで中立的な選挙候補者情報というのは選挙公報以外では手にはいりづらい状況だ
情報が不足している状況下では
候補者がどこの政党の所属なのかで投票するという事は充分にありえるとは思うから
この告訴した市民団体の考え方はわからない訳ではないのだけれど
けど「辞職しろ」って要求するまでの事でも無いと思うんだよな
公職選挙法違反に抵触するかどうか微妙な感じがするしねぇ

ま、それはそれとして
森田氏の会見での態度はちょっといただけなかったな
「相手にしていません」って意思表示なんだろうけれど、もうちょっと真摯な態度で受け答えすればイメージはもっとあがったのになあ、ちょっともったいないかったな






割りばし死亡事故、二審も医師の過失認めず
この事件はよく憶えてます、当時は(今もですが)世間から医師は「富みを搾取するエリート」であると思われていた頃で
マスコミが一斉にこの医師と病院を叩いた報道をしていたのですが
「いや、これは批判するに当たらない事例では」と思った人間が、そこかしこの大型掲示板を根城にwebでこの事例に対して反論をしておりまして
(当時は、まだ「2ちゃんねる」が立ち上がったばかりで、今と違って複数の大型掲示板が割拠しており、2ちゃんねるもそのひとつの勢力でしかなかった)
私も某大型掲示板を根城に「こんな報道されてたら救急医療は崩壊するよ」とばかりに反論をしていたひとりだったりするわけで、当時の事は非常に印象に残っておりますよ

当時の印象は、一般世論は9割がたがマスコミと同調してこの医師と病院を叩いていた印象がありますが
webの世界ではちょっとちがい、患者に同情する者6に対し医師に同情する者4といった感じの印象でして
大多数を相手に論戦をし、そして相手を納得させていくということが面倒で、それでいて楽しかったような記憶があります

当時まだwebはそれなりの専門知識がないと見られないという時代で普及率は低かったのですが、わざわざそれを乗り越えてwebの世界に入ってくる連中ばかりだったので、まっとうな思考、教養のある者が多く、反対意見だろうがそれなりに筋の通った議論がしっかりでき、それが非常に楽しかった。今では考えられませんが


あれから10年
その間にこの問題はさらに大きくなり2002年に患者の遺族は意医師と病院を刑事訴訟をし
そして当時は「大袈裟」だのと言われていた「救急医の不足」が現実のものになった現在
今ではwebの論調は9割がたが患者側を批判するようになっています


この件に関しての技術的な話や、両者の主張は当時も散々してたし、どこぞの大手ブログやらサイトやらでも書いていると思うので、今更私が書くのもどうかと思ったので書きませんが
結局のところは医療技術以外の病院側の不誠実な対応に遺族が不信をもったのが話をここまでこじれさせた原因なんだと思います

医療事故に限らず、ありとあらゆる事故・事件ってのは
当事者の事故後の態度によって
円満に解決する場合もあるし泥沼の訴訟になることもあるのです
なにか事件があった場合、自分に非があるのならこれはもう早急にとにかく一言でいいから謝罪する事
その一言で受ける印象がぜんぜん違います
これができないのは謝る気が無いとみなされ、憎悪の対象になってしまうのです
そうなったらもうどんな理屈も通用しないんですよ
こんなもんはサービス業に従事している者にとっては当たり前の常識なのですが
それが会社であれば、どんなに自分が正しくても反論をせず謝罪しお客様の意見をよく聞く、クレーム処理の基本ですが
遺族の手記を読んだかぎりではどうもそれがうまくいってなかったようですね


5年前ぐらいになるでしょうか、私の叔父が簡単な手術という説明で手術を受けたところ、どういうわけだが手術中に容態が急変して亡くなってしまうという事がありました
私も含め遺族は皆、医療ミスではないかと思ったのですが
担当していた医師をはじめ院長、理事長、といった病院関係者が相次いで遺族を訪れ丁寧に説明と謝罪を繰り返し
遺体となった叔父を病院から運び出す時は病院職員がほぼ全員で見送りに出てくるは
葬式の時も同じく総動員令でもかかったかのような感じで、病院職員が次々と訪れては弔意を表していくのもあって、訴訟をしないまま終わらせた経緯があります、誠意が伝われば話は大きくならないのです
(とはいえ、実際のところその病院はそれこそ医療ミス事件を起こしたばかりの病院でして、タイミング的な問題もあり丁寧すぎるぐらいの対応をしたのだと思います)


