岩手県盛岡市でヒキコモッテる元オタクのヌルイ日記サイト～AE 最新

当サイトの管理人「全滅屋団衛門」は東北の山奥にヒキコモっているニート中年である。
ニで仕事が無く、時間だけはクソみたいにあるので、今まで買ったままで見ていないDVD、買ったままで遊んでいないエロゲー、買ったままで組み立てていないプラモデル、等々をひたすら鑑賞＆組み立てるというまさにオタな生活を満喫することにした
そんなどうしようもない社会人を辞めたオタが綴るオタ日記サイト「ＡＥ～攻撃側全滅」

当サイトは、閲覧者が以下のサイトを見ているものとして、書かれております
赤毛のアン
侍戦隊シンケンジャー
仮面ライダーディケイド

２００９/８/３１(月）

なんか壮絶な結果になってたなあ選挙

それにしても自民党の惨敗理由として
「小泉改革の総括ができていなかった」
とかいうのがあったんだけど

「小泉改革は正しかったです」と総括した場合
せっかく戻ってきた郵政造反組、和解しつつあったかつての支持団体が反発して、党内の結束力にヒビが

「小泉改革は間違っていた」と総括した場合
改革を支持していた連中が反発し、また野党の主張が正しかった事を肯定することになるので「だから言ったじゃないか」と野党が意気を上げ、民衆からは「やっぱり元にもどったか」と支持を失い、やっぱり党内の結束力にヒビが

「小泉改革は一部正しかったが一部間違っていた」と総括した場合
そんなどっちつかずの論調では民衆の心動かすことができず支持を失い、またしても党内の結束力にヒビが

どう総括してもマイナスにしかならないんですが
そりゃあできんわなあ～

今週のシンケンジャー
ありとあらゆる物の魂を入れ替えるアヤカシ「アベコンベ」によって
レッド、ブルー、ピンク、ゴールドのシンケンジャーのしっかり者4人がそれぞれ招き猫、小便小僧、扇風機、スシ、と魂を交換されリタイヤし
残ったグリーンとイエローのお調子者とドジッ娘コンビがなんとかしようとする話

まあ、ここまで書けば賢明なる当サイトの閲覧者諸君なら
「浦沢義雄脚本作品かお前はッ！」
と突っ込みいれるのは容易に想像できるとは思いますし
実際私も、招き猫と旋風機と寿司と小便小僧が歌い踊るミュージカル展開になるものだと思っていたのですが
そこは話の整合性を大事にする小林靖子脚本なので、そんな展開になるわけもなく
いつもの熱い話が展開しておりましたよ

さて、このアヤカシ「アベコンベ」、本人曰く「さる御方の元に長く御使えしているもので～」と、恐らく新たに登場するであろう悪の幹部の部下（家臣）という設定でして、
レッドの家臣という繋がりを持つシンケンジャーとは共通点があるのですが

魂を入れ替えるアベコンベの技をイエローが利用して、アベコンベとグリーンの魂が入れ替わってしまった際に

ここで自らを攻撃して自殺してしまえばそれは同時に相手を殺すことになるとは判っていても攻撃できないアベコンベと
みんなのためなら自分がどうなろうが構わない覚悟をしているグリーンとの対比がなかなか熱かったですよ

ま、アベコンベといえば私にとっては「ドラえもん」の道具でしかないのですが

２００９/８/３０（日）

本日は選挙絡みで時間が無いので縮小して御送りします

岩手では開票開始そうそう全選挙区で民主党候補が勝ったということでパニック状態
なんたって元総理大臣の息子ということで鉄板といわれていた岩手2区の自民党候補者ですら崩れましたからなあ
これはもう全国的に酷いことになると思いますよ

ま、小泉政権下で調子に乗って改革のためというお題目で
それまで自分達を支持していた団体を次々と敵に回していっておきながら
その後は、その団体と和睦するような柔軟路線をとったことで

具体的になにを改革したいのかわかっていない小泉改革支持者から反発され
和睦したとはいえ一端は敵に回した団体からは「今更なにを」と反発され

これだけ敵を作りまくったらこうなるのは当然といえば当然だよなあ～

こうしてみれば
小泉純一郎ってのはディケイドと同じで全てを破壊する存在だったんだな
ってなわけで
今週のディケイド（最終回）

歴代平成ライダーとディケイドが対立して
遂に「ライダー大戦」が勃発
「さあどうなるっ！」ってところで暗転したかと思ったら

(　ﾟдﾟ) ・・・
　
(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
　
(；ﾟдﾟ) ・・・
　
(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ
　　
（；ﾟ Дﾟ） …！？

まるで打ち切られた番組のような最終回にテレビの前で呆然としていると
続きは現在製作中の12月に公開する劇場版でお楽しみにしてください
と、映画の予告編と見まがうような映像が流れて終わるという
斬新過ぎるオチにびっくりです

まあ、今までも最終回が劇場版になるっては展開は「伝説巨人イデオン」「宇宙戦士バルディオス」と無かった訳ではないんだけれど
あれはＴＶ放送がなんらかの理由により打ち切られ、製作サイドとしては当初は全く予期してない作られ方をしていたわけで
それにくらべ今回のディケイドは意図的に最終回で劇場版をやろうとしているという点で、今までとは違う斬新な手法なのではと・・・・・・

いや、結構昔からあったか例えば菊池桃子主演「パ★テ★オ　ＰＡＴＩＯ」(1991年）とか
２時間ドラマ３本分の推理・サスペンス作品を製作して、テレビで内導入部の2本を放送するのだけれど結局謎は解決しないままで
「全ての謎は劇場で解決する」
みたいな煽りで大々的に宣伝費をかけ
クスリ決める前の加勢大周とか保阪尚輝、鈴木京香、松雪泰子、鈴木杏樹、江口洋介、奥菜恵、大島由加里とか当時人気のあるアイドル、若手俳優を総動員したおかげもあって大ヒット
尤も、当時あれだけ大ヒットしたとか騒いでいた割には、今じゃまったく話題にすらならないほどで
（なんたって、某ＢＢＳで議論していると「ｗｉｋｉにない」という理由で反論され「全ての知識の集積所とか思われているwiki（笑）」にすら項目がないくらいですからねえ）
本当にしょうもない映画だったようですなあ～

とは言えだ、なんだかんだ言っても
そういった場合でも導入部は2時間ドラマ１～２本で終わらせるのがせいぜいなのに
意図的に半年間かけて放送した作品のオチを劇場版に持って行くってのは前代未聞なんじゃないかなあ
我々はディケイドを通してなんかＴＶ史上に残るすんごい企画を体験することになるのかも知れません

さて
最終回を12月の劇場版にするということは、今までテレビを見続けていた子供達に対する裏切りではないか
そこまでして儲けたいのか

と東映の姿勢に疑問を呈する方もおられるようですが
東映って会社は昔から金のためならなんでもする会社ですから
私はなんとも思いませんよ
むしろ、東映らしいとすら思いました

それにしても
「映画部門があってこその東映、テレビ部門なんぞ所詮はふきだまりにすぎん」と、テレビ部門を徹底的に見下してバカにしてきたのに
そのテレビ部門の作品でないと稼げないという現実を「相棒」「ライダーシリーズ」のヒットで認識得ざるえず
ディケイドの最終回を劇場版に持ってくるという決定は、映画部門がテレビ部門の力を全面的に借りるという形になったということで
遂に東映社内の方針も現実を直視して変わったのかと

例の「デビルマン」なんか、「大作映画をテレビ部門の連中なんかに任せてられるか」というよくわからない映画部のプライドで、特撮なんかやったことのない、なんの思いいれもない連中に作らせた結果があのザマでしたからなあ
この件で東映が考え方を改めたのであれば、あの映画も少しは役に立ったのではないかと
うん、いろいろ思うところがありましたよ

まあ、もっとも映画部からは
「東映がこうなってしまったのも、これも全てディケイドお前のせいだ」
という声が聞こえてくるのかもしれませんが

ま、それはそれとして
当初メインライターだった會川昇が番組途中で降板したのはこれが原因だったのかなあ
私としては
會川昇が降板していない世界のディケイドが見たいと思います

私、これからちょっと出かけなきゃならなくなりましたので
本日の更新は以上です
残りは明日以降ってことでひとつ

２００９/８/２９(土）

ども、先ほど盛岡に戻りました団衛門です
正直、もう少し向こうに居たかったのですが
私、今回の選挙にちょっと絡んでおりまして
どうしても選挙運動の最後に行われる「最後のお願い」に顔を出さねばならないということになりまして
盛岡駅から荷物を背負ったまま某選挙事務所に直行
見事にサクラを演じてまいりましたよ

まあ、昔から私、選挙にはちょくちょく絡んではいるのですが今回ほど・・・・・・
やめた、違う結果になったらみっともないしな

ま、あれだ
過去の自分の投票とその結果どうなったのかをよくよく考えながら一票いれていただきたいです
いくら選挙の投票行動において国民は責任をとらなくてもいいとはいえ
その場の雰囲気だけで投票するのだけはやめてほしいですね
ちょっと無責任過ぎますよ

ん～けどなあ～そういうこと言い出すと
今度は投票しづらくなるとか言われちゃうしなあ
難しいなあ～

昨日はお台場で迷った話を書きましたが
じつはその時、迷った挙句、今話題のノリピーがいるという湾岸署に出てしまいまして
しかも平日の朝ってことで、テレビ局のみなさんがワイドショー向けにそこから中継をしている真っ最中という
なかなか見れない面白い光景を見れた訳ですが

ガンダム、横川省三記念公園を見た後
せっかくなのでノリピーつながりで例のサーファーのダンナが捕まった渋谷区道玄坂にも足を延ばしてみたのですが
道玄坂って広いんだね、どこが捕まった場所なのか全然わからんかったですよ
名所として捕まった場所にマーキングとかしてもらえれば嬉しいんだけどな

なんでもあの近辺では挙動不審な行動をしていると警官から頻繁に職務質問をうけるところだとか聞いていたので
現場でハルヒダンスを踊って挙動不審者を装い職質されるかどうか試したかったんだが、場所がわからないんじゃ仕方ないよな

