うしおそうじ



その後も特撮作品を採り続け、
怪傑 ライオン丸
鉄人タイガーセブン
などの名作を世に送りだした。
今でも現役を自負し、特撮への
を忘れてはいない。



武田信敬



フジテレビ
を退社し、番組制作会社の日本テレワークを設立。
日本のテレビ業界に番組製作のアウトソーシングと言う、
新たな道筋を切り開いた。



別所孝治



後に、
マジンガー
ゲッターロボ など、
数多くの人気作品を企画。
特撮アニメ界の最盛期を造り上げた。






うしお 別所
番組製作の合間に手が空くと、よく連れだって外に涼みにでかけた。

ある夜、
鷺巣誌郎 が父を呼びに外に出ると、
うしお 別所 が二人そろって真っ暗な夜空を見上げていた。

「あんなに真剣に何を見つめているのだろう?」

不思議に思って夜空を仰ぎ見た
誌郎 の眼に、
ひときわ輝く
の星 が飛び込んできた。





ああっ、あれが ネヴィラの星 か!




理由はわからないが、
ふたつ寄り添って光るその
を見て、
とっさに
誌郎 はそう感じた。

そんな
誌郎 の想いを肯定するかのように、
その
は、漆黒の夜空の彼方から、

いつまでも
うしお 別所 ぼんやりと照らし出していた











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