結局のところこの訴訟は医療云々というレベルではなくって、遺族(顧客)のクレーム対応の仕方という医療以外の部分に関る問題なんだと思います


2009/4/15(水)

飲んだ


2009/4/14(火)


なんだと、アギト篇を最後に會川昇先生がディケイドを降板するだとッ!
おいおいおいおい、こんなパラレルな世界観の物語を會川昇以外の誰が収束できるっていうんだ?
前半と後半でまるで別物になってしまった響鬼の二の舞だけは勘弁して欲しいな


まあ、脚本家が降板する場合ってのは
だいたいプロデューサーとの関係が悪化して意見が対立した場合がほとんどでして
どうにも今回は會川昇がしかけた壮大な前フリのオチを台無しにするような要求をプロデューサーがしたのが原因だとか


脚本家の一番の目的はストーリーを考える
プロデューサーの一番の目的は作品を完成させる
目的が違うから対立しちゃう場合もあるんだよなあ
とはいえ、両者とも「面白い作品を作りたい」という共通の部分もあるから、そこで両者がどう歩み寄れるかで回避できるものなのでしょうけれど
(ま、中にはそんな共通認識すら無い方もおられるようですが)


私の知人にひとり売れない脚本家がおりまして
某バラエティー番組の一コーナーとして10分ほどのコメデイドラマを書いたことがあったそうですが
プロデューサーにはかなりの好反応でOKをもらい上機嫌で会議にでたところ
出演者のお笑い芸人の一言でオチが変更され
その結果ドラマ導入部分にあった伏線部分が不要となり、導入部分も変更
挙句に中盤部分も前出した芸人の収録時のアドリブで変更をされてしまい
出来上がった作品は自分の書いた部分がほとんど無いという見るも無残な内容になってしまったという事があったそうで

とはいえ、その知人曰く

テレビドラマの脚本を書いたので、自分が担当した回を見ようとテレビを見たところ、まったく見覚えのないストーリーが展開されていたので「これは放送日を一回分間違えたかな」とか思いつつそのまま見ていたら最後に自分の名前がクレジットされて驚いたとか
(書いた本人が判らないほどのかなりの量の現場直しがあったらしいが、本来あるべきはずである連絡すら無かったとか)

プロデューサー段階ではOKだったのに主演の俳優さんがゴネて、不満な部分を何度も直したのにやっぱりゴネて、挙句に俳優さんが呼んできた脚本家にメインライターの座を奪われるという理不尽な目にあって廃業した

とかいう業界ではよくある事例を知っているので、それに比べれば自分はずっとマシ
だとは言ってましたが
なんだかそんなことを思い出しましたよ
彼はまだ脚本家やっているのかナ、ここ数年連絡が無いけど


2009/4/13(月)

結構、書きたい事はあるんですけど
どうにもPCの前に座るとやる気が無くなるのです

ってな訳で本日も手抜きナ



一日遅れですが
今週のシンケンジャー

剣の技術はレッドをも上回るかもしれないシンケンブルーが洗脳されてシンケンレッドと戦う話

で、まあ、よくあるパターンで
「稽古(練習)と実戦は別」「一本ではなく一撃を取る」「竹刀で100本取られたとしても、真剣の一撃には適わない」
とか言って実戦慣れしているレッドが勝ってしまうのですが
そんなことを事を伊吹さんに言われてしまえば、それはもう納得しなければいけないのですが
不確かな足場、制限時間の無い戦いでの体力の配分等々言われても
伊吹さんのあとでは誰が何を言っても説得力がナア

で、この人が6人目ですかね





今週のディケイド
今週からアギト篇。
クウガの世界とアギトの世界が似通っているって世界観だったのには「クウガが未確認生命体を滅ぼした2年後の話」というクウガの続編的な世界観だったアギトらしい内容だと思いました
というか元々クウガとアギトの世界観って、パラレルワールド上での続編って感じでしたからねえ、これを使わない手は無いでしょう
(確信犯的に両作品の時間軸を微妙にずらしており、アギト放送当時からマニアさんの間では「続編だけど続編じゃない、パラレルワールド」ということで話題になっていたりしましたよ)
ところで、たぶんアギトになる人なのですが、腐女子的にはこういうのはアリなのでしょうか?
あまりイケメンって気がしないのですが