私のダンスが披露できなくて実に残念ですよ

２００９／８／２８（金）

と、言うわけで本日も東京の北千住より御送りしているＡＥでございます

とりあえず今やってきたことを日記風に書いてみます
例の実物大ガンダムを見てきました

正直言うと私ガンダムの存在は知っていてもそれがどんなところにあるのか一切知識を持っていなかったので
昨日の更新直後に大急ぎで事前情報を集めるため街に出かけたのですが
深夜ということで営業している店もあまりなく、仕方なく、本当に仕方なく、情報を集めるためにキャバクラに入店
「初めてだから指名は無いが、できればオタクっぽいヤツを頼む」と指名したところ
やってきたのはゲームオタキャバ嬢
「ドリームキャストは未だに現役です」「ＤＳ遊び潰しちゃって現在５台目」「ドラクエ飲まず食わずで３日で終わりました」
等々中々勇ましい発言をしてくれるのでこれは貴重な情報を持っているに違いないと期待したところ
「ごめん、行ったこと無い。けど私の友達が行ってきたよ」
とのことなので、そこで彼女の友達が言ったことを教えてもらったのだが
「新橋からゆりかもめで行くといい」「人がいっぱいいた」
という、そんなことはわかっているわ！レベルの情報を入手してしまい
ま、せっかくだしその情報に従い、人が混まない早朝に行くことにしたのですが

結局のところ
「ゆりかもめの乗場がわからない」「下りる駅がわからない」「どこにガンダムがあるのかわからない」
という非常に不安な状況のままで
どうしたものかと思案したのですが
「私服でバンダナを巻きリックサックを背負ったオタくさい連中を見つけて、そいつらに着いていこう」
ということにして、とりあえずＪＲ新橋駅まで行ってオタ臭い連中を探したところ、さっそくそれらしい一団を発見
さっそく追尾をはじめたところ予想どうりこのオタ臭い連中はゆりかもめ乗場に到着
やつらが切符を買うのを横から見て、どのぐらいの料金がかかるのか確認しようと細心の注意を払って注目していたところ
なんと連中なんたらカードとかいうを持っているようで切符を買わずにそのまま改札を抜けやがりまして
切符を買わねばならない身の私としては、そこで一旦追尾を断念せざる得ず大いにあせったのですが
大急ぎで切符を買ってホームにあがると幸いにも連中はまだそこにおり追尾を続行
その後、連中とともにゆりかもめに乗り
普段の私なら乗り物に乗れておおはしゃぎするところを冷静に追尾を続行し、連中の挙動に注目すること数分
遂に連中が車両から降りるのを確認し、私も一緒に降車
降りる際にも私は清算しなければならないので、またしても一旦追尾を断念せざる得ない状況になったのですが
連中には大いに遅れましたがなんとか連中を再発見することに成功

「さあ、さっさとこの俺様をガンダムまで案内するのだこのクソオタどもが！」

と心の中で連中に命令しつつさらに追尾を続行していくと
なんだかだんだん建物が無く人通りの少ない方に向かっていくので、ちょっと不安に思ったところ
連中、停車してあった「○○部品製造」と書かれたマイクロバスに乗り込みまして

しまった、連中はオタでなく日雇い派遣のほうだったかッ！危なく俺も派遣されるところだったぜ
それにしてもオタの見分けがつかんとは、俺の人を見る目も曇ってきたな
つ～か、これでガンダムまで行けなくなったじゃないか、なんて迷惑な連中だよッ！
今日ほど日雇い派遣を認めたコイズミが憎いと思ったことはないぞ、チキショウ

と、ひとしきり毒づいてから
どこに向かっていいのかわからず路頭に迷うことになってしまいまして
非常に心細い思いをしたのですが
そんな時に時に私の目飛び込んできたのが「ジョイポリス」の看板

「こ、これは、ＳＥＧＡが私を導こうとしているにちがいない」

とか半ば冗談半分でＳＥＧＡの看板の方向に向かっていったところ、周辺案内地図を発見、本当に私を御導きに

「今まで『メガドラＣＤこれ以上どこにコンセント差せっていうんだ』とか『ゲームギア残像酷すぎ』とか『どんなゲームもみんな同じのビジュアルメモリー』とか普段あれだけ言っているこの私をお導きいただけるとは、なんという御慈悲！ＳＥＧＡさまに御心の広さに私大いに感動いたしました。帰ったら長いこと放っておいたサターンに電池を入れて時刻あわせをいたしますので、なにとぞ今までの非礼お許しください」

と大いに懺悔しつつ
ＳＥＧＡ様のお導きのおかげで無事ガンダムを見てこれましたよ

まあ、そんなわけでガンダムよりも、ＳＥＧＡのお導きのほうが妙に感動したのでした
ちなみに路頭に迷って焦っていたので写真を撮り忘れてしまい画像がほとんど無りません

これは帰り際にゆりかもめの最前列を陣取って撮影した画像
実はこのときもガンダムよりもゆりかもめの最前列の光景に大喜びしていたのは秘密

その後、時間があったので
横川省三記念公園にまで足を伸ばしてみました

横川省三については２００９/4/21の日記を読んでいただくとして
せっかく自分のサイトでネタにしたのですから、やはり行っておかないと

で、大きな通りからちょっと奥まったところにあったので見落としそうになりましたが、なんとか到着
思っていた以上に狭かったですね

で、まあ、ずっと気になっていたカエルさんの水のみ場でしたが
念願かなってようやく対面
ちゃんと水を出して飲んできましたよ
で、下の蛇口の位置がチ○チ○のところにあるような気がしてずっと気になっていたのですが
今回実物を見てきたらちゃんと手のところから出ててちょっと安心いたしました

実は撮影時、この公園には御家に不自由されている方がお休みになられておりまして
写真をあまり撮れなかったのが心残りといえば心残りでした

なんか久々に朝のラッシュってやつに遭遇したけれど
なんかみんな歩く速度遅くなってない？
はじめて上京した時には東京の人の歩くペースに追いつけなくってスゲー慌てながら歩いていた記憶があるんだけれど
なんか今回は終始自分のペースで歩いているんだけれど追い越されることがないんだよねえ
私の歩く速度が早くなったのか、それとも慣れてしまってそう感じているだけか？

以上が午前中の出来事でした
もしかしたら午後も更新するかもしれません

もしかしたので更新します

ＢＢＳにて「純レバ丼」なるものの存在を教えていただいたので
ひとつ昼食として食べてやろうとか思ったのですが
ｇｏｏｇｌｅで調べたところお昼は２時までとのことで、その時点ですでに１時４０分だったということで断念
純レバ丼は夕飯ということにして、さて昼をどうしようかと考えたところ
ホテルの近くにカレー屋があったのを思い出し
以前にも一度カレー屋では痛い目にあったのですが（２００９/３/７参照）

「あれはたまたま偶然が重なって起きただけで、そう何度も同じようなことが起こるわけがない」

と、実に冷静な統計と標本分析をおこなった結果「安全」であると判断、意を決して近くのカレー屋に入ったところ
厨房の奥から
「イラッシャイ、ドゾ」
という声が聞こえ、厨房の奥から褐色の肌をした彫りの深い顔の持ち主が現れるのを見た私は
「また、インド人か」
と、非常に複雑な気持ちに

よくよく考えてみれば前回私を絶望の淵に追いやったのはインドではなくバングラディシュ人、バングラディッシュ人で無いのだから安心では・・・・・・・。
いや、いや、いや、いや、そんな後ろ向きな考え方ではいかん、これは謂わばインド人とのリベンジマッチ
復讐の機会がこんなにも早く来たことをむしろ喜ばねばなるまいて
さあ、来いッ！

と、プロレス転向直後の北尾ばりの勢いでガツンと一言言ってやろうじゃないかと決意も新たに席に座り
インド人が繰り出すであろう次なる一手「水を注いだグラスを持ってきて注文を聞きに来る」を待ったのですが
５分が過ぎたのに一向に私のところに水を持ってくる様子が無い

これは私の殺気を感じたインド人が私の出方を伺っているに違いない、さすがはヨガの国インドだけはある
だが、そっちがその気ならこっちも同じ土俵で勝負してやる
絶対にこっちからは声をかけねえ
お前が水を持ってくるのが先が、俺が注文を言うのが先か勝負だッ！

かくして、インド人と私の間で筆舌に尽くすほどの壮絶なバトルが繰り広げられた訳ですが
さすがに１５分近くも放置されてしまうのもどうかと思い
そしてなによりこのことで日本とインドの間で国際問題に発展し日本の国益を減ずることにでもなるのは私の本意ではなく
ここは日本の国益のために敢えて私が犠牲になろうではないか

ってな訳で
日本の国益のため厨房で後ろを向いてなにか一生懸命作業しているインド人に私から声をかけたところ
インド人バナナを食べるのに一生懸命
あまりの展開に言葉を失った私に、インド人はニッコリ笑いながら「バナナ　タベルカ」と食べかけのバナナを差し出して語りかけられてしまえば、それはもう何か言う気力など失せてしまい
私にできることはせいぜい「マトンマサラとナン」と言うことでせいいっぱい
インド人はそれを聞くとニッコリと嬉しそうに頷いて調理をはじめ、私は力なく自分で水を注いだコップを持って自分の席にもどりがっくりと肩を落としながらカレーが完成するのを待ち
そして運ばれてきたカレーはやたら辛く
「お前、そういえば辛さを俺に聞いていないじゃないか！辛さは三段階で選べるってメニューにかいてあったのに、まずそこを聞けよ！それとお前の基準で辛さを決めるなって！」
と、インド人に説教しようかと思いましたが、どうせしても無駄だなと思ったので
心の中だけで説教するに留めておきました

ま、あれだ、こうして日本の国益が守られるんなら、私の犠牲なぞ安いものですよ

カレーのショックから立ち直ろうと
ＢＢＳで報告を受けた「純レバ丼」を食すことに
で、「純レバ丼」をググッたところ炒められたレバーにネギがたっぷり乗った丼とのことで「菜苑」なる店名がやたら出てくるので
どうやらその「菜苑」なる店の「純レバ丼」がうまいのであろうと見当をつけたのまでは良かったのですが
どうやらこの「菜苑」、同じ名前の店が浅草と亀戸に二つ存在しておりまして
一体どちらに向かったらいいのかと非常に悩んでしまったのですが
「悩むぐらいなら両方とも食せば問題なしッ！」
と強引に悩みを解消
地図と携帯を頼りに両方の店でそれぞれ「純レバ丼」を食して来たのですが
同じ店名なのにこれだけ極端に店の雰囲気が違うってのも珍しいんじゃないかと
元気かつ小奇麗な亀戸、どんよりかつ小汚い浅草
どっちがいい雰囲気でメシを食えるかっていったらやっぱり亀戸のほうだよな～

うん、で、まあ、さすがはＢ級グルメといわれているだけあっておいしくいただけましたが
１１００円って値段はＢ級グルメとしては高価すぎる感じが
６００円もだせば信じられないぐらいの量の食事ができる「大盛りの美学」が根付いている盛岡住民にとってはこの値段設定にはちょっと面食らったなあ～

そういえば盛岡にも同じ店名の中華屋が２件ほどあったのですが
どんよりかつ小汚い店と、どんよりかつメチャメチャ汚い店という
微妙に雰囲気が違う店でしたなあ～
なんかそんなことを思い出しました

