これは2004年4月に使う予定で書いたボツネタです
今月の初めに、とあるオタクさんから抗議のメールをもらい
以来、この方とほぼ毎日のようにメールで議論している
抗議の内容は
「言うべきことはちゃんと言わねば」
という事であるが
私としては
「いや、べつに言ったところでどうなるわけでもないし、わかる人は言わなくてもわかるでしょ」
てな感じで返事をしつつも
この方の言うことも、もっともだな
とか思うところもあるわけだったりしてたりと
まあ、いろいろ考えさせられていたのですが
昨日、某チャットに参加したところ
参加者の一人が明らかに事実誤認としか思えない発言をしたので
他の参加者がその間違いを指摘したところ
「え、けど○○先生の本にはそう書いてたよ」
と言って自分の発言を訂正しない人をまの当たりに見てしまい
ああ、○○先生も『オタク業界の権威』になっちゃったんだねえ
(本人がどう思っているかは知らない)
と感慨にふけっていたりしたわけなのですが
アレ、するってえと、いつぞや○○先生に取り上げてもらったピープロ話も全部本気にしている方もいるのかもしれん
そりゃいかん!
というわけで
半月ほど遅くなったが
当サイトのコンテンツ「ピープロジェクトX」が唐沢俊一氏のサイトで取り上げられた際に唐沢氏からいただいたコメントに対して
ちょっとした補足を試みてみることにする
ま、私が間違っていて、逆に反撃されるかもしれんが
もともと当サイト名は
攻撃側全滅
文句をつけて返り討ちに遭うのもサイト名と同じらしくっていいんじゃねえの
ってなわけで抗議のメールをくれた人の誘いに乗ってみるよ
と、いうわけで問題にしたい部分は
唐沢俊一氏のサイトのコンテンツ裏モノ日記の過去
の
裏モノ日記 2004年3月
の3月30日分
(勝手にリンクしたが、向こうも勝手にリンク貼ってんだから勘弁してくれるだろう)
>『マグマ大使』出 演者へのギャラ未払い問題が今なお話題になることから考えると
この部分である
これではまるでピープロは出演者に一切ギャラを払っていないように思えるではないか
もし「マグマ大使」出演者にギャラを払っていないとしたら
「マグマ大使」の後の作品「スペクトルマン」に引き続き大平透氏が出演するハズがない
確かに現在大平透氏は一連のピープロ作品に関して一切コメントしないことにしているが
それは製作時のギャラ未払いに抗議して
という意味でなく
再放送やメディア化に際しての二次使用料が払われていない
という部分での抗議が主な部分であるはずだ
ついでに言えばこの二次使用料問題も1990年代にはいるまでは
どこのTV局も製作会社も支払っていないのが普通であったわけで
実際、今現在ですら払っていない製作会社もあったりで、告訴されていたりする現在進行形の問題だったりする。
詳しくはコチラの大平透氏が理事をしていた協同組合日本俳優連合のサイトを御覧いただきたい
二次使用料に関しては、傍観者である私には「そりゃ当然払うべきでしょ」と非常に無責任に思うが(制作費を切り詰めて製作している製作会社にも同情する部分もあるけれど)
>今なお話題に
ではなく
ここ数年話題に
のほうがしっくりくると思うのですよ
けどこのメディア化の際の二次使用料ってのもアレな話なんだよね
ピープロがメディア化および放送権を借金苦で売り払ったのが80年代
その頃は二次使用料って観念が皆無の時期だし
売り払った金は借金の返済でほとんど無くなってるし
そこにきて当時は想定してなかった「二次使用料を払ってくれ」って言われても
それは権利を売った会社に言ってくれとか言いたかったんだろうけど
うしおさんイイ人だから
権利を売るときに契約書とか内容をちゃんと確認しなかったんだろうなあ
スペクトルマンの海外での放送権は永遠に手放すってことで契約してたみたいだし
(この辺もウルトラマンの海外での権利を全部売っちゃった円谷プロみたいだな)
ま、その後もイロイロあってピープロ作品の権利問題は複雑になっちゃて
裁判ざたになってみたり
と、まあいろいろあってねえ
おかげでパーフェクTVじゃピープロ作品放送できなくなっちゃったりとかいろいろあるみたいで・・・
やめたっ!長くなるし、結論がでない話してもな
ああそうそう「ゴケミドロ」は最初ピープロが持ち込んだ企画で、特撮はピープロが担当してたんですよ。
なんと言うかあの一文で、一円ほど価値を下げちゃいましたよね、残念です。
モドル