ま、それはそれとして
今週もキバに変身ですか、どうにもキバに変身する割合が多いような気がするのですが
やはり、売れ残ったキバのおもちゃをなんとかして処分しようというバンタイさんの差し金なのでしょうか



まあ、それはそれとして
個人的にアナザーアギト見たいんですけど
見れないんでしょうねえ、やっぱり


2009/4/12(日)


飲んだ寝る



2009/4/11(土)

「天地人」の再放送を見た後になんだか眠くなったので、ちょっと昼寝しようと横になったら次の日の朝になってました
私は平均睡眠時間が4時間ほどで、そんなに長時間寝る人間ではないので、その間ずっと寝ている事自体が非常に不自然です
おそらく私は宇宙人に誘拐(アブダクション)されたのではないかと思っています
アブダクションには以下の5つの兆候がるといわれておりまして

1)麻痺状態で目覚めると部屋に奇妙な人、存在などの気配を感じた。
2)1時間かそれ以上の長さの時間が明らかに失われているが、それがなぜか、あるいはその間自分がどこにいたか思い出せない
3)方法も理由もわからないが、自分が空中を飛んでいるという感じがした。
4)何が原因かも、どこから来たかもわからない異常な光、もしくは光球が部屋にあるのが見えた。
5)自分の身体に不可解な傷を見つけたが、自分も周りの人もどうしてついたのか、あるいはどこでついたのかわからない。


起きた時に右手がまるで腕枕で眠った後かのような痺れがありましたし
昼寝の間中になにがあったのか記憶が一切ありませんし
記憶は無いのですが言われてみれば空を飛んだような感じがしますし
まるで私の部屋にある照明とそっくりの光球を見たような気がしますし
首に寝ぼけて掻いたひっかき傷そっくりの跡が

エイリアンアブダクションの全ての条件を満たしていますよ
一体私の身に何がッ!
誰か逆行催眠かけてくれないかなあ


まあ、そんなわけで
宇宙人にアブダクションされていたのでサボりました



2009/4/10(金)


地デジ&BSデジタル対応のキャプチャボードを衝動買いしてしまったがモニタが対応していないために見れない

という話を以前しましたが
さきほど対応するモニターを買ってきまして
これで私もデジタル人間ですヨッ!
と、まあ、言う予定だったのですが
どうゆううわけだか地上派デジタルは「電波が検出されません」という表示以外は一切映らず
BSデジタルはNHKBS1 BS2が大変雑な映りで表示され、その他のチャンネルは一切映らないという有様でして

まあ、よくよく考えてみれば
私の家は近くに大きな建物がある関係で電波障害があるとかいうことで、共同アンテナを使用しているのですが、受信した電波はすべてVHFで配信しておりまして
そんな訳で地上波デジタルを受信するUHFアンテナ自体が我が家には無く
またBSアンテナも1997年以前のアンテナで、どうやらBSデジタルには未対応の時期に作られた機種なようでして

ま、ようするに
へこんでいるんで更新はありません


2009/4/9(木)


某大手掲示板サイトの某プロ野球球団関連のスレッドが、あまりの勝て無さっぷりに
先週開幕したばかりなのにもう来年に向けてのトレード話してたり
試合展開予想はいろいろあっても最終的には必ず負ける予想になってたり
チーム全体の成績が他球団の一選手の成績にすら遠く及ばないとか
自虐的な書き込みだらけになっているのを見て
久々にプロ野球に興味がでてきましたよ

普通はこういう状況なら一人ぐらいは前向きな意見出すものなんだけど、みんな後ろ向きの意見ばかりでまとまってるんだよなあ
まさに鋼の如き結束力
横浜ベイスターズファンおそるべし!