２００９/８/２７（木）

と、言うわけで東京の北千住より御送りしている本日のＡＥでございますが

いや～なんかいろいろ大変でしたよ
今回は１８切符を使っての鈍行を乗り継ぎ乗り継ぎして移動する予定だったのですが
最初の乗り継ぎ、まあ岩手県内の一関駅というところで私寝過ごして乗遅れてしまいまして
そうでなくてもその駅は１時間の１本ペースでしか電車が来ず
また、次の乗り継ぎとの接続が非常にやりづらいこともありまして
予定より３時間遅れての到着、それから法事の打ち合わせを行ったところ、親族が「俺は聞いてない」とか揉めだしまして
いろいろあってホテルについたのが２３時過ぎ
せっかく盛岡から逃げ出したってのにこれだもんなあ

もう嫌だ
法事の手伝いなんかやってられるか！

ま、けど、おかげでやらなければいけないことは今日で全部終わったから
明日は一日中フリー
予告どうりガンダム見てきますよ

２００９/８/２６（水）

もう嫌だ
選挙の手伝いなんかやってられるか！

てな訳で、私、
２７、２８、２９日と叔父の法事という理由で投票日まで県外に逃亡することにいたしました

ま、今回はノートパソコン持参でサイトのほうは旅先から更新してみようかと思っておりますんで閲覧者の皆様にはいつもどうり何も変わらないとは思いますが・・・
ん、てことは、いつもどうり「飲んだ寝る」で更新する可能性もあるってことか

ま、それはそれとして
とりあえずお台場で１/１ガンダムでも見てこようかと

ってな訳で明日早いんで本日の更新は以上

２００９/８/２４（月）

というわけで未だにシオシオになっているので
遅くなりましたが

今週のシンケンジャー
強い相手と戦うためには味方ですら叩き斬るはぐれ外道衆「腑破十臓」とシンケンレッドの一対一の果し合いを軸に

「自分の命を簡単に危険に晒しすぎる」と一対一の果し合いに家臣の立場として反対するブルー

悪の女幹部「薄皮太夫」の壮絶な過去を知り、より厳しい戦いに備え甘えを捨てようと決意を新たにするピンク

果し合いとは無関係に暴れるアヤカシ「ユメバクラ」

といった、それぞれそれだけで30分の話を一本づつ作れるような非常に密度の濃いストーリーも面白かったのですが
それ以上に面白かったのが

腑破十臓の一撃を喰らい右手で持っていた刀を落とすシンケンレッドという敗北を思わせるシーンの直後に
その刀が地面に落ちる前に左手で掴み直し、そのまま相手を斬り倒し、腑破十臓曰く「懐に入るためにわざと斬られたか・・・」という果し合いの際の留めの一撃に連なる一連のアクション
レッドが両利きの二刀流という設定だったのを見事に生かした殺陣でしたよ

所謂「肉を斬らせて骨を断つ」というネタですが
意外な事に最近の時代劇でこの手のネタはあんまり使われないんですよね
基本的に時代劇の殺陣ってのは視聴者のカタルシス願望をかなえる
流血等の残虐描写を控え視聴者にあまり不快な気持ちを抱かせないようにキレイに倒す必要
殺陣演出のテンポをよくするため
それと主人公の強さを表現しやすくするため
刀は一撃必殺の武器という設定になっているので
「皮を斬らせて」という演出をしてしまうと設定上矛盾したものになってしまうので
最近の荒唐無稽さの無くなった時代劇では非常にやりづらくなっており
今となっては、剣が一撃必殺でないという設定が通用する特撮ヒーロー作品ぐらいでしか見ることがなくなっているんですよねえ

ま、それはともかく今週も面白かったですよ

今週のディケイド

「ひとつの世界にふたつ以上の世界は共存できない」
ということで、生き残りを賭け各世界のキャラクターが各々の世界毎に善悪問わず共闘し、他世界のキャラクターと戦いあう「ライダー大戦」の世界

で、まあ、全ての元凶は「大ショッカー」らしい
ということでディケイド達が他世界のライダー達を説得して、お互いに争いあうのをやめさせ大ショッカーと戦おうとするのだけれど
なにやら訳知りそうな男が登場して「本当の敵は大ショッカーでは無い」とか言いいだす話

いやあ～半年という放送予定ではじまったディケイドですが
いよいよ次回で最終回
ひろげた風呂敷を畳まにゃあならんのですが
この段階で更なる新キャラクターを登場させ、しかもその新キャラクターは既にレギュラーで登場している「鳴滝」とほとんどキャラかぶりしている有様でして
この段階で登場させなければならないキャラクターなのか、かなり疑問ですよ
なにもこの段階でわざわざ新しい謎を増やす必要があるのかね
正直言って、なにもかも投げたままのグダグダな最終回になりそうな予感が
ああ、會川昇センセイが降りてなきゃ、こんなに不安に思わなかったのになあ
ディケイドは大丈夫なのか？

それともオチは劇場版に繋げる気かなあ

新登場した訳知りキャラ「剣崎一真」、オリジナルの「仮面ライダー剣（ブレイド）」の主人公と同じ名前、そして演ずる役者も同じ「椿隆之」。おそらくオリジナル版と同一人物という設定なのであろう。個人的にはブレイドの最終回で人外のアンデットの存在になってしまった「剣崎一真」であればこれほど嬉しいことは無いが、とはいえあの最終回を書いた脚本家會川昇センセイは今やディケイドにはいない。大丈夫なのかと・・・
それにしても自分のブログでディケイド版のブレイドの扱いに「これまでと違ってリスペクトのカケラもない改変にげんなりです」とか書いたのが出演の契機になったのかなんなのか、なんでも正直に書いてみるもんだな

２００９/８/２３（日）

我が故郷岩手の生んだ偉人にして旧５千円札の肖像の人新渡戸稲造。日本人の著作としては世界的に売れた「武士道」「Bushido-the soul of Japan」を英語で著した事で知られるこの偉人「新渡戸稲造」があの「朝日新聞」と組んで野球攻撃キャンペーン「野球害毒論」を展開したが世論の理解を得られず、中途半端なまま終了
そして、そのキャンペーンをはじめた当の「朝日新聞」は恥も外聞も無く「全国中等学校優勝野球大会」いわゆる「夏の甲子園」を主催することになり
上った梯子を外された形となった新渡戸先生がこの事を嘆き
以来、高校野球では自分の故郷である岩手県代表に勝たせないという100年以上続く呪いをかけた

ということで、当サイトでは過去に何度もとりあげている「新渡戸稲造の呪い」ではありますが
私の力が足りぬばかりに岩手県民はこの呪いについて知っているものはほとんどいないという有様

そんな中、岩手県代表花巻東高校が90年ぶりにベスト４に入るという快挙を成し遂げ岩手県民は浮かれ騒いでおる訳ですが
このままなら新渡戸の忌まわしき呪いが発動し岩手代表が敗戦するのは必至
もちろん私も岩手県民、そのような事態になるのだけはなんとしてでも避けたいところ

だが、その呪いの存在を知る者は私を含め極僅かのみという現実と、呪いの発動までの時間がほとんどないという状況

もはや躊躇している時間は無い
この忌まわしき呪いの存在を知る僅かな人間だけで禍々しき新渡戸の怨霊と戦わねば岩手代表が負けてしまうのだ
我々は決起した

盛岡市下の橋町にある新渡戸稲造生誕の地

「諸君、感じるかねこの禍々しき負のオーラを」
「いや、何にも感じませんが」
「(無視して）さあ、この禍々しき負のオーラの元凶に立ち向かうぞ。これ以上進めば命を落とすかもしれんが覚悟はできているだろうなッ！」
「いや、覚悟って言われても」

「見たまえあれが新渡戸だ、あまりの禍々しさにＳＡＮ値が１Ｄ１０されそうだよ」
「だったら見せるなよ。ただの銅像ですよ、観光客に迷惑なんでさっさとすませてくださいよ」
「キミはノリが悪いヤツだな、まあいい。さて、呪いの解くための供養物を用意してと」

「え～御神酒に萌えラベルですか～いや、これはマズイんじゃないんですか、却って激怒するんじゃ」
「なにをいうか、聡明なる新渡戸先生のこと『萌え』だって余裕で理解できておるわ、さあ祈るぞ」

「阿耨多羅三藐三菩提、阿耨多羅三藐三菩提、新渡戸様、なにとぞお怒りをおしずめください、そして岩手県勢を優勝させてください」「新渡戸先生はキリスト教徒ですから仏教用語使われても怒るだけでは」
「何を言うか、この言葉はレインボーマンでダイバダッタから伝えられたありがたいお言葉。謂わば川内広範スピリッツの象徴。万人全てに通じる人類愛を説きつづけた川内先生のお言葉が新渡戸先生に理解できない訳がない！『憎むな、殺すな、赦しましょう』だよキミイッ！さあ、御祓いは済んだ、これで岩手県勢は優勝間違いなしだ。」
「それでは『たかこう』で焼き鳥を買ってビールでも飲みながら野球観戦でもいたしましょうか？」
「うむ、その提案は実に素晴らしいな、そうと決まれば早いとこ帰って飲もうかのう。それにしても岩手県勢がここまで勝ち残っていたのは我々のこうした影働きのおかげだったと思うと妙な充実感を憶えるものだな」
「いや、全くですな、さあ帰ってうまいビールでも飲みましょう」
「今日はうまい酒がのめそうですな」
「いやまったくで、ハッハッハッ」

やっぱり萌えラベルが怒りを買ったか・・・

ってことで、岩手県民は甲子園の敗戦でのショックに皆シオシオ
まるで御通夜のような状況です
そんな訳で本日の更新はございません

２００９/８/２２（土）

飲んだんで寝ようと思ったんだけど　ひとつだけな

知人と一緒にミッキー・ローク主演の映画「レスラー」を見てきました
製作したのが所謂インディーズ系、自主制作系レーベルなので全国一斉公開とかまあ無い映画でして
大都市部あたりでは6月あたりから公開されているのですが、私の郷土岩手県盛岡市は田舎なので本日が初上映ということで
まあ、あんまり期待しないで見に行ったわけですが

いやーこれは見る人を選ぶ映画ですが
人生の酸（すい）も甘いも経験した30代以上の不幸な人生を歩んでいる野郎にとっては主人公にめちゃめちゃシンパシーを感じる映画ですよ
なんといううんでしょうか梶原一騎イズムというかその実弟真樹日佐夫イズムというか
プロレスラー＝不幸の象徴
という切ない雰囲気が漂う内容の映画でして

１９80年代にプロレスラーとして栄華を極めた主人公が
それから20年後、自分の体調の衰えから普通の人生を歩もうとしつつも失敗を重ね愛する人々に背を向けられ
結局行き場を失って再びリングに戻っていくというそれはそれは切ない話でして

なんといいますか、私が男のリトマス試験紙映画と呼んでいる「竜二」とかなりの共通点がなあ

いや、「竜二」を見てなにか思うところがある人間にとっては
この映画かなり感じるところがあると思いますよ
そういう人間にとっては必見です

とはいえ、「レスラー」「竜二」とも主人公はなんだかんだいっても戻るところがあるから幸せですよ
自分なんか戻るところすら無いですからねえ

２００９/８/２１（金）

書きたいことが思いつきません

いや、90年ぶりに岩手県代表がベスト４に入った高校野球の話とか
そこは岩手県民だからしたいのだけれども
それやっちゃうと、どこにでもある普通のサイトに堕落してしまう気がしてなあ

まあ、そんなわけで某大手掲示板の高校野球板を見たのですが
いやあ、面白いなあ

まあ、今までも年に2回程度は見てましたが、その時は全然面白くなかったのに、今年に限ってはバッカみたいに面白いわ

今までは「どうせ初戦敗退でしょ」みたいな劣等感しかなかったから
今年みたいに勝ち続けていると他県に対する優越感みたいな感情がなあ
これは野球が強い地方の連中は楽しくってしかたないわな
高校野球の面白さが今日初めて理解できましたよ

おそらく、この気持ちは新潟県民も十二分に理解できているとは思いますが

ちなみに今年の岩手県民の高校野球に対する気持ちってのは
「今年のように優勝できる可能性があるのは向こう100年間はあるまい、二度と無い貴重なチャンスをなんとしてでもものにしてもらいたい」
っと、かなり切迫した気持ちですなあ

ちなみに高校サッカーだと
「岩手はサッカー強いから、優勝するチャンスはすぐまわってくるよ」
と、かなり余裕で見てられますが

それにしても花巻東高校って
今大会屈指のエース投手
そのエースと小学生の頃からバッテリーを組んでいるキャッチャー
本来はそこそこのピッチングができるが打撃に専念している4番打者
小柄だが足がメチャメチャ早いセンター
初戦が春の選抜で決勝戦で戦って負けた同じ県の代表校
かつて監督がコーチとして師事していた言わば師匠にあたるあまりのトラキチぶりにユニフォームをタイガースぽいデザインにしてしまうほどのトラキチ監督率いるチームとの師弟対決
実績のある東北の強豪高との東北最強対決
センバツで一度降した相手とのリターンマッチ
苦しいときこそニヤリと笑う
土壇場で逆転されるというこれ以上はないほどの逆境からの再逆転、等々
なんていうの
脚本誰が書いてんだ？ぐらいのキャラ立ちがしっかりしている高校だよなあ

ううむ、堕落したな

２００９/８/１９（水）

本日、私の住む岩手県に社民党党首「福島瑞穂」が来県
同党の候補者の選挙応援とのこと

さて、賢明なる読者諸君は御存知だとは思いますが
岩手県というところはド田舎なので。今回のような衆議院選挙とかの全国区の選挙になるとどうしても軽視されざるえず
党首クラスの応援演説は県内で2回もあれば多いほうで、その応援が終わればすぐ次の応援地に行くということで、正味岩手県にいた時間が1時間あるかないかという有様なのがザラという場所なのですが

どうしたことだか今回の社民党党首「福島瑞穂」
岩手県内での応援演説回数が５回という通常の倍以上の数をこなし、そして岩手県内に丸一日滞在するという破格ともいえる力の入れっぷり

岩手県は県議会では民主党系が第一会派を形成していたり
衆議院選挙では全部で４つある選挙区で３つまでが民主党
県知事も民主党
挙句に岩手４区は小沢一郎の地元ということで
圧倒的に民主党が強い県でして
自民党ですら苦戦している県なのに、ましてや社民党が今更どうこうしようが勝ち目がまったくないという状況なのですが
そんな県なのにこの力の入れっぷりはどういうことなんだろうか
もっと力を入れるべき選挙区は他にもあるだろうに

そういえば社民党は選挙後民主党と連立政権を作るような構想があるようですが
民主党の顔役でもある小沢一郎の地元に独自候補を立て、挙句に長々と選挙応援をしてなみなみならぬ力の入れ具合
これでは将来連立予定である民主党にたてついているようにしか見えず、これは連立する際にはネックになるんじゃなかろうか
それとも「民主党はいいのだけれど、小沢一郎だけは嫌いだ」ってことで小沢一郎の影響力が強い岩手で工作をしているってことなのか
この社民党の不可思議な行為に疑問を持った私は事情通に連絡を取り状況を聞いてみた

「社民党の母体となった旧社会党ってのは、現場・地元の声を反映するという理由で選挙の際には地方支部の意向を重要視するようなシステムで候補者を決めていたので党本部よりも地方支部の力のほうが強いんだが、それが社民党にも継承されていて、党本部では先先のことを考えて他党と選挙協力したくても地方支部の方から候補者を擁立したいと言われれば出さざるえないのさ。ましてや岩手支部は昔はそれで節目節目の選挙で勝ってきて『岩手ショック』って言葉を残すほど実績があるから余計言えんわな。ま、他にも比例区では社民票がけっこう入るってことで力もいれてるんだろうけれど田舎だからつきあいってことで昔馴染みに入れちゃうんだろうなあ。ところでさっきニュースを見てたらキミに良く似た人物が福島瑞穂と握手していたのだが、まさかキミじゃあないよねッ！他人のとこ行ってるヒマがあったら俺のとこ手伝えってッ！」

ま、世の中には似たような人間が三人はいるっていいますからなあ～

２００９/８/１８（火）

なんか
のりピー逮捕、台風、地震、そして選挙直前ということでニュースがありすぎて
あんまりマスコミが大々的に取り上げなかったので世間もあんまり注目してくれなかったようなので
ちょっと遅くなりましたが

例の初の裁判員裁判の件ですが、弁護側が控訴いたしまして
あれほど大騒ぎして導入して司法に民意を反映させた判決がアッサリ否定されてしまいました

まあ、ご存知のとうり二審以降は今までどうりのシステムを使うので民意の反映なんぞ関係なくなってしまうのですが
まそれはともあれ、二審の判決が民意を反映した一審の判決をどう受け止めるのか
一審の判決を尊重して同じような判決をだすのか
それとも「一審は一審、二審は二審だ」とまったく違う判決をだすのか
二審の判決次第では裁判員制度の根幹を揺るがすような事態になるので、今後もこの裁判については注目していきたいと思います。

ま、それはそれとして
裁判員制度を導入したことにより検察官、弁護士の技量には
今までは「司法の知識」というファクターのみが必要とされていたのですが
これからは「言葉の表現力」というファクターもまた重要視されねばならなくなるようですが
果たして現在の司法関係者の言葉の表現のレベルってのはいかほどなのであろうか？

これからは司法の知識に加えて新たに表現力というものが弁護士の技量を左右することになるのだろう
ところが現状の司法試験は、相変わらず司法に関する知識が主に問われることになるようで
新たに必要とされる表現力に関して現状の司法試験では、その力量を測ることができないのではないかと

いくら司法の知識があっても表現力が無いばかりに裁判員の理解を得ることができず、裁判では不利な判決ばかり続いてしまう弁護士とか出てきそうだよなあ
そんなのに弁護されたらたまったもんじゃないよ

今までは司法試験という難関を経たことで弁護士ってのはそれなりの一定以上のレベルの技量を持つということが保障されていた訳だから、とりあえず弁護士なら誰でも一定以上の技量を持っているもんだと思っていたのだが

司法試験は早急に表現力を試す問題を大幅に増やして
司法関係者に一定の以上の表現力を持たせるようにするべきだと思いました

いや、本当に言葉ってのは同じ内容をさす言葉でも、その印象ががらっと代わってしまいますからなあ
表現力は本当に大事ですよ本当に

２００９/８/１７（月）

報道ステーションで高速道路政策について猪瀬直樹氏と山崎養世氏が議論しているのを見る

猪瀬氏の手柄であるはずの道路公団民営化が
民主党の政策である高速道路原則無料化が実現すると何の意味も無くなってしまうので
それはそれは必至でしたなあ

必至すぎて訳のわからないことを言ってましたよ
例えば
「民営化したから土砂崩れした東名自動車道があんなに早く復旧できた」
とか

あれだけハデに崩れたら民営だろうが公団だろうが全力で復旧作業をするから復旧までの時間は変わらないとおもうけどな
むしろ公団のほうが緊急事態への対応はずっと早いだろ
猪瀬君はアレだな消防、警察、自衛隊、といった緊急事態で活躍する組織がなんで公務員なのか考えたことがないのかな
（ま、コストは明らかに公団のほうがかかりますが）

なんつーかさあー
あの人のやることは全部自分の手柄・権威を守る事に終始しているように見えるんだよな
業界じゃ、ジャーナリストの名を騙って権力者に取り入り自らが権力者になりたがっている権威主義者ってことで
批判の対象になってるような人だし

実際に、猪瀬直樹を批判したジャーナリストの口を塞ごうと、そのジャーナリストが所属する組織の上層部に圧力をかけたら
「ジャーナリストにとって命ともいえる表現の自由をジャーナリスト自らが奪おうというのか！本末転倒にもほどがある」
と業界から一斉に批判されて、まともなジャーナリストから相手にされないどころか、唾棄されるような存在だぜ

そんなヤツを副知事だかなんだかにしている東京都ってのはどうかしてんじゃないのかなあ～

２００９/８/１６（日）

数日前に本日ＮＨＫ－ＦＭで放送される「今日は一日ＳＦヒーロー三昧」の話を書いたのですが

なんと本日は私の祖母の初盆ということで
11時から1４時までは法事が重なってしまい
そして14時から17時までは帰省中の甥っ子を連れて映画を見に行くとになってしまい半分以上聴けてません
なんで、こう重なるのかねえ～

ちなみに甥っ子と見てきた映画は例の
「劇場版仮面ライダーディケイドオールライダー対大ショッカー」
と
「侍戦隊シンケンジャー銀幕版天下分け目の戦」
の二本立て
いや～さすがに休日の午後ということで家族連れの多いこと多いこと
上映中のチビッ子供の騒ぎっぷりはまあ作品を見て興奮しているからということで許容するが
甥っ子が映画そっちのけで携帯ゲームに興じていたのは実に残念でならない
ま、普段遠くに住んでいるから私が教育に携わることができないから仕方がないといえば仕方がない