てな訳で、横浜ベイスターズのみなさまにはいろいろとがんばっていただきたく思います
まあ、ホエルーズの頃は私の地元出身のピッチャー(欠端 光則)がいたのでファンではありましたが、その頃からあの球団はフロントがどうしようもようもなかったからなあ
当時エースピッチャーだった遠藤一彦が試合中に大怪我した際の第一声が
「(プロ野球オールスタ−)運動会大丈夫かなあ」
だったという伝説があるぐらいだったしな
(当時、高木豊、屋敷要、加藤博一の俊足でならしたスポーツカートリオを擁し、それに加えて遠藤一彦も跳躍系の競技で大活躍、プロ野球オールスタ−大運動会でブッチギリで総合優勝するのが常であり。加藤博一の「プロ野球オールスタ−かくし芸大会」での大活躍もあいまって、「大洋の本番はお正月だけ」なんぞと呼ばれていた)


【横浜ファン 暗黒をすこやかに過ごすための10箇条 】
●試合は負けるものだと思って観戦する
●一試合にいいところを一つでいいから探す
●試合に勝とうが負けようが監督の謎采配を受け入れる
●勝った日は野球ニュースをはしごし、これが最後かもしれないと噛み締めながら観る
●そのうち超大物の助っ人外人(白薔薇の再来)が入団してくるハズだと信じる
●相手エースが先発の日はいさぎよく負け試合を確信する
●若手(石井琢二世または和製クルーン)の成長を何よりの楽しみとする
●どうしても辛くてガマンできないときは98年日本一のビデオを観る
●毎週月曜日は「今日は絶対負けない日」と心穏やかに一日を過ごす
●チームが負けている時、巨人戦中継を見て負けているのを見て自己満足をする


こんな事書かれても誰も否定しないところがすばらしいよ
いや、もう本当に
ベイスターズファンには本当に頭が下がります

それにしても、いつになったら勝つんだろうナ


2009/4/8(水)


昨日は地デジ&BSデジタル対応のキャプチャボードを衝動買いしてしまったのですが
購入時に
このビデオキャプチャボードはHDCP対応のモニタでないと使えない、という一文が書かれておりまして
私のモニタにはHDCPのジャックがついていてそれで接続しているので対応しているもんだと思ったら
なんと、私のモニターはご丁寧にもデジタル(HDCP)で入力したものをわざわざアナログに変換していただけるという
擬似HDCP対応であることが判明いたしまして

えーまあーなんつーの
非常にへこんでるんで更新はありません

わざわざHDCPジャックつけるんじゃねーよなあ、誰だって勘違いするんじゃないか



2009/4/7(火)


世界名作劇場「こんにちはアン〜Before Green Gables」がどうしても見たくなりまして
地デジ&BSデジタル対応のキャプチャボードを衝動買いしてしまいました
で、まあ、そのキャプチャボードを取り付けようと思ったのですが
どうにもそのボードそれなりのスペックを要求するようで、現在使用しているメインマシンでは性能的に搭載するには微妙な状況でして
今までエロゲー3Dポリゴンゲーム専用機として使っていたセカンドマシンに搭載せざる得ないというありさまなのです
まあ、そんなわけでついでということもあり現在セカンドマシンをメインマシンに置き換えるという作業をしておりますので更新はありません

そんなわけで掲示板にタレこまれた津川雅彦氏のブログの熱い文章でお楽しみください。(お茶の子さまありがとうございます)
私は基本的に「自衛隊への法整備をしっかりやった上で運用するべき」という主張をしているので
津川氏の発言には非常にシンパシーを感じましたよ

まあ、コメントに
「反対意見を排除しよう」
とか言い出すヤツがいたのにはいささかウンザリですが
70年代に「共和国(北朝鮮)がそんなことをするわけがないッ!」とか言って反対意見を封殺していった結果が拉致問題の長期化に繋がったということに気付いて欲しいな
あの時アカが自分達への反対意見について冷静に検証する能力があったならこんなに長期化しないで済んだかもしれないのに

お前等70年代のアカと同じ事してんだぞ






ついでに最近妙にはまったflashゲームも紹介しますので時間つぶしにでもどうぞ
剣でスライムをひたすら斬り続けるゲームです

遊び方はmenuの上から3番目の「SingleNest」をクリックすると、難易度「small」「big」「huge」の3つが表示されるのでそれのどれかを選択してゲームスタート
マウスのカーソルで移動して、右クリックで斬る動作をするキャラクターを使って、画面左に表示される数のスライムを倒すのが目的のゲームです

スライムには種類があって
ぶつかっても一定時間動けなくなるだけの緑色のスライムから
それらが合体して巨大化した接触した瞬間ゲームオーバーになってしまうもの
斬られると踏むと移動速度がおそくなる液体を振りまく黄色
同じく、踏むと瞬間ゲームオーバーになってしまう液体をふりまくオレンジ等々いろんな種類のスライムが登場してきます

で、まあ、遊んでいると、いろんな条件を満たすごとに勲章がもらえるのですが(詳細はmenu画面の上から6番目「Awards」を参照すると今まで獲得した勲章が見れます)
その勲章が10個たまる毎にアイテムが1個装備できるようになり(上から7番目の「Rewards」を参照)それを装備すると“A”ボタンで使用できるようになるという

まあ、そんな感じのゲームなのですが
けっこう爽快感があって止められませんわ、おすすめしておきますわ



2009/4/6(月)


おなかが痛いので休みます



2009/4/5(日)


昨日、今日と2日続けて法事に出席しておりまして、それで更新をサボったわけですが
「法事中にミサイルが落ちてきたら私の一門は全滅だな。そういえば昨日撃ち上げるとかあげないとか騒いでだけど、あの時間ちょうど会場とお墓の移動時間だったんだよな、移動目標に当てるのは難しいから昨日は撃たなかったに違いないナ」
ということで世間がまったく知らないうちに北朝鮮の策謀と戦ったおりまして
まあなんとか生還いたしましたので更新してみようかと






本日より世界名作劇場「こんにちはアン〜Before Green Gables」の放送がはじまったそうで
もともと当サイトは
「赤毛のアン」の偉大さを世に広める
という崇高な目的のために立ち上げたサイトなので
ルーシ・モンゴメリの原作はもとより本作のバッジ・ウィルソンの原作もすでに既読済み
いつでもレビューが出来るという状態で本日を迎えたわけですが
BSフジってどうやれば見れるんだろう?






NHKBS2にてグインサーガが始まったそうで
原作の方はかなり昔に読んだので記憶があいまいなのですが

グインの鉄拳がモンゴール兵を地面にめり込ませてしまうシーンを見てて、なんとなくレッドバロンを思い出してしまいました
まあ、どうでもいいですが






今週のシンケンジャー

シンケンピンクが花嫁姿を見せると言うことで今週はシンケンピンクが大活躍する回かと思っていたら
悪の女幹部「薄皮太夫」のなにやら因くありげな言動


いかにも強そうな新キャラクターの登場


挙句に、歌舞伎の女形をやっていたことがあるというシンケンブルーにおいしいいところを持っていかれてしまうということで
なんかピンクの印象が薄くなっておりましたが
今週も中だるみすることなく非常に面白かったです

それと名乗りが普段と変っていたのと、アクションがすごい凝っていたのが印象に

木の上から、そして相手に背を向きながら面倒くさそうに名乗りをあげるシンケンジャー、なかなかカッコイイのです


剣を相手に突き刺したまま、一端剣から手を放し素手で相手を殴るというアクションに、画面奥の方で斬られて転がっていく下っ端の皆さん。他にもアクションシーンは見所満載でした

それと巨大化したのが下っ端だけってのも珍しいですなあ






今週のディケイド
仮面ライダー555という作品は、所謂平成ライダーシリーズ第4弾として制作された作品でして
当時のディレクターだか誰だかが「原点回帰」という事を言ったとか
またタイトルも「仮面ライダーGOGOGO」という仮面ライダーXに決まる前の候補タイトルのひとつをもじったような名前だったりで
当時のオタクさんは原点である「仮面ライダー」のように正義のヒーローと悪の組織の戦いが展開されるものだとの思っていたら
人間を襲うべきか襲わないべきかで怪人さんが悩んだりする善悪二元論とは正反対な内容になっておりまして
当初の予想は見事に裏切られ、そしてそれは忘れ去られてしまうのですが
そんな事実を忘れ去った番組中盤頃
実はファイズの主人公も実はオルフェノク(怪人)だったということが判明するや
主人公も敵と同じ怪人(改造人間)であるという点において「仮面ライダー」と同じとは、原点回帰ってコレのことか?
と大いに驚いた記憶があるのですが
(平成ライダー1作目であるクウガ、そして2作目であるアギト供に、超古代文明の力を借りたり、超能力に覚醒したりすることによりライダーに変身して怪人と戦うという、基本的に主人公は生身の人間であるという設定だったので、まさかこの路線からもどるとは思っていなかった)
まあ、そんなファイズですから
555がオルフェノクであることに対して登場人物達が悩み、それを乗り越えるという展開は納得ですよ
んまあ、問題はこの二人が世間の冷たい視線を背負ってしっかり生きていけるかどうかが心配ですが
今は良くても、そのうち嫌になるもんなんだぜ