いずれにせよあの喧騒では見た気がしないので、後日改めて見に行かねばなるまい

ま、それはそれとして映画の感想ですが
早朝にテレビで見たディケイドでのアマゾンのヘタレっぷりを見た後でしたんで
とんでもなくいい映画に見えてしまいましたよ
いや～、やっぱり声で演技できる役者っていうか声優が演じていると全然違いますわ
もう安心して見てられましたよ
良かった良かった

ってな訳で
今週のディケイド

「しゅぅぱぁだぁいしぇだあん」
ふう、これ書くのに見直したけど、何度聴いても力が抜けるなあ
日本語が不自由だって設定だから会話がアレなのは別にいいんだ、演技プランだから
けど、気合がはいらないのは問題だろ、そこでカッコヨク決めてもらいたいんだからさあ～
お前、ちょっと劇場版のアマゾン見て出直して来い
話はそれからだ、それから

ところで予告にオリジナルのブレイドが出ているような気が
これはちょっと期待したいよなあ～

今週のシンケンジャー

悪の組織の女幹部にあたる薄皮太夫の悲しい過去が明らかにされる回

自分を裏切って違う女と結婚しようとした男の結婚式に乗り込んで放火、出席者を皆殺しにするが裏切った男だけは愛するがゆえ殺すことができず、殺す代わりに三味線に変え、同時に太夫自らも外道に堕ちてしまうという

かつての夏のテレビドラマの風物詩
女の怨念ドロドロの怪談話になっておりまして
メインの視聴者である子供にはとんでもなく重い話をもってきたなと

私的にはこういうの大好きなんですけれど
同時進行でコメディタッチのシーンを挟み込んでいるとはいえ、よくぞまあこんな重い話にＧＯサインを出したなあ
いや、最近の特撮ヒーロー作品というかドラマ全体がそうなんですが、こういうドロドロ怨念話って視聴者から敬遠される兆候があるんでなかなかできないんですよ
プロデューサーは本当に思いきった決断をしたと思います

金田伊功、高久進、山田辰夫、古橋廣之進、大原麗子、山城新伍、レース・ポール
ここのところ一時代を築いた強烈な個性を持つタレント（才能を持つ人の意）が亡くなられておりますが
こういった訃報があるたびに
「また、森繁にエネルギーを吸い取られた犠牲者が」
とかいう不謹慎なネタが飛び出す訳ですが

さて、森繁こと森繁久彌といえば世間一般には
最近は隠居してしまったが、文化勲章をはじめとする数々の賞を受賞した昭和を代表する偉大な大物俳優
なにかこう腫れ物に触るような扱いをしないと失礼にあたるような印象がある訳ですが

私の父親曰く

「森繁ってエロジジイって印象しかないんだよなあ～なんでみんな大物俳優扱いするのかわからん」

っというように一部の世代にとっては森重ってのは単なるエロオヤジという印象があるようでして
どうにも父にとって森繁というのはシリーズ全33作の東宝映社長シリーズ」のエロ社長のイメージしか思い浮かばず

後に森繁の代表作になる明治生まれの頑固オヤジが勘違いからドタバタを巻き起こす人情テレビドラマ「七人のまご」「おやじのヒゲ」を見ながら
「あのエロ社長なら孫が七人ごときで納まるわけがない、隠し子がその倍はいるはずだ」
と歪んだ見方をするようになり
この手のドラマの定番ネタ「隠し子ネタ」が出たときは
「ホラッ！やっぱりそうだった！」
と自慢げに語っていたのですが

まあ、それはそれとして
そんな一部の世代に「森繁＝エロ社長」という強烈な印象を植え付けた「東宝社長シリーズ」のメイン監督だった松林宗恵氏がお亡くなりに

この人は代表作に
「人間魚雷回天」「潜水艦イ-57降伏せず」「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦　太平洋の嵐」「太平洋の翼」「連合艦隊」
といった戦争映画を多数撮ったことと、太平洋戦争中に海軍陸戦隊隊長として従軍していたという経歴から
自称良識ある市民を名乗るアカい連中から軍国主義者のレッテルを貼られ中傷されてしまう対象になっていくのですが

実家がお寺ということもあり浄土真宗の僧侶の資格を持っていたり
映画監督になった理由も、「映画に仏心を刻むことはできないのか？」という宗教的な理由だったり
徴兵され現実に命のやりとりを経験しなければならなくなった人間が
アカのいう軍国主義者であったのであろうか？
答えは恐らく違うであろう

なんたってアカどもは
アカい作品を撮り続けた言わば仲間であるはずのアカ監督大島渚の反戦作品ですらそのタイトルだけでバッシングを加えるようなアホどもばかりなのだから
いわんや「宗教はアヘンと同じだ」とアカが敵視する宗教家でもある松林宗恵に至っては言わずもがな

当時の共産党と社会党のバッシングはそれはそれはメチャメチャでして
この2作品へのアカの底の薄い批判を見て、私はアカを完全に見捨てることになるのですが
まあ、氏の作品である「連合艦隊」は同じく氏の監督した「人間魚雷回天」と供に
私の思想・生き方に大いに影響を与えた作品でした
偉大な映画監督に合掌

話題に上がった「連合艦隊」と「人間魚雷回転」のＤＶＤパッケージ。実はこの「連合艦隊」宣伝で破格の制作費10億円と伝えられているが、話題になった１/２０スケールの戦艦大和の模型に予算のほとんどが使い込まれ、模型以外の部分は低予算。で、どう考えても無理だろうと他の監督が断る中、松林宗恵監督が戦死した自分の部下の話をどうしてもやりたいということで決まったらしい。低予算なので過去の東宝特撮映画で使用したフィルムを流用したり、小道具が用意できず見るからにスタジオで撮ってますといわんばかりの艦内シーンがあってところどころガッカリしちゃうシーンがあったりしますが、私は好な作品です。ちなみに流用シーンは劇場公開時とビデオ、ＤＶＤ化された際では版権の関係で違うシーンの流用を行っていたりする。
「人間魚雷回転」は派手な戦争シーンが一切無い作品だけれども、翌日の特攻を命じられ死が目の前に迫ってくる海軍士官達が死ぬまでどのように行動をしていたのかを抑えた演出で淡々と描いていくという、見終わった後にいろいろ考えさせられる戦争映画の大傑作。モノクロ作品だが一度は見ておくべきだと思う。

２００９/８/１５（土）

本日は敗戦の日だが飲んだので寝る

本当はこの後「一億総懺悔」という言葉についていろいろ書いてみたのですが
どうにもこうにも明らかに間違っているというか
右にも左にもケンカを売るような内容になってしまい
「この文章をそのまま上げれば面倒な事になるな」
と思ったので全文消去しました

以前の私ならそういうことを厭わなかったのですが
最近はもう議論すること自体が面倒で堪らないのです

なんか自分が歳をとったのを改めて自覚
いやだなあ本当に

２００９/８/１４(金）

セクハラのライセンスを持つ男
山城新伍氏がお亡くなりに

この人は昭和の大スターの薫陶を受けて育った人でして「遊びは芸の肥やし、どんどん遊べ」を地で行くような
事務所の女性マネージャーやら飲み屋のオネーサンやら共演した女優やら近所に住んでいる人妻やら乗り合わせたスッチーやら妻の友達やら自分の娘の友達やらと
まあとにかく女と見れば片っ端から手をだすという、それはそれは酷いありさまでして
あまりの女癖の酷さに妻と娘から絶縁宣言されてしまい、糖尿とアルツハイマーの悪化からここ数年は特養老人ホームに入所し、「カッコ悪い姿を見せたくない」という理由で面会を断り一人孤独に闘病生活を続けていたという
いかにも昭和のスターらしい晩年を過ごしたようですが

とはいえ、この人の俳優としての経歴を見れば
デビュー作の「風小僧　第二部」そしてそれに続く「白馬童子」というテレビドラマ作品でこそ主演を張ったものの他にはコレといった作品で主演を張ることが無く、そのほとんどがエロネタを連発するコメディリリーフという役割の脇役ばかりを演じており
俳優としての活動はスターとはほど遠い
故人もこれに関しては「自分はテレビ出身のキワモノ俳優だから～」という発言をしてこれを認めていたりするのですが

まあ、要するに俳優だけだったらこの人はここまでの名声を得ることはできなかった訳で
この名声を得ることになったのはやはりテレビのバラエティ番組への進出と成功以外の何者でもない

尤もこのバラエティ番組への進出も、銃の密輸事件（１９６５年に石原裕次郎、里見浩太郎、山城新伍の三人がハワイでSW22口径コルトを購入し日本に持ち込んだ事件。この事件で山城は懲役10ヶ月執行猶予3年の判決を受ける。この時密輸した銃が暴力団に渡ったこともあり世間的に芸能界への大バッシングが巻き起こり、以後芸能界全体が暴力団との関係を疎遠というか絶縁していくことになるきっかけとなる）関わったとして映画の仕事からホサれてしまったからという理由で喰うに困っての進出だったわけですが

機転の利いた妙居即答な受け答え
歯に衣を着せない辛らつな言葉で思ったことを直言する痛快さ
それでありながらどこか温かみのある話し方
映画、芸能界の自らの実体験と人脈に裏打ちされたハンパない膨大な知識量
そしてしょうもないオヤジギャグ

これ等の才能がお茶の間の視聴者に評価され、次々とレギュラー番組を獲得。一躍テレビ業界の寵児となっていくわけですが
その最たる例が１９８５年にＴＢＳのお昼に放送された帯番組「新伍のお待ちどおさま」

この番組が放送された当時のお昼の時間帯はフジテレビ「笑っていいとも！」が視聴率で他局の番組を圧倒的に引き離し独走状態
当時は「いいとも」の視聴率がお昼の番組としては異例の２０％台を出すのに対し、
日本テレビ「お昼のワイドショー」の心霊番組を特集する「あなたの知らない世界」が放送される間は１０％台を出す等健闘するも
他局のＴＢＳ、テレビ朝日の番組は視聴率５％にすら満たせないという散々たる有様

この状態をなんとかしようとＴＢＳは
当時新進気鋭の若手漫才師「コント山口君と武田君」をメーン司会として起用して「いいとも！」が収録されるスタジオアルタのすぐ近くにあった「新宿コメディシアター」から公開生放送番組を放送するという
恥も外聞もなくまんま「笑っていいとも！」をパクった番組「おじゃまします」をぶつけるも案の定返り討ち
「おじゃまします」は一ヶ月で放送が打ち切られることに