まあ、それはそれとして


目で見るのでは無い、心で見るのだ
私のように修業でクンフーを積んだ者にとって、心の目で見ればどんな状況でもパンチラに見えるものなのです
(人はそれを妄想といいますが)

どうでもいいが
私は今田耕司があの髪型を続ける限り、氏のファンである続けることを誓いたく思うのです


2009/4/4(土)


法事でしたのでサボりました



2009/4/3(金)

PAC3配備に反対して秋田で緊急街宣!

4月2日朝、北朝鮮の衛星を迎撃するPAC3配備に反対して、秋田労組交流センター準備会の仲間は、秋田駅前で緊急街頭宣伝に決起した。出勤する労働者に「PAC3の迎撃は戦争の道だ!」「戦争をやりたがっているのは資本家・麻生政権だ!」「翼賛決議に賛成した社民党、共産党の裏切り弾劾!」「戦争のための道州制反対!」「労働者は春闘生きさせろゼネストで戦争を止めよう!」と訴えると、圧倒的な注目で、チラシがどんどん受け取られた。 文句を言ってくる人は一人もなく、ニコニコと大きくうなずいていく労働者が何人もいた。大勝利だ!
 この間、秋田のニュースは毎日「北朝鮮のミサイル発射」のオンパレード。派遣切りや賃下げを強行する資本への怒りを排外主義にねじ曲げようとする意図は見え見えだ。1〜3月の決戦過程で連日、街頭で資本への怒りを訴えてきた中で、秋田の労働者の中にも排外主義に対する免疫ができ始めていることを実感した。秋田にやってきた空自PAC3は、道に迷ってこまちスタジアムを破壊して、排外主義を煽るどころかひんしゅくを買っている。労働者は団結して戦争を止めよう! 国鉄闘争先頭に、4月決戦に突入しよう!





え〜なかなかに奮っている文章でございますが、以上の文章は「革共同」の機関紙「前進」のweb版(Zenshin Sokuhou)の記事でして
「革共同」というのは「革命的共産主義者同盟全国委員会」の通称であるのですが、一般的には「新左翼」「過激派」「中核派」と呼んでいる団体だそうで(まあ、本人達に言わせせれば「それらの呼称は正確ではない」のだそうだが)
「反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命」の実現を目指すために戦い続けている団体なのだそうですが

チラシを受け取ってもらえただけで「大勝利だ!」と大騒ぎできるこの姿勢
なんとも微笑ましいものですなあ

まあ、あれですよ、分派した同じ左翼過激派である革マル派と内ゲバという血で血を洗う抗争を続けた結果両派そして関係の無い一般人をも巻き込んで大量の死傷者をだしたことを謝罪することなく「戦果」だのと逆に誇ったりしたので一般市民から「世界革命と言う漠然とし過ぎてどんなものなのか本人達ですら理解できていない目標のために他人を平然とブチ殺す頭のイカレタ危険な連中」として完全に見捨てられてしまったのについ最近まで全く気づいていないかった時代錯誤の団体のやることですからね

まあ、「プロレタリア世界革命」だの「打倒帝国主義」だの「労働者の解放」だのとしか言わない特定の連中ばかりと付き合っていれば、自分達が「共産主義」という名の小さな村の住人になっているのに気がつかないのは当然ですが

まあ、あまり詳しく書き出すと、私に対して革命的処刑宣言をされて命を狙われかねないのでこの辺にしておきますが
以上の事から直接リンクすることはやめておりますよ
岩手にも革共同の支持団体結構あるんでな
googleの検索結果を載せておきますのでそちらのほうから辿って読んで見てください
思想系に詳しい人が読めば
「誰が上手い事を言えと、山田君座布団をひとつ持ってきて!」
と思わず言いたくなるほど笑えますので薦め
韓国マスコミ系の歪んだニュースも面白いけれど
私にはこっちのほうがずっと面白いですよ

韓国のは、酔っ払いが思いついたまま語るホラ話であるのに対して
アカのは、徹底した資料に基づいて(かなりねじまがった解釈されているけれど)書かれている歴史IF物
どっちが面白いと言ったらナア