打ち切られるとはいっても、当然その枠には番組を放送しなければならない訳で繋ぎ番組が放送されることになるのですが
ＴＢＳは契約が残っているため、どうしても新宿コメディシアターからの公開生放送番組を放送し続けないという縛りがあり
番組改変期までの繋ぎ番組なのに「笑っていいとも！」と同じ形態の番組を放送せざるえず
当然、そんな期限が決まってる上にパクリ番組の敗戦処理が色濃く残っている番組に出たがるタレントはおらず
困った番組ディレクターは以前他の番組で顔見知りになった山城新伍に
「繋ぎ番組で制作費はないけれど、好きにやってくれていい」
となかばヤケクソ気味に頼み込み
山城新伍は「番組の内容、ゲストに関しては自分の意向を最優先すること」という条件をだして快諾
かくして
「新伍のお待ちどおさま」
は数ヶ月だけで放送が終わるという前提で放送が開始されることになり
山城新伍の意向で一時期を名を馳せたが現在はくすぶっている山城新伍旧知の芸能人、関西芸能人をメインに使うというおおよそ当時の番組制作者の感覚からは視聴率を稼げないようなゲストばかりを選び、「どうせすぐ終わるんだから」と言いたい放題好き勝手に大暴れしていたら視聴率が上昇しはじめ
そのうち山城新伍のつてで映画界の大スター、大監督、話題に渦中にあった芸能人が「新吾ちゃんのためなら」と続々と破格の安いギャラでゲストとして登場するようになってからは視聴率が急上昇
山城新伍の話芸と人脈だけで作った低予算番組が「笑っていいとも！」に匹敵する視聴率を稼ぐ番組となり
放送延長に次ぐ放送延長でＴＢＳの看板番組にまでなってしまったという
山城新伍一人の才能が、テレビ局が投げてしまった番組を立て直し、しまいには視聴率で互角に戦うところにまでもっていくという奇跡を起こした番組だったりするわけですが

放送が延長される度に山城新伍の発言に対してスポンサー、赤い団体、芸能事務所からのクレームが入るようになり
その度に番組内で山城新伍が「どことは言いませんが～」と言いながら視聴者ならおおよそ見当がつくようなニュアンスでクレームをつけてきた団体をトークのネタにして挑発的な発言を連発するという行為を繰り返すようになると
山城新伍とＴＢＳの間で不和が生じ
嫌気が差した山城新伍がわざわざ舞台の仕事を入れて「スケジュールの都合」という理由で降板を申し入れ

ＴＢＳとしては、いくら視聴率を取れるとはいえ言うことを聞かないタレントを起用し続けるつもりは無いが、かといってこちらから視聴率的に貢献している彼を追い出すような事を言い出すこともできなかったので、降板の話が来たときには大喜びで４年半に渡って放送された番組を終了した

ちなみに、「新伍のお待ちどおさま」終了後ＴＢＳの後続番組は１３本に渡って視聴率不振という理由で連続で打ち切られるという不名誉な記録を更新
なんたって視聴率１％を切るどころか、視聴率０％というあり得ない記録を持つ番組まであるぐらいだし

あれ、なんの話してたっけ？
まあ、いいや
あれだ山城新伍は映画俳優になりたかったのに、その意に反してテレビでデビューしてテレビの司会業で活躍して名声を得
そのテレビで稼いだ金で自ら映画を監督・プロデュースするという形で関わろうとする本当に映画好きのオヤジだったよなってことでひとつ

ああ、説教癖の悪さにも触れたかったけど、まあ、そこまでいうこともあるまいて

偉大な才能と映画好きの死に合掌

さまざまな音楽ジャンルの中から一種類だけにスポットを当て、リスナーに一日たっぷり堪能してもらう「今日は一日○○三昧」。
今回は「ＳＦヒーローもの」の名曲・秘曲を、一挙16時間に渡ってご紹介します。
映像の歴史と共に人々の興味・関心を集めてきたジャンルＳＦ（サイエンス･フィクション）。
我が国では、1954(昭和29)年初公開された怪獣映画「ゴジラ」以来、「特撮」ものを中心に映画やテレビドラマにおいて確固たる地位を築いてきました。
現実にはあり得ない事象を画面に表すための手段を意味する「ＳＦ」という言葉は、日本では子ども向けとされる「ヒーローもの」「怪獣もの」の映像作品の代名詞と認識され、独自の発展を遂げてきました。
今やその人気は子どもたちだけでなく、オールドファンと呼ばれる現在３０代から５０代の男性や、子どもをもつ母親世代を中心とした若い女性にまで拡大。
さらに、作品の海外への輸出も盛んで、アニメと並ぶ高水準のサブ・カルチャーとして高い評価を受けている作品も少なくありません。
番組では「昭和」から「平成」にかけて、歴史を彩った「ＳＦヒーローもの」の名曲・秘曲を一挙にご紹介！また、欧米を中心に発達したＳＦＸ作品の音楽にも触れるなど、広い世代の「ＳＦヒーローファン」が存分に楽しめる内容を目指します。

司会
藤崎弘士アナウンサー
松風雅也（俳優・声優）
スーパー戦隊シリーズ『電磁戦隊メガレンジャー』の、メガブルー・並樹瞬役で役者デビュー。その後、子供番組の「番長」として一躍有名に。
現在は、声優活動を主としながら、ドラマ、バラエティ、ラジオパーソナリティなど、俳優・タレントとして幅広く活躍している。
※その他女性タレント（アシスタント）１名を予定。

なにかにつけて無理やりマクロス系音楽をかけたがるマクロスオタの藤崎アナ、戦隊系をかけたがるメガブルー・この両者の暴走ぶりをアシスタントの女性タレントがどうさばくのかが見所でしょうか
なんだか楽しそうだなあ

ま、私としてはリスペクト子門真人な内容になっていただければありがたいです
「ファイヤーマン」「流星人間ゾーン」名曲なのにアニソンでないばかりに、なかなか耳にできない曲が多くってなあ～

２００９/８/１１（火）

台風、地震、大丈夫でした？

知人から「買ったPCゲームがちゃんと動作しなくて困っている」という趣旨のメールをもらう

非常に説明しづらいのですが
ここのところ午前中家にいると謎の連中が私を迎えに来て、某ビルの一角で軟禁状態で文章を書かされてしまうので
朝起きたら家にいないように外出しておるのですが

「キミのトラブルを放っておくわけにはいかない、私は友情に厚い男なのだよ。いい友達を持てた事を大いに感謝するが良い」
なんぞと言いながら、これ幸いと午前中から知人宅へ出かけた訳ですが

ゲームに表示される英語文章を日本語に訳したPDF文章ファイルをCD－Rで同封して販売している米国製のPCゲーム（所謂、日本語マニュアル付き英語版）を知人は購入したのだそうだが
インストール自体はできるものの、いざゲームで遊ぼうとすると一部のキー入力が効かなくなり操作不能に、そのままにしていると強制的にゲームが落ちてしまい全く遊べないとのこと

で、サポートを見ようとして、このゲームの日本での販売代理店のサイトを覗いたところ以下のような文章があったそうで

これを読んだ知人は、PCのメモリが問題だと思ったらしく
どういうメモリを買ったらいいのかと私に質問してきまして

私はかなり昔から海外製のPC洋ゲーを遊んでいるので、洋ゲーを動かすことにはそれなりの経験を積んでいるのですが
なんというサポートでしょうかッ！

この販売代理店の主張するところの
ゲームが動かない、というトラブルの最大原因は、グラフィックカード関連の問題がほとんどです
というのは日本製のゲームにこそいえることではありますが
この販売代理店が手がける主要商品である洋ゲーにおいてはこの主張はまったくあてはまりません
私の経験上の話ですが
洋ゲーが動かない、というトラブルの最大原因はキーボードです
英語キーボードと日本語キーボードはキーの数が違うということもあり配列が微妙に違ったり、該当するキー自体が無かったりするのですが
洋ゲーはもともと英語配列のキーボードで遊ぶという前提で開発されているため日本語キーボードでは操作に不都合がでるものなのです

そして、日本語キーボードがトラブルの原因の場合は、英語キーボードを新たに購入するようなことをせずとも
キー配列を変更するソフトを使えばアッサリ解消します、しかもこの手のソフトは容量がほとんど無い上にフリーソフトとしてかなりの数が出回っていたりします（例として私が今使っている「キーボード切り替えツール」にリンクを貼っておきます）

洋ゲーマニアの間では「英語キーボード」か「キー配列変更ソフト」は必需品として常識の範囲内になっているのですが、そんなことすらもこの販売店は知らないようです
おそらく自社が販売しているゲームで遊んだことすら無いんでしょうな

この会社のサポートページには、グラフィックカードよりもキーボードについてまず書くべきでしょう
こんな事すらできないようなら他のサポート内容なんて推して知るべしですよ

ま、私も大人になりましたので以前のように某販売代理店のサイトに直接リンクを貼るとかいう具体的過ぎる批判はやりませんよ、やっても何の反応も無かったし・・・・・・・いや、その時の会社はあの後潰れたんだっけな
そりゃあ～バージョンアップすれば動かなくなるようなパッチを配布し続けるという信じられないサポート体制を続けて顧客を怒らせていれば当然だわな
そして名前を代えて新たに会社を興したんだよな
まったく同じ投げやりなサポートで懲りもせずにな・・・やれやれ困ったもんですよまったく

あ、そうそう知人のゲームはキー配列を変更するソフトを使ったらあっさり動くようになりました
まったく困ったもんですよ

２００９/８/１０（月）

飲んだ寝る

それにしても酒井法子はすごいな
どのチャンネルでも出ずっぱりだよ
ところでニュースの場合の肖像権ってどうなっているんだろう
あれだけ出てれば結構な額が入るとは思うのだけれども
そのあたりはどうなってるのかなあ

２００９/８/９（日）

今年の長崎平和宣言読む
広島の平和宣言が米国オバマ大統領への賞賛に終始したのに対し
長崎はオバマ大統領への賞賛もするが具体的な国名を挙げて核保有国への批判も行うという
賞賛と批判が併記された多少落ち着いた雰囲気の宣言でした
（それでも過去の平和宣言からすればかなり前向きな内容でしたが）

今年の平和宣言はなんか転換期にはいったかのような激変ぶりだったなあ
オバマ大統領の出現でここまで変わるものなのか
うう～ん

今週のシンケンジャー

腑破十臓の因縁話
戦う気力を失ってしまったシンケンジャーメンバーの復活
新兵器「インロウマル」と新フォーム「スーパーシンケンレッド」にロボの新合体形態「ダイカイシンケンオー」の登場

よくぞまあこれだけの要素を30分番組にぶち込んで成立させちゃうよなあ
普通ならこれらの要素はそれぞれ単独で一本づつ作品作れるような内容なんだよなあ
シンケンジャーのメインライターである小林靖子ってのは師匠をもたない独学で脚本家になった人なのだけれども
一本の映画を作るのに三本分の脚本を用意してそれをひとつにまとめてしまうという石井輝男監督の手法をまんまやってるよなあ

まあ、それはそれとして

格さんと八兵衛の揃い踏みが実現したのが一番印象に残ったのはどうしたことかと

今週のディケイド
今週から大ショッカーにより既に支配されてしまった世界でアマゾンライダーだけが一人で戦っていたという世界観のアマゾン編
なんか文章を書く気力があまりないので思った事箇条書き

まずはアマゾンのヘタレ演技について。
先週の予告を見た段階で抱いた悪い予感が残念ながら見事に的中してしまいまして、セリフがほとんど棒読みのアマゾンに脱力。

ま、オリジナルでのアマゾン川の奥地で育ったため日本語がヘタだというキャラクター設定に基づいた演技プランだと前向きに思いたいものです、
（そういえば棒読み大根演技で有名なメタルダーの主人公を演じた人もそんなこと言ってたなあ～誰も信じていないけれど）

ちなみに今週一番演技力があった役者はこの子でした

十面鬼の造形について

まあ、アマゾンライダーと同じ南米出身ってことで、インカの黄金装飾品風テイストをとりいれてデザインしたのでしょうが
オリジナルの一度見たら夢にまで見てしまうほどの凶悪過ぎる十面鬼のデザインには遠く及ばず
なんで、デザイン変えちゃったんでしょうかねえ

まあ、私もイイ歳こいたイイ大人ですが、こんなヤツが道の向こうからやってきたら今でも多分恐怖のあまり小便漏らします

モグラ獣人について
モグラ獣人は悪の組織を裏切りアマゾンと共闘する怪人さんなのですが、これがアマゾンライダーという作品において最も悲しい死に方をすることでマニアさんの間ではアマゾンを語る際には必ず触れなければならない存在なのですが。ディケイドでは石橋蓮司が自称するという形での登場でした、チュチュ～ン

そういやあ電気グルーヴのアルバムに「モグラ獣人の告白」って曲があったなあ～

アマゾンライダーの戦いぶり
アマゾンライダーはアマゾンの奥地からやってきたワイルドな戦士なのですが、そのワイルドさを出すために放送開始直後は「噛み付く」「爪、鰭（ヒレ）で相手を引き裂く」という野性味あふれる戦い方をし、そしてそんな攻撃を受けた怪人さんはびっくりするぐらいの量の血を噴出して、手がもげたり、首がもげたりしたのですが
当時よりはるかに放送コードが厳しいディケイドでその戦い方を再現しておりまして「やるな東映」とか思った次第
いや、オリジナルでも中盤以降は視聴者に配慮したのか血とか首とか飛ばなくなったのによくやるなあ～

そういえば今週のディケイドの監督長石多可男はアマゾンでも助監督を務めていたベテラン監督さんだったな、何か思うところがあったのかな

久々にチャクラ廻す

パンチラは目で見るんじゃない心で見るんだ
東映は本気だッ！

２００９/８/８(土）

お盆休みということで帰省した知人と会う
で、まあ、どうでもいいムダ話を酒を飲みながらしておったところ
まあ、特に意図した訳ではないのですが話題のひとつとして例の酒井法子の覚醒剤ネタをふったところ
「いや、アレは誰かが仕組んだ罠で、ノリピーは自分の手で真犯人を捕まえようとして逃亡してるんだ」
と真顔で言いだしたので

『リチャード・キンブル。職業、医師。正しかるべき正義も時として盲る事がある。彼は身に覚えの無い妻殺しの罪で死刑を宣告され、護送の途中列車事故に遭って辛くも脱走した。孤独と絶望の逃亡生活が始まる。髪の色を変え、重労働に耐えながら、犯行現場から走り去った片腕の男を探し求める。彼は逃げる、執拗なジェラード警部の追跡をかわしながら。現在を、今夜を、そして明日を生きるために。』
と矢島正明のナレーションが聞こえてきたのは秘密です

帰宅後、珍しく妹が家にいたので前述した知人との会話ネタをしたところ
「だから言ったんだよサーファーなんかと結婚するなって」
「いや、言ったもなにも。あんた酒井法子と面識なんか無いだろ」
「（無視して）職場にもひとりいるんだよサーファーがさあ、本当に勘弁してほしいよね」
「ほう、そいつにはなにか人間的に問題でも？」
「いや、仕事はちゃんとやるし、人当たりもいいよ」
「問題ないじゃないか」
「人間としてはいい人なんだ、けど、サーファーなのが大問題なんだよね。サーファーじゃなきゃあいい人間なんだけどねえ」
「ああ、なるほどな。サーファーにまともな人間はひとりもいないからな」
「サーファーは精神異常者と接触障害者ばかりだよ、友達ができないからサーフボードと波を友達とか恋人とか嫁だとか呼んで、海で一日中引き篭もっているからな、キモッ！現実を見ろってな」
「まったくだサーファーにはロクな人間がいないな。某ワイドショーレポーターがサーフィンのメッカ湘南から『ご覧下さい。ここに 10万人の宮ＸＸＸＸ容疑者が居ます！』と絶叫するぐらいだしな、親族にサーファーが居るなんてバレたら恥ずかしくて外を歩けないよ」
「いやー親族にサーファーいなくって本当に良かった！」

ガンバスターと三銃士のネタはみんなやってるから私は絶対やらないよ
それと野島伸司脚本は俺嫌いだから、当然そのネタもしないし
身障者に「ピュア」だのいという耳障りのいいレッテルを貼って身障者ひとりひとりの個性を認めない歪んだイメージを世間に定着させた某ドラマについてもやりませんよ

ＢＢＳで話題になっていた昨日の画像に映りこんでいた壁紙

アニメージュの付録についてたキャラクター表からスキャンした「ベルサイユのばら」の主人公オスカル・フランソワでした
もちろん描いた人は荒木伸吾大先生ですわ

２００９/８/７（金）

先週の話ですが
私の住む岩手県盛岡市では
ギネスブックに認定された10,000人以上の大群舞と太鼓パレードが見れるという盛岡で一番大きなお祭り「盛岡さんさ」が行われまして
で、まあ、私もそのイベントにちょっとだけ無理やり参加させられたのですが
まあ、それはともかく
その「盛岡さんさ」を記念して、新酒鑑評会が行われれば必ず上位にランキングされ、日本酒だけでなくビールを作ったり、酒だけでなくつまみ（酒の肴）の販売、日本酒の合う料理をメインに提供する外食施設、おしゃれな飲酒イベント等をしかけるといった
高品質の商品と攻めの経営姿勢を打ち出している岩手でも最大手の酒造メーカー「あさ開（びらき）」が期間限定商品を販売しておりまして

「ほう、あの『あさ開』が期間限定商品を出すとは、品質には自信のあるメーカーだから味の方は保障されていると考えていいし、攻めの経営姿勢からしても当然そのへんのありきたりな限定商品にはなるまい、これは買っておかねばな」

と、まあ、そんなことを思いつつその限定商品を購入したのですが

萌えか、萌えなのかッ！
さすがは攻めの「あさ開」見事なぐらい攻めてますよ
思いっ切り間違った方向に攻めこんでいるような気もいたしますがッ！

ちなみに左から、吟醸、純米吟醸、大吟醸の三種３００ｍｌの日本酒で一応厚紙で化粧箱ぽいモノもついてオタクさんには嬉しい仕様になっていて何気にオタクさんを研究している形跡があるのが恐ろしいところですが

ま、そんな訳で
あさ開は本気だッ！
ま、手を出してはいけない分野に手を出してしまい後戻りできない状況に追い込まれてしまったような気もしないでもないのですが

２００９/８/６（木）

今年の広島平和宣言を読む
ここ数年、いや、平和宣言が始まって以来始めてじゃないかというぐらい
前向きかつハイテンションな内容にちょっとビックリしました

特にオバマ大統領について述べる部分なんか
まるで米国の民主党党大会を見ているかのようなヨイショぷりですよ

基本的に米国の大統領は、原爆を投下するGOサインを出したということで
平和宣言の中では非難される対象でしかなかったのにナア

今年の平和宣言は非常に斬新でしたよ
ええ、それはもう本当に

２００９/８/５（水）

昨日に引き続きメインマシンのＯＳ再インストール作業を続行中です
ＯＳ自体はインストールしたのですが、その他のアプリケーションソフトをどうするか
ブラウザは、画像ビューアーは、動画再生は、ＦＴＰは、チャットソフトは、仮想ディスクは
等々どれを使ったものか悩みますなあ
んあ？共有ソフト？そんなもん使いませんよ

本日は「全国高等学校野球選手権抽選会」の生中継番組が岩手県の民放地上波で放送されたのですが
抽選会の生中継番組なんて岩手県では過去に放送された記憶が私には全く無いのです

そもそも岩手県というところは野球後進県と言われるぐらいレベルが低く
「出れば負ける」が常態化してしまい
春の選抜は選ばれないのが当たり前
たまに中学生で有望な選手が出てくれば、周りの人間が
「岩手で野球やっててもレベルが低いから成長できない」
と、他県に行くように薦めるという有様で
（そして県外に行った選手は控えめな県民性が災いし監督へのアピールできず注目を浴びることがないままひっそりと消えていくのですが）
岩手県民は皆野球に関しては弱いということを必要以上に自覚しているので誰も高校野球には注目しないはずだったのですが
今年は春の選抜で決勝まで進んだせいで、なんだか妙にテンションが上がっているのか急に抽選会の生中継とか放送したのかなと

けど、なあ～テレビ局の期待とは裏腹で
岩手県民は皆「いくらなんでも優勝なんてありえない」とほとんど期待していないんだよなあ～
まあ、流石に全国区のニュースであれだけ取り上げられているから勘違いしている人も出てきているのは事実だけれど
県うわっついた感じがないんですよ、みんな冷静なんですなあ

昨日の日記を書きながら思ったことですが
裁判官の仕事ってのは、人を裁くってことではなく
適正な量刑の判決を下すことより被告を校正させ
「将来的に犯罪者を減らす」
ってことなのではないかと
まあ、どっちにしろ重い仕事ではあるには違いないが

２００９/８/４（火）

またかと御思いでしょうが
メインマシンのＯＳ再インストールを敢行しております
今回は使用中に内部スピーカーが鳴り続けるという症状を起こしまして
もう本当にまいっています

なにやら裁判員裁判がスタートしたそうですが
まあ初めてってことなんだろうけれどヘリまで飛ばすマスコミの報道はどう考えても過剰だよなあ
そこまでして報道する必要はあるのかねえ

ま、それはそれとしてだ
民主的な手続きを経て制定された法制度である以上、それに従うのは当然だ
「悪法も法」
法治国家に住む以上それを守るのは当然だろう

法制度に問題があると思った場合は民主主義の定める手法に従い、法制度自体を制定した組織（この場合は国会）に対して変える様に働きかけるべきであり選ばれた裁判員に対して「労働者人民を裁く裁判員制度に反対します。裁判員の人たちは人を裁くことを拒否してください！」とか言うのはちょっと違うだろう
私も裁判員制度には基本的には反対なのだけれど
法に従っているだけの人間にプレッシャーをかけるやり方はどうかと思いますよ