2009/4/2(木)


呪いはやはり解けなかったようで
おそるべし新渡戸の負のパワーを改めて感じおっている次第です

ま、私なりに分析いたしますと
「ふ〜ん、決勝の相手は長崎代表か〜じゃあ勝てないよなあ〜ん?長崎代表って国見じゃないの?なんだ、国見じゃなきゃなんとかなるんじゃねぇ?」
と岩手県民がサッカーと勘違いして油断したのが敗因だと思います
まあ、岩手県民にとっては野球よりもサッカーのほうが大事ですから

ま、冗談はそれぐらいにして
やっぱり、新渡戸稲造の墓の前で祈祷をし怨念を浄化するぐらいのことをしないと勝てませんよ
そうでなければ、「目には目を」ということで、新渡戸の呪い以上の禍々しいパワーの怨念をぶつけるぐらいしか手がありませんが・・・

ハッもしや盛岡大仏ッ!訪れる者をことごとく不安にさせるあまりの禍々しいパワー、そのあまりの禍々しさに超能力探偵すら透視の際にその存在について口を濁すほどですからねこれなら新渡戸のパワーと充分互角に戦えますよ
そういえばあそこはお寺なのになぜか絵馬が奉納できる施設があるという節操の無いお寺なんだよなあ
嗚呼、なんということだ、もっと早く気付いていれば、必勝絵馬を奉納し
新渡戸と盛岡大仏の壮絶なる心霊決戦の末、岩手代表は優勝できたかもしれないのに!

今となってはなにもかも手遅れ、実に残念です





なんでも
スペインのフリーペーパー「20ミヌートス」のサイトにて
「世界で一番美しい政治家はだれだ?」という内容の投票をやっていて
日本からは「美しすぎる市議」藤川ゆり八戸市議が4位にランクインしてる
とのことだったので、その投票ページを見たところ藤川ゆり八戸市議は2位にランクアップしてましたよ日本から組織票がごっそりはいったようですな
ちなみに投票は各候補に1〜5点の範囲で点数を投票し、その総得点の多い順にランキングするのだそうだ
まあ、そんなわけで俺サラ・ペイリン(Sarah Palin)とジーナ・マリア・パロディ(Gina Maria Parody)に5点入れてきたよ
メガネしてたのは彼女達だけだったからナ

ところで7位に入っているメルセデス・アラオス(Mercedes Araozさんですが某掲示板では「スペイン人の趣味がわからん」とかで盛り上がっているらしいのですが

昔は美しかったみたいですよ



2009/4/1(水)


「団衛門よ、ヒマなので遊びに来たぞ」
「おう」
「ところで高校野球岩手代表が決勝戦に進出したらしいなさっき号外を配ってた

「ふむ、知人Aよ、その号外の日付はいつになっているのかね?」
「ん?4月1日になっているが」
「危なかったな」
「なにが?」
「エイプリルフール」
「・・・・・・・いや、それはないだろ、号外配っていたし」
「お前はマスコミが言うことは常に正しいと思っているのかね?マスコミは常に捏造するものだよ、あるある大辞典やらサンデージャパンやらパンキャシャやら報道ステーションやらここのところいろいろ捏造して問題になってるだろ。昨日も番組に都合の良い内容のブログをスタッフ自らが作っていたという事があったばかりだし」
「む、確かに」
「これは岩手の誇るローカル新聞社岩手日報のエイプリルフールネタだよ」
「そうなのか?そう言われてみればそうかも知れん」
「仕事で忙しい上に野球に興味の無いお前の事だから見ていないと思うが、私はさっきまでこの試合をテレビで見ていたのだ、5対2で岩手代表は負けたのだよ昭和臭い野球をしたからな」
「あ、なんかそんなこと言ってたな」
「考えてみろ、春の選抜野球で岩手代表は25年間、四半世紀のあいだ勝った事がないのだぞ。ちなみに春の選抜は81回目だそうだが岩手代表は去年までの80年間で通算4勝しかしておらん。しかもその4勝のうち3勝は1984年の大船渡高校がベスト4に入った時に稼いだ数で、残りの1勝は専大北上高校が挙げた数だから、80年間を通じて勝利した高校は2校しかいない。全国レベルの強豪高校からは野球不毛地帯・野球後進国と呼ばれている県で、組み合わせ抽選会では楽に勝てる是非とも戦いたい相手として人気があるぐらいだ。それにそんな不遇な状況だからいい人材はみんな他県に流出しちゃうからな。ほら○○って中学の頃いたけれどアイツなんかそれで関東の方に行っちゃったろ。そんなところの代表がいきなり決勝戦までいけるはずがないだろう。ちなみにベスト4にはいった大船渡高校は、当時の顧問が音楽担当だったということで勝った時に球場に流れた校歌斉唱の歌は当時の野球部員自らが歌っているという、なかなかキャラの立ったチームであったがな。」
「妙に詳しいな」
「詳しい俺がそう言うんだから間違いない、岩手代表は負けたのだよ。明日はヒマだのう〜」


と言った感じで
岩手中でこういったエイプリルフールネタが行われておるようでして
例によってネガティブな県民性で知られる岩手県民のこと
「まあ、今までの経緯もあるから勝てないとは思うから期待はしないけど、もしかしたらな」
と言った感じで控えめな態度で明日の決勝に注目しておりますよ

まあ、私としては
「新渡戸の呪い」が解けるのかどうかに注目しておるのですが


にとべののろい 新渡戸の呪い・・・我が故郷岩手の生んだ偉人にして旧5千円札の肖像の人新渡戸稲造。日本人の著作としては世界的に売れた「武士道」「Bushido-the soul of Japan」を英語で著した事で知られるがこの偉人「新渡戸稲造」があの「朝日新聞」と組んで野球攻撃キャンペーン「野球害毒論」を展開した事は知られていない。
そもそもは1911年当時の朝日新聞が、東京6大学野球の記事で人気を博していたライバル会社である東京日日新聞、読売新聞を蹴落そうとしたネガティブキャンペーンでしかなかく、その先頭に新渡戸稲造・乃木稀典を始めとする当時の著名人が参加したが、福沢諭吉、正岡子規、押川春浪を始めとする著名人が東京日日新聞と読売新聞に野球を擁護する反論の記事を一斉に書いたこと、また当時六大学野球に熱狂する大衆には浸透しなかったことで「野球害毒論」は中途半端な形で終了。最終的にはキャンペーンを始めた当の「朝日新聞」が恥も外聞も無く「全国中等学校優勝野球大会」いわゆる「夏の甲子園」を主催した事により、朝日新聞では「野球害毒論」キャンペーンは完全に無かった事にされている。また野球害毒論の論陣の先頭に立たされた新渡戸稲造は梯子を外された形となり体面を失ってしまい、第一高等学校校長から国際連盟事務次長に至る間の新渡戸の最も輝かしい時期の経歴に唯一傷をつける結果となった。これ以後、新渡戸は野球に関する話題は避けるようになり、それは新渡戸稲造の研究者の間でも近年になるまで知られないほどの徹底ぶりであった。

ちなみに稲造の主張の一部を抜粋
「野球と云う遊戯は悪く云えば巾着切りの遊戯。対手を常にペテンにかけよう、計略に陥れよう、塁を盗もうなどと眼を鋭くしてやる遊びである。故に米人には適するが英人や独逸人には決して出来ない。かの英国の国技たる蹴球(サッカー)のように鼻が曲がっても顎骨が歪んでも球にかじりついているような勇剛な遊びは米人には出来ぬ。野球は賤技なり。剛勇の気なし。」

稲造は晩年、太平洋戦争に向って悪化する日米関係を修復しようとアメリカに渡ったけれどアメリカの友人からさえも相手にされず失意のうちに亡くなってしまうのですが
「鼻が曲がっても顎骨が歪んでも球にかじりついているような勇剛な遊びは米人には出来ぬ」とか言ってたから相手にされなかったのかもしれないなあ、米国人は軟弱の類の言葉を言われるのが嫌いらしいから。で、あれば稲造にとって野球害毒論に参加したことは、生涯最大の悔やんでも悔やみきれない過ちであったと思ったことでしょうなあ。

岩手県人が野球において活躍しないのは、この時に新渡戸稲造がかけた呪いのせいです

逆に全国高校サッカー選手権において全国制覇した盛岡商業高校は新渡戸稲造の悲願を達成したとも言えたりするが、まあ、それはどうでもいいか。


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