ま、それはそれとしてだ
裁判員が参加する裁判というものは一審での殺人事件等の重大犯罪裁判に限るとのことですが
そういった重大犯罪の裁判は控訴控訴で最高裁まで争うことがほとんどなわけでして
一般国民の民意を司法に反映しようというのは結構なのですが
二審、三審は裁判員がいない裁判官だけの裁判ですから
控訴されたらそれっきり、民意の反映なんかクソ喰らえの状況になるわけで
これだけ大騒ぎして始めた制度なのに、実際は判決に何の影響も無い形式だけの制度になるのは目に見えています

本当に司法に民意を反映させようと思うのなら
一審、二審、三審、全ての裁判に裁判員を参加させるか
一審での判決を二審、三審よりも優先して適用するような制度を作るべきだと思います
今の制度は民意を反映させるのには中途半端な気がします

という訳で
私は今の一審よりも、その後に行われるであろう二審の判決が、どこまで一審の判決の影響受けるのかが気になってしかたないです

２００９/８/３(月）

いやー昨日はちょっと仮眠したつもりだったのに目が醒めたら次の日の午後になってましたよ
曜日感覚が全然なくなってるよ俺

今週のシンケンジャー

かつて、先代シンケンジャーが製作していたが未完成に終わったという
全ての折神（ロボット）の力をひとつに結集できるというアイテム「印籠」を
モジカラの達人であるシンケンゴールドを使って完成させよう
ということで未完成の印籠を預けていた志葉家の菩提寺に行く回

まあ、なんたって印籠ですよね
印籠といえば水戸黄門
水戸黄門といえば、かつて格さん（渥美格之進）役でレギュラーはってた伊吹吾郎さんが偶然にもシンケンジャーにレギュラー出演中
製作も同じ東映系列である東映太秦映像だし
これはもう伊吹さんが水戸黄門ネタをやるにちがいないッ！

とまあ、軽く期待しておったところ

初代シンケンレッド志葉烈堂として、今の水戸黄門で格さん役を演じる合田雅吏が登場するとか（まあ、私にはどっちかというとオーブルーの人なのですが）

司馬家の菩提寺の住職役として「うっかり八兵衛」が登場するという
予想外にでかい水戸黄門ネタをもってきておりまして

しかも、毒の入れられた御茶をシンケンレッドに「うっかり」すすめてしまうという見事なうっかりぶりまで披露して
改めて東映さんの本気ぶりに戦慄を覚えたしだい
東映は本気だッ！
今年は水戸黄門にも数年ぶりに登場して新・旧八兵衛の夢のタッグを実現させたりと、かなり精力的に活動してるようなあ

まあ「兄弟拳バイクロッサー」で主題歌を歌っている関係もあるから、昔から特撮ヒーロー作品には縁がある人なんだけれど
それにしても、八兵衛にしては「こいつはうっかりだ」ってセリフが無かったなあ

今週のディケイド

出番こそないものの仲間である「霞のジョー」について熱く語るてつを
ＷてつをのＷ変身
夕張石炭資料館にて３Ｄ映画として上映された「仮面ライダー世界に駆ける」以来のブラックとブラックＲＸの揃い踏み等々
「ディケイドなんてどうでもいい、てつをを映すんだ、てつををっ！」
という方だけは大満足、それ以外の方はサッパリという
まさに、てつをファンのてつをファンによるてつをファンのための回でした

ま、てつをのキャラクターは今の人間が見れば暑苦しいキャラクターなんだろうけれども正統派ヒーローの王道を行くキャラクターで
リアルタイムで見ていた連中にとって
てつを＝正義
という、「てつを原理主義者」を生み出すぐらい魅力あるキャラクターでなあ
平成ライダーにもこういうキャラクターがいてもそれなりに支持を集めるんじゃないかなあ～と思います
ま、そんなわけで、私は今週の本編には大いに満足いたしましたよ
問題は来週がなー

来週はアマゾンライダー編だそうで、ライダーの中でもかなり特異な造形で実はコアなファンが結構いるんで
ここで半端な演技でもされようものならボロクソに叩かれるのは必定なわけですが

予告見た限りじゃもうダメな臭いがふんぷんとナア
あのアマゾンライダーの掛け声「アーマーゾーンッ！」
が尻すぼみになってて聞いてて腰砕けに
てつをの往年時と変わらない力強い熱い演技を見た直後だっただけに
こやつのヘタレっぷりが目立つこと目立つこと

なんというか
お前は長野の山奥で仙人になったという「子門真人」に弟子入りして修行して出直して来いッ！
話はそれからだッ！

以上、携帯の着信音を子門真人の「アーマーゾーンッ！」にしている団衛門がお送りしまいた、押忍ッ！

２００９/８/１（土）

人間ってのは不思議なもので
普段、ネタが無いと言ってはサボッているのに
ネタがある時にもサボッてしまうのはどうしたものかと

さて、当サイトのBBSに都山さまからタレこまれていた
マンガ百花繚乱－いわての漫画家５０の表現－展
という岩手の県南、県北にある２つの美術館で開催されているイベントを見てまいりました

なんでも、岩手に所縁のあるマンガ家の原稿を展示するイベントなのだそうで
まあ、正直言って私はそれほどこのイベントに対して期待しておらず
非常におざなりな、まあ、あまりテンションが上がらない状況で県南会場である萬鉄五郎記念美術館に行ったのですが

会場付近に掲示されている吉田戦車先生作のポスターをボーッと眺めていたところ後藤寿庵先生の名前をポスターの中に発見し驚愕

まさか女子高生が日本刀で嬉しそうに内臓を撒き散らかしながら斬り合うゲロゲロスプラッターマンガの生原稿が見れるのかっ！
いや、いや、いや、一般公開展示なのだからいくらなんでもそれはあるまい
ってことは
シャーリィ・ホームズの原稿が見れると言うことかッ！
そういえばこの手の展示会には展示された著者の単行本が会場で売られているものだ
しかしながらいくらなんでも「ショタを襲うオネーサン」ばかりのエロマンガの販売は無理だろうし、ましてや同人誌はグログロゲロゲロで余計無理だろうなあ～
そうなるとやはり
シャーリィ・ホームズしかッ！
（いや、シャーリィ・ホームズも成年マンガではあるが）
いやあ、このイベントの主催者は本当にわかっているなッ！

と、まあ、最近はすっかりショタ系エロマンガとさわやか（？）内臓露出系マンガで活動している後藤寿庵先生をネタに10年以上前のインテリ系ギャグエロマンガ（まあ、モンティパイソン的とも言えるが）で勝手に盛り上がってしまい
同行した知人とふたりで会場付近で全力疾走をくりかえすほどテンションが上がって上がってしょうがなくなってしまったのですが
会場内のどこを探しても後藤寿庵先生の作品は見当たらず

まさか、グロ系同人誌の事を主催者が『ガロ系』と聞き間違って発注したんで、その内容に展示が取りやめになったのではッ！

と、大騒ぎしたところ、どうやら県北の会場である「石神の丘美術館」の方に展示されているということなのだそうで
まあ私の方に予定があって、その数日後に改めてそちらの会場に行くことにしたのですがそれはそれは待ち遠しく
おそらくあの数日の間、私は「世界で一番後藤寿庵先生の原稿を待ち望んでいた男」であったに違いないです

で、まあ、そんなことがありまして先日ようやく「石神の丘美術館」に行ってきて藤寿庵先生の原稿と対面してきたわけですが
残念ながら原稿は「シャーリィ・ホームズ」ではなく初単行本「ヤニー外伝」の方の原稿でして
これが原哲夫先生の「阿弓流為Ⅱ世」と一緒に展示されているってのが、なんというか・・・・・・・まあ、無難な選択だなと思いました
さすがに「シャーリィ・ホームズ」はな

と、まあ、展示された原稿を見
まさかと思いつつ売店をチェックし後藤寿庵先生の作品が無いことに
「まあ、当然だよな」
と安心しきっていたところ
会場の待合室みたいな所に置かれた今回展示された先生方のマンガ単行本が置かれているの気づき何気に見たところ
後藤先生の「マイルド・寿庵」「刑事達の挽歌」「そんな御無題な」が無造作に置かれておりまして
久々に後藤寿庵先生の作品をどっぷりと読みふけったのでした
改めて思うのだけれども、先生のコラージュ系マンガは本当にシャレにならないのですが、単行本化して大丈夫だったのでしょうか？

それにしてもこのラインナップはなあ～後藤寿庵先生らしいっていやあらしいんだけどクスール神話を題材にした「アリシア・Ｙ」も読めるようにしてもらえてたらもっとよかったなあ
後藤寿庵先生のストーリーテラーとしての才能をアピールできるいい作品なんですけどね。日本におけるクスール神話系マンガの秀作ですよコレ

ボク娘の上に使い魔を操るという今でも通用する魔女娘ヒロインが大活躍するんで、最近の萌え至上主義者にも充分通用する・・・気がする
え、古本価格で12670円？いくら絶版でプレミアついているとはいえ、ありえねえってその値段は・・・

ま、そんなわけで先生の生原稿を見れるは、絶版になったままのマンガとその後書きにある業界へのグチも久々に読み返すこともできましてそこそこ満足いたしましたよ
まあ、これで「シャーリィ・ホームズ」が見れれば完璧だったのになあ～

そうそう昨年14年ぶりに出たと言う単行本「童貞白書」とその続編で今年発売された「童貞解禁！！」の話はいずれまた
いや昔の後藤寿庵を期待すると普通のエロマンガなんで「アレ？」とかおもっちゃうからなあ（とはいえショタをオネーサンが導いてあげるという内容の徹底ぶりは特筆ものかと）
でも、絵柄も今のニーズにあわせて変えていて、しっかり対応しているところに先生の才能を見出すわけで
これができなくって消えてしまうマンガ家さんが多い中、こうゆう対応ができるってことだけでもそれはそれはスゴイことだと思いますよ本当に

まあ、昔からのファンからはいろいろ言われるかもしれませんが
プロとして商業誌でメシを喰うにはいろいろと妥協せにゃならないってのは、私の場合は後輩にエロマンガ家がいるのでその辺の事情は・・・
なんか現実を見て嫌な気持ちになってきたのでこの話はこの辺にしてと

ま、そんな訳で後藤寿庵先生の偉大さは「トウチョ・トウチョ人でも知っている」ってことでひとつな

ヒマだったので額縁に入れて展示ぽい感じにしてみた。けどこんな額縁額縁してなかったよなあ

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